前回は薬の乱用の恐怖と
側湾症への影響を書きましたが
今回は時系列的に
薬の乱用と側湾症の悪化の
相関性を書いていきたいと思います![]()
まず第一に確かに若い頃から側湾症と
診断されていたわけですが
成長が止まったら
側湾症は進行しないと
聞いていました
確かに重症の側湾症だと
重力に負けて1年1度くらい曲がっていく
と聞いたことがありましたが、、、
最初に弱オピオイドのトラムセット
に出会ったのは10年前のことでした![]()
当時通っていたペインクリニックで
処方されたものです
最初は痛くなった時の
頓服で飲んでいました
この頃背骨の湾曲は38度
くらいだったと記憶しています
トラムセットを飲むと
なぜか気持ちが前向きになり
当時ちょっとうつ傾向だった
私にはうってつけの薬でした![]()
また内科からはリリカが
処方されていましたが
思ったほどの鎮痛効果はなく
ただただ食欲が増して
太るだけの薬でしたので
少し飲んだだけでやめてしまいました
むちゃくちゃ眠くなるのも
特徴でした![]()
そのような経緯で段々トラムセット
の飲む量が増えていきました
ペインクリニックでも
痛いと言えば側湾症である私には
普通に処方されました
トラムセットが処方可能量いっぱい
になった時に
もっと痛みをなくしたい
気持ちも前向きにしたい
と思った私はネットで
トラムセットについて
調べました
すると麻薬系の弱オピオイドに
風邪をひいた時に出る痛み止めの
アセトアミノフェンがくっついている
薬でした
アセトアミノフェンは子供の鎮痛にも
使用されるやさしい薬です
やさしいと言うことは
あまり効かないと言うことです![]()
なら麻薬成分だけの薬って
ないのだろうか?
と思いました
するとやっぱりありました
トラマール というお薬です![]()
すぐにペインクリニックの先生に
トラマール の処方を頼むと
快くOKしていただきました
この頃弱オピオイドを使ってから
3年ほど経っていました
また考えてみれば前より
背中がだるくなった感じが
ありました![]()
トラマールは私のはピッタリで
痛みはおさまるし気持ちも
前向きになりました![]()
しかしこれまた処方量が増えていき
最後は制限いっぱいになっていきました
薬はだんだん慣れて効き目が
弱くなっていきます
私の場合は精神的にも依存していた
ためにもう少し処方量が
何とかならないかと思いました
まだこの頃は強オピオイドのことは
あまり知りませんでした
この時側湾症の度数は45度になりましたが
まあ測定の誤差程度だと楽観していました![]()
そしてトラマール を増やすことばかりを考えました
ネットで調べていると
海外からの取り寄せで
トラマール が帰ることを発見しました![]()
ここでちょっと説明ですが
弱オピオイドには
ある一定の量まで飲むと
後どんだけ増やしても
痛みに対する効果は
増えないので
本当はここで強オピオイドに移るのですが
私としては
痛みはある程度おさまっていますし
何より気持ちが前向きに
なると言う副作用的効果が
薬の慣れによって薄まっていくのが
困りました![]()
そして海外通販でトラマールを見つけた私は
すぐに購入し処方された
容量以上にトラマール を
飲むことにしました
すると痛みの鎮痛効果は
あまり変わらないものの
気持ちが前向きになるという
効果は増えたように感じました![]()
このように泥沼にハマっていく私は
さらにもっと深い沼にハマって
いきます![]()
続く、、、