静かな公園で私は
空に風船を放った
そのとき
少年は何を見た?
1998年 8月 午後1時
今日は晴れていた
雲もない
なんて空が青々しているのだろう
「ねぇ、君の風船しぼんでない?」
話しかけられたのは
これが初めてだった
その時はまだ彼を信用していた
言葉には一つ嘘があった
私の片手に風船なんかない
私ね今思ったんだ
君さえこの公園に来なければ
未来は進み続けていたはずなん
だけど、あっさりこられてしまった
ね。
どうすることもできないや
そのあと彼と遊んだんだっけ
ブランコ、滑り台、鉄棒
砂場、どれも君は笑い続けてた
「次は何をしようか」とか
「明日はいつ来られるの?」とか
よく質問してたよね
時が止まったまま
私たちはこうやって毎日
遊び続けるのだろうか・・・