乗馬クラブでは、定期的に馬たちのケアをしています。
その1つが、年に一度の歯科検診
今乗っている馬の歯科検診の日は、
出来る限り立ち合いをさせてもらっています
歯科検診の日は、
鎮静をかけるため、獣医さんもいらっしゃいます。
いつもお世話になっている獣医さんと歯医者さんは、
ご自身も馬に乗られる先生方なので、
騎乗に影響する馬の身体の不調や日常のケアなど、
色々なことを教えてくださいます。
お二人の医師の姿にドキドキする馬たち(笑)
あっという間に無口を着けられ、
鎮静を打たれると目がとろ~ん
頭を上から支え、
口に器具を入れて開口すれば準備OK
歯を削る器具を準備しながら、
「気になることや、気になる部分はありますか?」と
歯医者さんが聞いてきてくれました。
今乗っている馬は、とにかくよく食べます
痛い歯はなさそうです、とお伝えすると、
「騎乗時はどうですか?左右のバランスとか。
あとハミ受けの状態はどうですか?」
と聞かれました。
う~ん、私そんな上級者じゃないから分からないけど、
左の内方姿勢が取りづらい気がする。
まぁ、これは私の身体の歪みや姿勢も影響するので、
馬のバランスだけが問題ではないと思います。
お二人の医師はクラブの馬たちを長く診ているので、
私が乗っている馬の癖もよくご存知で、
右の拳が強すぎると怒るよねーとか、
身体が柔らかいから細かい動きは大得意だよねーとか、
頭がすごく良くて能力が高い馬だから、
色々な事も出来るし良い成績もスッと取るんだけど、
我慢している時もたくさんあると思うんだよねとか、
私の知らない事を楽しそうに話してくれました
さすがに医師の会話は専門用語だらけで難しいけど、
騎乗もされるお二人の会話についていけたら
きっと、すごーく楽しいと思うので、
もっともっと練習して騎乗レベルを上げたいです
早速、奥歯を削ります
ガリガリ、ゴリゴリ、結構すごい音がする
馬の奥歯って、結構奥まで並んでいるんですね
先生が手を肘ちかくまで入れて奥歯の確認をしています。
オエッってなりそう(笑)
15分ぐらいで歯科検診は終了です
奥歯が少し伸びていてハミに当たっていたそうで、
その部分を調整したのでハミ受けが良くなり、
すごく乗りやすくなるから、
次の騎乗を楽しみにしてくださいと言われました。
やはり馬も歯科検診はとても大切です
ちなみに、私も全部の歯をきちんと治すべく、
歯医者さんに通っています。
昔治療したところも一度外して白い歯にしています。
痛みがなくても虫歯になっている部分もあって、
定期的な歯科検診は人も馬も大切ですね。
歯は健康に直結しますから
今日は奥歯をジルコニアの歯に替えました。
8万円ですと ひえ~~(笑)
馬と一緒に健康に過ごせるように頑張ります
あ。
鎮静から覚めるまでのぼんやりした馬たち、
なんかすごく可愛いんですよー