今日はマヤ神聖暦で『嵐 13』(シカ周期)

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こら~~~あせる
 
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ご承諾をいただき、ご質問のシェア記事です。
 
いただいたのは、ハアブ暦についてのご質問。
(Sさまありがとうございます飛び出すハート)
 
 
 
ハアブ暦として知られる365日周期のマヤの暦は、おおよその1太陽年を表すものです。
これは現在のグレゴリオ暦と似ていますが、構造は全く違います
 
あ、ちなみに ですが、「ハアブ」というのはユカテク語の呼び名で
キチェー語では「アブ」と呼ばれます。
もちろん、どちらもマヤ太陽暦の呼び名です。
 
 
さて話を戻して
現在私たちが使うグレゴリオ暦は、ご存知の通りローマ教皇グレゴリウス13世がユリウス暦の改良を命じて作られ

1582年10月15日から施行されたものです。

まぁ…ここを見ただけでも《マヤ太陽暦(ハアブ暦)グレゴリオ暦》なのはわかりますよね。

要するに、グレゴリオ暦というのはマヤ文明のず~~~っと後に作られたもの。

 

 

ただ、グレゴリオ暦も太陽暦なので365日の周期は同じ。

これが「ハアブ暦=グレゴリオ暦」と間違って認識される要因の一つかもしれません。

 

 

 

マヤ太陽暦(ハアブ暦)ではひと月は20日間で、それが18ヶ月あります。

そして‟ウァイエブ”と呼ばれる5日間だけの月がひとつあり

20日×18ヶ月+5日=365日という周期になっています。

(* この‟ウァイエブ”はめっちゃ重要ウインク)

 

 

ね?同じ365日周期でも、内部構成は全く違うでしょう?

 

 

しかも、グレゴリオ暦と違って、マヤ太陽暦(ハアブ暦)は「4年に1度のうるう年の調整」がありません。

 

 

もちろん、天文学者だったマヤの人々は1太陽年が365.2420日ということを知っていました。

だから、365日周期のマヤ太陽暦(ハアブ暦)が実際の太陽の動きとズレて行くこともわかっていました。

 

そこで、古代のマヤの人々もそのズレの解消にうるう年的なものを設けてはいたようですが

それがどのような形で行われていたのかは、現在までまだ解明はされていません。

特に現在では全く調整が行われないので、マヤ太陽暦はどんどんズレて行く一方(苦笑)

このズレは、現在のマヤ民族の状況では解消されることは難しそうです。

 

 

以上のような理由から、

マヤ太陽暦(ハアブ暦)とグレゴリオ暦は全く別のモノ

というのは…ご理解いただけたでしょうか?