木版画家住職を訪ねる・每来寺

よく晴れたシルバーウィーク、三密を避けて県北に出かけてみました

真庭市久世の市街地から少し北に入った所に、ポツンとそしてとても存在感のある禅寺があります

私の好きなテイストの力強い、説得力のある木版画家を摺る住職、岩垣正道氏が30年かけて廃寺を建て直した每来寺

伺う前に電話をしたところ、住職ご本人が快く応じていただきました

天井画がすごいよとは聞いていましたが、100枚以上ある版画絵。ほぼ独学で技法を習得されたとの事。

若い頃は、油絵を描かれていたとの事です

版画家になってから、ニューヨークやヨーロッパでも個展を開催されています

私が特に気に入っのがこの和室

長月の紅葉の上に雪降りぬ見ん人誰か歌を詠まざらん

丸々と丸め丸めよわが心まん丸丸く丸くまん丸

じっと虫の音だけを聞きながら、日々の雑念を追い払いたい気持ちです

お寺でもあり、ギャラリーでもあるお寺。棟方志功やピカソが好きな方はハマります

事実今月、岩垣正道氏の個展が岡山市北区のaxcis(雑貨、輸入家具のお店)のギャラリーで開催されていました。

最後まで読んでいただいてありがとうございます。<文責:Y>

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