冥土の旅日記 (108-44) 長浜市 呆け爺の戯言 |
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そうした ・・・・ ある日 あの親子猿が グループのボス猿と共に 御礼に来た |
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眞魚さん その節には お世話になりました 一同 ・・・ 礼 |
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いャいャ 拙僧は 当然のことをしたまで お礼には及びません |
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そして、ボス猿が僧と並んで座禅を組み 何か念じ始めた |
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このボス猿は 仙人の化身で 天王山に |
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長く住みついている 一人でも せんにん チュウくらいやで |
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その力量は計りしれん ・・・・・・ 天王山の戦いで |
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秀吉に 力をかしたのは 云うまでも ナイ話 |
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すると突然 天空から 目映いばかりの 光線が シュルー |
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僧の口から体内へ 時間が止まったような |
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不思議な光景 僧は しばらく不動、、、、 |
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その後 ゆっくりと開眼した パチッ |
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(説によると 高知県の室戸岬にある「御厨人窟(みくろど)」で開眼された) |
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山中にもかかわらず |
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澄んだ青い海と 果てしなく ひろい空が |
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弘法大師 空海の誕生である! 私は未確認ですが! |
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その後、空海が 眼病に よく効く |
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独鈷水(オコウズイ)として 全国に 広めたんや |
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現在では大勢の人が 全国各地から~ |
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参拝者が絶えません ・・・・・・・ ご本尊は |
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十一面千手千眼観世音菩薩像 縁日は毎月17日 |
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バアさん それにあやかって ・・・・・
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