入院5日目
その夜急にドアが開くと
そこに主治医の大先生が
まるでお風呂屋にでも行くような
出立で立っていた
そして一言
『ご相談があります
コロナ感染で手術ができませんでしたが
予定もあるので2回分いっぺんにやってしまいましょう」
え、、、
そうなんです
今回の手術は2回に分けてする予定でした
脇腹を切って人工骨を腰に入れる手術と
今回の手術の主目的
前回の手術で入れたボルトが外れた部分と
そこから下の側湾の矯正、固定
の二つです
その二つを別の日でなく同じ日に
一気にやってしまおうという
提案です
なんだ
2回が1回になるじゃんラッキー
と思った私がアホでした
これは主治医の悪魔の囁きだったのです
そんなこともわからない私は
喜んでその提案を了承しました
それが後でとんでもない苦しみを生むことになるのですが
つつきは次回、、、