―ザァー...ザァー―
「雨...降ってきやがった。」
ちくしょう...雨は嫌いなんだよ...
アイツみたいに優柔不断で...
嫌いだけど...落ち着く....って!俺何を思ってんだ!?
たまには...な
「えぇ!?じゅ、十代目!なんでですか!?
俺、待ってますよ!?」
「え...でもいつも待って貰ってるし...
それに雨降ってるから..ね?
獄寺くん。」
突然だった。今日俺は十代目が放課後に補習があることを知ってた。
だから待ってます!って伝えに行った。
そしたら...."今日はいいよ?"って....
まぁ...それが十代目の優しさなんだろう...十代目が言うなら従う。
それが右腕の勤めだよな。
「解かりました!
それではお先失礼します!
では、また明日!」
「うん!
気をつけてね?」
「はい!
それでは!」
ってこれからどうっすかなぁ....
雨降ってるし...家で大人しくするか...
じゃ、雨がひどくなる前に帰るか。
そう、思って外に踏み出そうとしたとき....
―ガシッ!―
不意に肩を掴まれた。
「誰だ!」
「あ、わりぃ...驚かせちまったか?」
そこにいたのは山本だった。
微かに汗をかいてる...
それに髪の毛が濡れてる...。
「別に驚いてねぇよ。
んだ、山本お前部活じゃねぇのかよ。
サボりか?」
そんな事こいつがしない事くらい知ってる。
でも、なんか突っかかっちまうんだ。
「ハハッ!ちげぇよ!
ちょっと具合悪くてな...
早退させてもらったんだ!」
ニコニコ笑いながら言う山本(笑うところじゃねぇ)
「そうか。
それじゃあな。」
コイツと帰るつもりはねぇ。
だから足早に外に踏み出した。
あ...ヤベ、傘忘れた。
まぁそこまで遠くねぇし走って帰るか。
「あ!獄寺傘ねぇの?」
なんだコイツは。
んなのどうでもいいだろ。
「無い。」
だから雨が強くなる前に帰りてぇんだろ。
「それじゃあさ!
一緒に帰ろうぜ!俺傘あるし。」
「馬鹿。
帰り道ちげぇだろ。」
本来なら俺は逆の道を行く。
まぁ、普段は十代目をお守りする使命があるから
山本と同じ方向から帰ってるが。
「いいからさ!な?」
獄寺~
と子犬みたいな目で俺を見てくる山本
「....わぁったよ。」
コイツって雨だよな。
いつのまにか雲みてぇにながされちまう。
...俺も馬鹿だな。
・・・・・・
普通の傘に二人も入らない。
...気使ってんだ。
山本は半分くらい濡れてる。
俺が濡れない様に...
「山本。」
「ん?なんだ。」
家の前で言う。
たまには.....な?
「そのままじゃ風邪引くぞ。
風呂ぐらいわかしてやる。
俺ん家上がってけ。
別に深い意味はねぇ。
ただ、そのまま風邪引かれたら
気分わりぃからな。」
そんなの嘘だ。
本音はコイツと...山本と1分一秒長く一緒にいたい。
そんな気持ちが心の隅っこに出来たからだ。
「獄寺...いいのか?」
「嫌ならいい。」
「いやいや!!上がる!むしろ上がらせて下さい!」
コイツは雨。
雲だって...流しちまう。
だから、俺も流されちまう。
嫌じゃねぇ。
コイツだから。
コイツが好きだから。
...こんなんなら雨もたまにはイイかもな。
fin....
駄文スマソ。
良かったら感想を下さいませ...。
ク腐腐・・・ク腐腐腐腐腐!!!!!
骸様。字が違います
クフフ・・・僕が新世界の紙になります。
燃やされますよ?骸様
そんな日常


