「令和三年度祭礼総括vol.2」
行政は支援していたのか?
今年の祭礼に関し、市から中止要請が出ていました。しかし最終的には市長名義で最終判断は町毎の判断に委ねる旨の発言が有りました。
そこで思うのは、感染対策のための街道の幕や設置費用など含め感染予防対策についての費用は一体どこが捻出していたのだろうかという疑問です。
もしこれらすべてを祭礼団体が捻出していたとしたら、市長が口出しする事はおかしくないですか?
つまり、過去に於いて行政は、だんじり祭りというコンテンツを観光誘致の材料に使って来ている訳です。そしてそれに対する助成金なども出してきて祭りを側面から支えてきた訳です。
言わば、だんじり祭りと岸和田市の行政は一体と言っても過言では無いわけです。
だとすれば、今回のような「市民が決起して」開催した祭りは市民を護るためにも臨時市議会などを開催し特別予算を組んでその対策を側面から支援し市民を護らねばならないのではないでしょうか?
もし予算摘要がなされていないので有れば行政は美味しいところのみ祭りを利用し今回のような祭りの死活問題に際しては「口は出すが支援はしない」という構図になりはしまいか?
事実はまだ判りませんが、もし私の予想が的中しているとすれば岸和田市の行政は市民を護る事すら出来ない行政と言えやしまいか?