ホームラン記録は不平等?
団体競技においての記録は鵜呑みにして良いのか?と思う事があります。
身近なところでは「ホームラン世界記録」という王貞治氏が作った偉大なる記録ですが、果たして本当に世界的偉業なのか?と疑問が残ります。
何故なら、ホームラン記録というのは球場による環境や相手チームや相手投手の違いなど全てにおいて条件が異なります。
分かりやすい例でいえば、球場の広さや環境による違い。
王氏がホームグラウンドとした後楽園球場と甲子園球場とでは大きさや自然(特に風)の環境が大きく違います。
これは現在の神宮球場をホームグラウンドとするヤクルトも同じで村上氏のホームラン記録にも言える事である。
サッカーに例えると、大人用ゴールネット(7m)を守る阪神選手にゴールを入れる王氏と子供用ゴールネット(5m)を狙うバース氏とでは明らかにハンディが有ります。
極端に言えば、70m両翼の球場を造りホームグラウンドとするチームを待てばホームラン記録がバリバリ更新されるでしょう。
それが良いか悪いかは有ると思いますが、そのような事が行われているのがプロ野球の世界です。
そして、単に球場だけ統一すれば良いのか?にも疑問は残りますが。
これらを検証すると、明らかにマスコミが自らの価値を売らんがための話題作りにしていた事が明らかで、国民を欺いて来た証拠である。