今日もブログにお越し頂きありがとうございます。
長期にわたって綴って参りました私のプロフィール。
今回がいよいよ最終回です！
長らくお付き合い頂き、ありがとうございます！
こちらからの続きです。
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その日、私は人生に絶望していました。
「もう金輪際、人なんか信じない！
友達なんかいらん！
私なんか生きてても仕方ないんやーー」って思っていました。
でもね、こんな時でもお腹が減る。
何か食べたくなる。
だから、トボトボと肩を落としながら作りました。
作ったのは、
買ったばかりの雑誌に載っていた
「ジロール茸（きのこ）のパスタ」。
（絶望中でもオシャレな選択・・笑）
ニンニクと玉ねぎの炒め、
ジロール茸を炒めたらフォンドボーを少し入れて、
最後にレモン汁とミントのみじん切りを加える。
フレンチっぽい一皿でした。
そして、
どよんと暗い顔をしながら一口食べたら・・。
めっちゃ美味しかったんです！！！
も〜〜〜う、最高！！！
「おいしいっ・・・」
気がついたら、
勝手に涙が溢れ、号泣していました。
「おいしい！！！」とつぶやきながら、
キッチンでパスタを食べながら泣いていました。
その時、食べ物と自分の内側から
抱きしめられた感じがしたんですよね。
ギュッと強く優しく。
その感覚を、
今でも、はっきり思い出すことが出来ます。
人生が上手く行かないと悩んでいる時。
悲しい時。イライラしている時。
寂しい時。
そんな時に、美味しいものを食べると、
一瞬だけでも捉われている感情から切り離されるでしょう。
「あっ、美味しいっ」と、ハッとしませんか？
そういう時「快」しかないんですよね！
一瞬でも「ごきげん」になれるのです。
誰のことも、どんなことも否定出来ません。
作って食べる。
その繰り返しで、
私は自分を大切にして生きることの偉大さを知りました。
「おいしい」と感じる中には神様がいる。
私達に生きている喜びを思い出させる神様がいる。
自分が自分でいることの楽しさを喚起させてくれる神様がいる。
私は、そう信じています。
2009年日本に帰国。
一旦料理・お菓子の世界から離れて
ヒーリング・セラピーを学び、サロンを運営していました。
が、再びお菓子を研究し始めました。
これからは、色んな分野で
「自分を大切にして生きる」
ことの素晴らしさをお伝えして行こうと思っています。
みなさま、
これからもどうぞよろしくお願い致します！
tiki
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京都で少人数制のお菓子レッスンをしています。
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