どのジャンルに攻め込むか | 現役★乙女ゲームアプリ社長の開発と運営と社長の乙女心

現役★乙女ゲームアプリ社長の開発と運営と社長の乙女心

ゲームアプリの開発会社の社長やってます。
社内で原案・企画、世界観の構築、キャラなどの設定、ストーリの作成も関わっています。今は乙女ゲーム・恋愛シュミレーションゲームの開発が主力ですが、この後は、もっと幅広く展開していきます。

自分でビジネスを展開していると、よく質問されることがある。
「どんなジャンルをやったらいいですか?」



そもそも、この質問にそれほど意味がないと少し思うけれど、
自社でサービスを展開したりする際に、
僕が気にしてる判断基準が1つあったりする。



僕も独立して5年間。
様々な商材を扱い、パートナーシップとして、
色々な物をインターネットを通じて販売してきた。



もちろん、CMをバンバン売ってる会社の商品を扱ったこともあるけど、
ここでは、一切CMなどを打ってなくて、
基本的に資本力が小さい会社の販売について。



それは、業界きっての有名なライバルがいないかどうか?
あるいは、「○○○○を、買うならどこですか?」と質問して、
有名な会社名・商品名がでない商品・サービスかどうか。



例えば、自動車を今から生産して売っていこうなんて誰も思わないだろう。
だって、有名なトヨタも、日産も、スズキもあって、
CMもバンバン打ってる。


友達や、知り合いに、
「自動車買うならどこですか?」
って、質問すれば、1つや2つ大きいところが出てくる。


そんなところに、無名のメーカーが参入して、
打っていくのは、余程の技術力か、尖ったユニークさがないと厳しいと思う。


逆に、「○○○○を、買うならどこですか?」と聞いて、
ブランド名や会社名、商品名が出てこないなら、
それは、インターネットで販売するのにはきっとマッチしている。



有名なところがないものは、人々は探すから。
探すのにインターネットは適しているのだから、
決して楽ではないが、売りやすいのは当然だと思う。



あたりまえだけど、そのあたり前なことを大きく外すと、
余程の資本力を準備しておかないと、
会社が傾くようなエラーを起こすことになる。


これをはずして、うちの会社は大きく苦戦したことがある。


新しい事業・新規事業を立ち上げる際に、
判断基準として、改めて考えておきたい大切なポイントだと思う。

自戒の意味も込めて。