ブリ部屋管理記録

ブリ部屋管理記録

クワガタ好きな社会人のクワガタだったり日常だったりとかの雑記。
更新は遅め、Twitterで活動中!

お疲れ様です。
次の記事は本年に購入しましたものについて書いていこうと思います。

フライミヤマクワガタ
西カメン産
こちらは産卵セットするも産まずに死亡...
掛かりが甘かったかなぁと内省。
 

ヘラクレスオオカブト(亜種パスコアリ)
最近見かけない種類。
SBにてPairが安価だったため購入。
現在幼虫を飼育中。
 

ドンミヤマ
ベトナム クゥアンナム産
ドンは好きなので購入。
20程度卵を採りましたが何故か孵化に時間を要しました。
原因不明ですが、産卵セットに使用したマットが今年は何故か調子が悪かった...

モンタネルスホソアカ
ボルネオ サバ トゥルスマディ産
WDよりやりたくて購入。
20位卵採って友達に分けた。
うちは全♀\(^o^)/

ビルマニクスゴホンツノ WD
タイ ウンパーン産...だったかな?
採卵に癖のある種ですがUマットオンリーで11個採卵。
孵化してきた幼虫を飼育中。

パリーフタマタ(亜種ディロレイ)WD
安かったから買った。
スマトラ亜種との違いなんかをしっかり判る個体がだせるといいなぁ...

ランミヤマ
買ったまではよかったんだけど、セットして数日で死亡...
チェンに近い種類ではあると思うけどもっと大型の個体を見て判断したかったかな....

ウォレスノコギリ
セットして18位幼虫が取れてる。
材産み傾向がかなり強く、マットに1幼虫いた以外は全て材から出てきた。
ちなみに3頭ほどプチっとやってしまった。
反省。

クーランネブト
標本用に欲しいなぁ...ということで安かったので購入。
ブリードはくそムズイ種類だったと思う。
山土と赤枯れ混ぜてみたりしたら産まないかなぁ...
多分違う気がするなぁ...

チェンミヤマ
旧フルキフェルミヤマ。
今一般的にフルキフェルと言われるのは旧カツラミヤマ。
アゴのがっつり開いたかっこいいやつ出したい。
多分チベットミヤマ系統の虫だから下手なことしなけりゃ産むと思う...多分。
 
と、今年も色々買ってました。
来年は....ラインの増強の方に力を入れたいなぁ...と思いつつ多分なんか増やします。
恐らく。
お疲れ様です
年の瀬ですのでブリード総括の報告を行います。

先ずは羽化個体から
ヤクシマオニクワガタ
貰い物の幼虫から羽化。
栄養フレークだとお腹が出過ぎてしまうので添加抑えたマットの方がいいかも。
800ボトルで多頭管理して幼虫見えてたけど環境悪化(忘れてた)により全滅...

ゼブラノコギリ(亜種レダエ)
こちらも貰い物の幼虫。
53mmは結構デカイのでは、と思うけどレコード登録ないし野外最大わかんないし...
800cc栄養フレーク1本返しでこのサイズまでは出る印象。
意外と500ccで数本返ししてみた方が大きくなったりするのかなぁ...?
こちらはSBにてゼブラが欲しいと来た子供に販売
将来に期待


ゼブラノコギリ(亜種ルソンエンシス)
8001本返し。
最後気温を上げたけどその結果短歯。
長歯なら50後半〜位は見えたかなぁ...
リノケロス(亜種chaudoiri)
WF1サイズ勝負してたヤツ。
800→1300→2300栄養フレーク使用
フレークをもう少し熟成させてフタマタにより適した状態を作ってやると良かったかなぁ...
生オガとか使ってみても面白いかも。

グランディス(亜種モリヤイ)
GardaとOAKSアウト系をやってみた
AG→月夜野1300→個体によってはマット1300で管理
73程度がMAXなので致命的に間違えてる。
次サイクルはもっと出せるように...

アンタエウス(原名、亜種ミヤシタ)
原名は82mm、ミヤシタは78とか。
ミヤシタはWF1からだからこれからに期待。
言明は45gまで乗せたけど最後暴れたの反省。
現在次世代セット中

スジブトヒラタ
友達の採集品の累代。
セット解体してたら漏れた幼虫が出てきて800に
Uマット放り込んで羽化。

セルニコルニス
800に栄フレ
あんましでかくなんなかった。
温度低すぎるとかは...ないと思う
ギラファ(亜種ケイスケ)
WF1から100upは出る。
G-pot500→AG1300→大夢1300→大夢1300
序盤わざとセラーでゆっくりやったら43g位まで行った
結果106mmで羽化したけどパカッた。
かなしいね

レックス
画像忘れてたから𝕋𝕨𝕚𝕥𝕥𝕖𝕣から引っ張ってきた。
3年かかった。長かった。
羽化まで餌変え10回で153g→110mm up
コバシャ小で充分。
ゾウカブトやると他のカブトの感覚バグるので注意
マルス
なんか1年半位で羽化しちゃった。
別に小さくもないし....ナニコレ?
なんなら12月にペア蛹化したし...そういう血統???

アンタエウス(原名)
忘れられてたヤツ。
特段語ることもない...かなぁ
来年別系の♀入れて入れ替えしたいかも

アクベシアヌス
なんやかんや2年位?
マットの管理状態が良くなかった。
800は狭かった。
これに尽きると思う。

今年はこんなもんかなぁと思います。
産卵セットと増種については別途記事を書きます...
気力がある内に....笑

ミシュミミヤマ
CBF2 India APLS
お友達のG氏から幼虫を頂き飼育開始。


ミシュミミヤマとは?
Lucanus mishmi (Okuda et Maeda,2014)

インド北東部(アルナーチャル・プラデーシュ州)に生息するミヤマクワガタの1種で、ドヘルティミヤマに禁煙な種。(他に近縁な種としてハンスミヤマが知られる)
2014年にアルナーチャル・プラデーシュより得られた2種のクワガタムシ科の新種の内1つとして記載された。


25年2月16日に栄養フレーク800ccへ投入

同年7月に蛹化確認
2♂1♀


8月中旬頃羽化。

残念ながら2♂目は不全個体であった。
後日落ちてしまっていることを確認。

羽化した個体は58mm程とあまり大きいとは言えない個体であった。
とは言え見れる形にはなってくれたので一先ず及第点という感じだろうか。

何も言うことが浮かばなかった。


反省
ボトル投入時期が遅かった。
1本返しで十分だが途中で水分が抜けすぎている。
要加水かなと思う。
水分量が少ない為劣化は少なかったが吸収できる栄養も少なかったかもしれない。
22℃管理では1年1化だがもっと下げる事で2年1化させることもできるとは思うが、この個体群に対し2年1化は必要なのか、低温とはいえどこまで下げて大丈夫なのかが不明確な為次サイクルにて検証したい。

本日はここまでとなります。
此処まで読んで頂きありがとうございました。

レックスゾウカブト 

Megasoma rex (plandi,2018) 

ペルー・イキトス産

CBF1 

 以前はアクティオンゾウカブトとされていたが、

スウェーデンのウプサラ大学博物館のレクトタイプ

標本を基に分類が見直され独立種として記載された2種

(Megasoma rex とMegasoma vazdemelloi)

の内の1種類である。

vazdemeloiについては国内未入荷※である。

※以前vazdemeloiとされる♀が輸入されていたが羽化してきた個体の写真的にMegasoma janus argentinumの様に見える為個人的にはvazdemeloiは国内には居ない(標本は別として)と考えている。


また、rexとactionとの違いとして頭角突起形状及び後脚符節基部突起形状と前脚脛節先端部の溝(切れ込み?)の違いが列挙される。

現在ではMegasoma johannaeと呼称されているが、国内ではレックスゾウカブトの名前が定着しつつある為、混乱防止の為私は本個体群をレックスと呼称する。

尚、ヤフーオークション等ではときおりヨハナイゾウカブトとして本個体群の標本が出品されているが別に間違いでも何でもない(国際命名規約:ICNでは先取権的にjohannaeを認めている為、寧ろ間違っているのは私である。)上で述べた通り、混乱が起きる事が否定出来ない為、レックスと呼称する。


管理履歴
2022年9月頃購入 

2023年3月〜コバエシャッター小ケース管理開始

76g(3令初期)

同年5月96g

同年6月106g(コバエ発生の為餌かえ) 

同年8月124g

同年11月134g

2024年2月135g

同年5月139g

同年9月144g

2025年4月156g 




同年5月154g(コバエ発生の為餌かえ)



同年7月蛹化




同年8月羽化


同時期にもう1♂羽化したが此方は後翅がしまえず不全



羽化した個体は110up程度となった。

120〜以上を目指すのであれば170g以上は必要かと思われる。



面白い事に、今回羽化した個体は胸部頂点の突起が発達しており、4本角レックスとなった。


レックスといえば個体の特徴的にやや盛り上がる様なことは有るがここまで発達した個体は中々見かけず面白い。(画像手前は飼育個体。奥は野外品の標本)


因みに此方はアクティオン。
頭角突起をよく見ていただくと違いが有るのがお解りいただけると思う。(アクティオンの奥の個体が特に顕著に特徴が出ています)

ブリード総括

3年かかった。
23〜25℃でも全然3年コースなので短くするのは無理。
正直孵化から2年で何処まで乗せれるかがミソかな
その後もダラダラ伸びるけどこの辺でガッツリ乗せるのがでかくするために必要かな。
コバエシャッター小で十分見れるサイズにはなる。
幼虫が丈夫(大体の大型カブトはそう)だから多少雑管理でもいいけどちゃんとやればやるで羽化後の達成感は有る。


〜あとがき〜
友達から初齢5頭と別の友達から♀単が来ましたので
もうワンサイクルやります笑

報告は以上になります
ここまで読んでいただきありがとうございました。








Dorcus antaeus antaeus(Hope,1842)
アンタエウスオオクワガタ原名亜種
ネパール・コタンCBF8
2023年末kuwataにて購入。
〜アンタエウスオオクワガタとは?〜
1842年にWiliam Frederick Hopeによって記載された
オオクワガタの仲間。
嘗てはミナミオオクワガタの和名で知られ、昨今では
学名の通りアンタエウスオオクワガタと呼称される。
Type Localityはkasya Hills near the boundary of Assam
とされており、現在流通しているカシヒル産が基準産地の個体群となると思われる。
(...そうだよね???)
この他に2亜種が存在し、
マレー・南ベトナム亜種である
Dorcus antaeus datei (Fujita,2010)
そして北部ベトナム・タイ等のインドシナ系亜種の
Dorcus antaeus miyashitai(Fujita,2010)
で構成されている種で、近縁としてシェンクリング
オオクワガタ
Dorcus schenklingi (Moellenkamp,1913)
が存在する。
実際♂はそこまで似てるか?と思うだろうが
♀は結構似てると思う。
まぁ♀が似てるから近縁ってのはちょい思考放棄やろって言われたら返す言葉も無いんだけど....
中国まではアンタエウスが生息して台湾になるとシェンクリングが代置種なのかなぁ...
というか祖先は共通で台湾が中国大陸から離れた際にそっから種分岐して今にいたる〜みたいな感じかなぁ
両方マットにも産むしなぁ...
なんとな〜く日本だとヒメオオに近い形にも見えなくないな〜とかぼんやり考えてみたり。
実際その辺どうなのか、誰かご教授くだせぇ。


以下飼育情報




2024年1月にペアリング
産卵セットは小ケースに特A APOマットを使用
割り出し後幼虫は多頭管理〜800ccへ栄養フレークEX固詰めへ投入。
その後1頭2令にて11gある個体を確認し2300cc栄養フレークEX固詰めへ投入

2024年12月には45gまで成長
80は余裕で超えるであろうと予想。




25年3月に蛹室形成〜前蛹となった
28gと少し体重ロスが大きく思ったより伸びないかもと推測
※この1ヶ月ほど前からやや暴れ気味であった為、体重ロスに繋がっている可能性。
同月29日に蛹化。
22gの蛹となったが思ったよりも体は小さく、太めな個体である様に見えた。
蛹アップ
大顎が太く原名亜種らしい形をしている。
25年5月に羽化。
81mm程とやはり思ったよりは伸びなかった。
然しながら横幅もあり中々格好の良い個体だと思う。
同時期に羽化していたメスも50mmを超え、次世代はこのペアでやってみようと思う。
(こちらは1300cc栄養フレークからの大夢オオヒラタケにて羽化)
反省事項
産卵はとても簡単。
数を抱えるには要求ボトルが1300〜2300とやや大きめ
種的にシェンクリングに近いとされている為♀殺しはやや警戒。
念の為顎を縛る事を推奨。
幼虫は22°C管理でもやや温度は高いかもしれない。
サイクルは早い印象を受けるがその分引っ張るために低温(19〜18ないし17.5℃が必要か。
ボトルの投入は2令で充分間に合う。
3令後期は特に暴れに注意が必要。
2300で放置でもいいが、サイズを狙うのであれば2度食いするとはいえ餌換えは必要。
わざと食いカスを混ぜてバクテリアを入れてより食べやすい状態を作って見ると良いかも。
マット管理での2度食いによる餌の栄養吸収はどの程度か、もし余り効果がない(摂食量に対し体重が乗らないのであれば上記対応の方が望ましいと考える)
暴れ対策として捨て瓶によるショック蛹化をわざと引き起こす事もアリと考える。
今サイクルにて出来なかった事項でもある為効果検証の必要有。
餌は栄養フレークでも充分に育つ。
コンスタントな餌換えを必要としない為固めに詰めて1本を使用する時間を長くする事が可能であるが放置のし過ぎは間違いなく個体の最大ポテンシャルは引き出せない。
3令初期〜3令中期までは餌換えは必要無いと思うがマットの劣化や摂食量次第では必要。
上記の通り後期〜蛹化前出交換してショックを引き起こす事が出来るのであればおそらくロスは少なく出来ると思うが、逆効果の懸念。
報告は以上になります。
ここまで読んで頂きありがとうございました。

Dorcus rectus yakushimaensis(Tsuchiya,2003)

コクワガタ 屋久島亜種

屋久島産

累代:WF1


本個体群が属するDorcus rectusは5亜種により

形成される。

1.本土コクワガタ(原名亜種)

   Dorcus rectus rectus(Motschulsky,1857)

2.コクワガタ八丈島亜種

   Dorcus rectus miekoae(Yosida,1991)

3.コクワガタ三島亜種

    Dorcus rectus misimaensis(Tsuchiya,2003)

4.コクワガタ屋久島亜種

    Dorcus rectus yakusimaensis(Tsuchiya,2003)

5.コクワガタトカラ列島亜種

    Dorcus rectus kobayashii( Fujita et Ichikawa,1985)


今回は4の屋久島亜種の飼育結果になります。


まず個体の特徴についてですが、

原名亜種であるrectusに比べ体色は赤褐色であり、♂はやや幅広く大顎も太短い傾向にある。


トカラ亜種kobayashiiや三島亜種mishimaensis、八丈島亜種miekoaeと比較すると体表の光沢は弱い事が特徴として挙げられます。


Holotypeは屋久島の安房より得られており、

神奈川県立生命の星・地球博物館に蔵しており、

Paratypeは種子島、馬毛島より得られています。


幼虫飼育

お友達のG氏よりWF1の幼虫を頂き、

栄養フレークEX1300CCにて2匹ずつ投入し管理。

管理温度は常温(23〜25℃程度)


羽化個体
羽化1号
50mm届かず...

羽化2号
残念ながら羽化後死亡。
測定時51mm程度有ったがしっかり固まった場合
50mm丁度程度と考える。

個体比較
死亡してしまった50mm程度の個体の方がやや顎が
長く見える。

反省
今回の飼育では最大個体の死亡と云う不幸が発生した。
不全により死亡してしまった為原因の追求が必要と考える。
幼虫飼育は1300ccにて管理を行ったが実際800ccで十分と考える。
♀も30mmを超えていた為、餌の選定は間違っていなかったとも考えられる。
今後累代し餌慣れさせることでより大型個体を安定的に作出出来ると思われる為、しっかり続けていきたい。

以上
ここまで読んで頂き有難うございました。

アトラスオオカブト フィリピン亜種

Chalcosoma atlas hesperus(Erichson,1834)



フィリピンに生息するアトラスオオカブトの亜種。
ルソン島をType Localityとして記載された亜種である
現在アトラスオオカブトは7亜種に分類され、
スラウェシ島等に生息する原名亜種atlas
バンガイ諸島に生息する亜種shintae
ブトン島に生息する亜種butonensis
フィリピン群島に生息する亜種hesperus
マレー半島等に生息する亜種keyboh
インド等に生息する亜種mantetsu
シムルエ島に生息する亜種simeuluensis
の7亜種が存在する。

タイプ標本はロンドンにあるリンネ協会に胸部のみが残っている。
※アトラスオオカブトはカール・フォン・リンネが記載している。
基産地にはアメリカとの記載が有り、図示されていないが...

今回飼育した亜種hesperusはアトラスオオカブトの中でも最大となる個体群であり、種名の由来はギリシャ語源で「宵の明星」を意味し、金星の事を指す様だ。


横から見ると頭角の盛り上がりがよく分かり、
キロンオオカブトによく似ている。

こちらがそのキロンオオカブト。
明確な違いは頭角の第一突起の有無にあると思う。

背面より比較。
サイズ差が顕著である。

hesperusの胸部
点刻が明瞭である。
一方のキロンオオカブトでは明瞭な点刻は
確認できない。

使用した標本の個体は
Mindanao Compostela Valley Maragusan
2018 Wild Native.leg
(むし社にて生体ペア購入品)と
Indonesia E.Jawa Mt.Argopro 
2019 Wild Native.leg
(Beetle onにて生体ペア購入品)
を使用。

ここから飼育について。

まず今回飼育した個体の産地は
Mindanao South Cotabato  Lake Sebu
となり、一般的なダバオ・デ・オロ(旧コンポステラバレー)とは違う産地である。

入手の経緯は、友人よりWF1の幼虫を頂いた。
(Yukiさんいつもあざっす...笑)
飼育にはBUBUカブトマットを使用。
初齢〜3齢初期まではBeetle on貸し棚にて管理
1300ccを使用。
(約22℃)
3齢より自宅にて管理。
コバシャ小ケースにて管理。

2024年4月 小ケース投入時。
この後9月頃に餌を替えた際には74g程まで成長。

2025年2月に前蛹となった際に測定したところ
69gをマーク。
ピーク時は80g近かったのかもしれない。

2日後に蛹化
ちゃんとロングホーンの形になってくれていた。


2025年5月に羽化するも不全...
92mm程の成虫が羽化。
因みに頭角で最大を取ってみたら102mm位有った。
余計に不全が悲しくなっただけだった。


反省
ケース底の蛹室をそのままにしたのが大きい不全要因と考えられる。
底で足が上手く掛からずに反転できずに上手く羽化できなかったのかなぁと推察している。
今後再発防止としては底蛹室は露天掘り〜人工蛹室が必要と痛感。
胸角が真っ直ぐよりだったら95位あったかなぁとは思うがタラレバなので考えない事にした。
小ケース程度でもしっかり大きくなってくれるのは有難い。
次があったら蛹室形成時の位置には十分に注意したい。


以上で報告を終わります。
ここまで読んで頂きありがとうございました。

インターメディアツヤクワガタ
(ダールマンツヤクワガタ亜種インターメディア)
かつては独立種としてOdontlabis intermediusとされていたが現在はダールマンツヤ(Odontlabis dalmani)の亜種となっている。

近縁種としてスピタツヤ(Odontlabis subita)やルディカツヤ(Odontlabis rudicae)が存在する。

尚、和名としてインターメディアツヤ、学名でOdontlabis dalmani ssp. intermediusが広く使用されるが実は無効名で、正しくはOdontlabis dalmani tarandusとなるとの情報があり、調査してみた所、
Vab de pol.1889にて本種がintermediusとして記載されたが1864年にDeyrolleがOdontlabis intermedus(Odontlabis carunatusのシノニム)を記載している為無効名となってしまっており、Mollenkampが1903年に記載したtarandusが有効名となった様です。

ところで和名だとタランドゥスオオツヤと被るけど...って思ってたら和名はインタメでええんでね?って書いてる人もいらっしゃいましたのでインタメの儘でいいのかなぁと思います。正直混乱するし。
学名的にはMesotopusとOdontlabisなんで混乱しませんが...幼虫の食性も全然違うし。

所で、Odontlabis carunatusって聞いた事ない種類なんですが...なんかのシノニム??それとも俺が知らんだけ??

ちなみにタイプローカリティはPhilippinarum.inslarum.esse.って所らしいです
キイタコトナーイ....

と、前語りはこの辺にして飼育内容について触れていきます。

 友人よりWF1幼虫を頂いた為飼育開始。   
パラワン島 ガントン産WF1
初令をBuBuカブトマット800ccにて管理
その後、2令後期にコバシャ小ケースへ投入。
因みに、ツヤクワガタの餌替えは私は基本全交換でやってます。
雑虫や劣化の場合鮮度の良いマットを継ぎ足すのが嫌すぎるからってのが理由ですね笑
 
交換したマットの底まで穴を掘り、底部に幼虫が横になれる程度のスペースを作り投入することで安定します。
(固詰めで穴だけ開けると高確率で☆ります)


1回目の餌変え時。
微妙です。
2回目の餌変え時 
ぼちぼちでかくなりましたが油断大敵。

2024年8月に♀が羽化。
こちらは53mm程。


時点の♀
ちょっと先のやつより大きいかな〜って位
先に羽化した個体を計測。
縮こまられると隙間開くから詐欺臭い写真に...笑

42gからの前蛹。
ケツがでかい為ウ〇コの量が多いのかかなり縮みます。


こちらが蛹化の様子。 
この時点で中歯〜長歯かなぁって状態です。
蛹化完了状態
内歯の根元に鋸歯状の突起が出る場合中歯扱いかなぁって感じの蛹です。

羽化1.5日前の状態 
まだアゴについて確定的な要素は言えないかなぁ...って
考えてました笑

羽化
大顎根元に鋸歯状の突起が無いので長歯ですね
短いけど←

でも、パカです。
原因としては右鞘翅の上部が上手くハマっておらず
尚且つ少し羽が短い為にこのような状態になったものと推察されます。

こればっかりは個体のポテンシャルによるものなんで仕方ないかなぁ...と
恐らくは蛹の時に左鞘翅根元ら辺に負荷かかって歪んでた可能性もある様に考えられますがタラレバ言ってもしょうがないので割り切ります。

総括
悪くは無い結果かなぁ...
管理温度は18℃前後。
餌はずっとBuBuカブトマットでおk
前蛹〜蛹が長い。ツヤ全体的にそうだけど長い。
ほんとにちゃんとやるなら中ケ位必要かも。
劣化と線虫と小バエ湧いたらオワリ。
Max50くらい乗せれれば多分95位は行ける。

ワンサイクル回したら結構満足かも。
という事で次はアルケスやります(もう幼虫取れてます)

以上。
報告を終わります。
ご覧頂きありがとうございました。


Hexarthrius buqetii (Hope,1843)

 

1843年10月2、ロンドン・リンネ協会の特別会員であったFrederick William Hopeによって記載された。

タイプ標本はジャワ島より得られており、記載文にも Habitat in java.の記載がある。

この事からType Locality :ジャワ島と読み取れる。

 

実際に本種はジャワ島特産の種類であり、ブケットの名前の由来はフランスの昆虫学者兼標本商であった

Jean Beptiste Lucien Buquet氏に献名されている事に因む。

 

2024年親虫入手

West Java Kabupaten Sukabumi Gunung Gede(Mt.Gede)

 

 

年の為追い掛けを行ってからセット開始

(フタマタクワガタの仲間は種無し、空砲が多い為)

 

内容は中ケースに爆産くん特A APOマットを浅目に敷き、産卵材を転がしてセット。



 

 

2025年2月にオスが羽化。

70mm程であり、大型では無いがまぁまぁ見れる形には成ったという感想。

メスは昨年11月頃に羽化し、こちらも大きいとは余り思えないサイズ感。


確か71mmとか
やっぱし75mm以上〜80とか見てみたい
栄養フレークEX1300 1本返し
居食い系の食べ方だから容器スペースを広く取って
食べる箇所を増やしてやってみても良いかも。
劣化管理のためにわざと粗めの餌混ぜてみると面白いかな?

特に何も言うことが無い...

 

反省点

一本返しをするのはいいがマットの劣化、腐朽状態にもっと気を配るべき。

特に劣化は最悪死亡に繋がる。

一本で70mm近くになるが、二本返しではどうなるか

管理温度を下げるとどうなるか、をもっと詰めてみてもいいと思う。

 

 

 

 

 

 

新年度ですが特にやることが変わらない社畜です。

今回は展足について語ろうかと思います。

〇展足とは?
標本にするために個体の足や触覚の形を
整える事を展足と云います。
整えることで見えない部位を見やすくする
(昆虫の多くは死亡時に脚を畳む為、脚の特徴が見にくかったりします。)

〇色々種類があるの?
甲虫目では大きく分けると2種類存在します。
①ユーロ式
②日本式
各展足について軽く説明します。



上がユーロ式展足となります。
個体はアクティオンゾウカブト
Megasoma actaeon(Linnaeus,1785)
French Guiana 
WD
特徴として、脚部を地面に接地し脚部と胴体で設置することで安定感がある仕上がりになり、
落下時の破損リスクが減ります。



そしてこちらが日本式展足。
個体はレックスゾウカブト
Megasoma rex(Prandi, 2018)
産地データ無し。
WD
日本式は脚をしっかり伸ばし、
ピシッとした印象になります。
(人間で言うと気を付けをしてる様な...??)
接地面は胴体のみで、落下した際の破損リスクは
こちらの方が高く、標本針を中心に
個体が回転してしまう事もしばしば....

どうやって展足するの?
これについてば画像を用いながら説明します。

①虫をスタイロフォームの上に接地して大体の幅を取ります。
今回はストリアータツヤクワガタ
Odontlabis striata

②スタイロフォームを虫の幅(縦横両方)に合致するように溝を掘ります。


次に生体を固定していきますが、私は海外製の針
(上はEnto sphinxとBohemia)
を使用しています。
こちらの方が日本製より生体が回転することが少ない
です。
(どうやら日本製は表面をツルツルにしすぎて逆に滑ってしまうそうです....💦)

上が日本製、(志賀昆虫製)
中がEnto sphinx
下がBohemiaの針です。
上のまるぽっちが大きいので掴みやすい針って
印象です。



生体の針刺しは基本1本のみです。
(多くの人はここで勘違いしてますが他の針は固定用なので生体には刺してません。)
針は上面からみて右鞘翅上部に針を刺します。
上の写真(横向き)の様に横から見て真っ直ぐ、
上から見て真っ直ぐになる様に針を刺します。

んでこちらが展足用の針です
私は志賀昆虫用の針を用いて
腿節〜符節にかけて針を細くして固定していきます。

と言っても初めに胴体を固定しないとズレてしまう
ので鞘翅の後方、腹部と胸部の間を固定します。
この時に輪ゴムを用いて固定するのもありです。
後脚の展足イメージ
個人的には符節を少し開くイメージで作成してます。
同じ要領で固定針を増やしていきます。
この時になるべく左右対象となる様にすると綺麗に
仕上がります。
こちらは触覚の固定イメージです
自分は1番苦手です.....
ミヤマとかなんか上向いちゃうやつ居るし.....

こちらが展足中の全体像になります 
(個体は変わってミラビリスノコギリ
Prosopocoilis milablis)
私個人の好みとして中脚はやや閉じ気味にしています

こちらが展足完了後、乾燥まで終わった状態です 
(こちらも個体が変わってタイワンヒメミヤマ原名亜種
Lucanus swinhoei swinhoei)
ここまで終わった後、ラベルを添付して箱に入れて
完成となります。

箱入れの様子
こちらはOdontlabis 〜Neolucanus族


以上が私の展足方法と箱入れ、展足の意義についての考え方となります。
展足方法については人によって拘り、好みがある為
自らの好きな形を模索してみることが1番と思います。

考え方等、参考になりましたら幸いです。

では、本日はこの辺で
お疲れ様でした。