今日はマヤ神聖暦で『風 2』(ワニ周期)

次女の力作(笑)

 

************************

今日の過去記事は、第三の城について。

タイトル見て、「え?今は第三の城じゃないでしょ凝視」って思った方もいるかな?

紛らわしくて失礼しましたあせる

 

さてさて

私がかつて学んでいた‟マヤ暦”でいうところの、5つの城は下矢印コレですね。

image

 

260ますのツォルキン表を、52ますずつ5つに区切って

そのひとつひとつを「城」と呼んでいました。

 

第一から第五まで、それぞれに意味があるのと

「同じ城の人は、‟同じ国民性”のようなものを持つ」ということも

当時教えていただきました。

 

 

 

では、マヤ神聖暦ではどうでしょう?

 

 

まぁ…多くの方が思われている通り

マヤ神聖暦には「城」という概念はありません

 

神聖暦には、52日毎に一括りにするようなものはないんですよね。

 

 

つまり、「城」という考え方も

ホゼ博士が考案されたオリジナルのもので、マヤの伝統には無いんです。

 

 

 

あとはね、マヤ神聖暦って基本的に「20日」がひとつの単位となっていて

「13日の周期が20回巡る」というより

「20日単位が13回巡ってくる」という捉え方なんですよ。

 

しかも、「色」も無いでしょう?

だから、「赤・白・青・黄が13日ずつで52日」って考え方にならないわけひらめき電球

 

 

 

ところが!!

これを見ると「あれ?」ってなるかもなんだけど下矢印

 

これ上矢印は、ボルジア絵文書で

神聖暦の日々を絵文字で表しているものです。

 

 

始まりは右下で、そこから左に一日ずつ進んでいき(この本では見開き4ページに渡っています)

52日分進むと右下のスタートの一段上に戻り、そこからまた左に52日分進みます。

 

これが、「城」に近いっちゃ近い…と思えなくもない?かな?(笑)

 

 

と言っても、この絵文書には先に書いたような「赤白青黄」の色は無いし

52日毎に「種まき」や「鍛錬」「変化・変容」「実り」「マトリックス」という意味を持つことも無く

あくまでも構成が似ているというだけで、概念としては全くベツモノなのがわかりますよね。

 

 

しかも…このボルジア絵文書は、「マヤ」というより「メソアメリカの先住民」が残したもの。

だから、これは「ワニ 1」スタートの伝統が記されているけれど

昨日の記事にも書いたように、グアテマラでは「サル 8」がスタートとされているでしょう?

 

 

そもそも、神聖暦の始まりとされる日があいまいなので

52日という区切りが、どこからどこまでとなるのかも決まらない という難しさなんですよ(笑)

 

 

 

ということで

マヤ神聖暦には、「52日間ごとの‟城”」は存在しないのがわかっていただけたかなぁクローバー

 

 

「マヤ神聖暦(マヤの伝統)には「城」の概念が無いんだ~~~ビックリマーク

と知った時、私は結構驚きだったんですよね(笑)

 

‟マヤ暦”と呼んでいても、かなり「マヤの伝統」とは違っててビックリすること多いでしょう?

でも、違いを知ると面白いよね音譜