皆様こんにちは。
Vol.4となりました銀ちゃんシリーズ。
長くなってしまいましたが、実は
この回の動画を観て、これは面白い!と
紹介したくて始めたもの。
サムネ画像とそこに並ぶ言葉に
すごく興味をそそられまして
これは是非ブログに書きたいなと。
11人目と12人目という具体的な数字と
なかなか使わない「絶対」という言葉が
只事ではないなという気にさせます。
では早速。
斎名智子アワー【11人と12人の境目】エコビレッジが丸く収まらなくなる瞬間
(23分48秒の動画です)
動画を視聴した私のメモから
ここ重要!と思ったことを書き出していきます。
・世界に3000箇所以上あるエコビレッジですが
日本ではなかなか広まらない。
その理由として
日本人の思考と取り組み方に原因がある。
最初に行うのが「会議」で、
課題や問題点ばかりにフォーカス
どうやってお金を生み出すか
誰かにお伺いをたてる
→全部ダメ
・成功の秘訣はとにかくやってみること
面白そうだからやろう、で即実行が近道。
銀ちゃん「成功する方法は教えられないけど
失敗しない方法なら教えられる」
・これまでの経験上、仲間が11人までは何事もないが
不思議と12人以上になると上手くいかなくなる。
→派閥ができてアンチが生まれる。
・正義感を振りかざすと悪が生まれる。
自分達こそ善だと思い込むと、
他者に対し酷いことをするようになる。
失敗した例では、「自分達は選ばれた人間」と
傲慢になり、新興宗教と勘違いされたケースもあるそう。
幸せじゃない人が集まると悪いことを平気でする。
・同じような人同士で集まらない。
老若男女で集まると、短所長所を補い合い
学び合って上手くいく。
それぞれの出来ないことを出来る人が
自発的に行うようになる。
→大らかになり、損得度外視で
何でもみんなでやるようになる。
逆に「40〜50代男性ばかりだと最悪」とも。
以上、
エコビレッジ作りで気をつけなければならないこと、
今回のお話は意外なことに「人間関係」でした。
日本人の先を見通して考える習慣からの
慎重さ、計画性が逆に足枷になってしまっている、
そんな印象を受けましたね。
失敗しないようにと考えて考えて
石橋を叩き割ってしまう、
まだ想定の段階なのに
相手の意見の不備ばかりを探し、
つつき合い、結局暗礁に乗り上げてしまう。
そうではなくて「面白そうだからやってみよう」
の気持ちさえあればいい、
試行錯誤しなくてもいいように
やり方を教えてあげるからね、というのが
銀之輔さんのお仕事。
所有の概念なく全てを共有、
皆で協力して必要なものを必要な分だけ調達し
気楽に、楽しく、大らかに
自給自足で暮らしていける場所。
そういう生き方もあるということを
記憶の片隅に置いておくだけでも
いいかなと思います。
そして動画のタイトルにある
11人と12人の境目の話は面白い話ですね。
対立が起きにくい奇数と
二手に分かれやすい偶数。
派閥ができるとして最も少ない人数が
そこなのかもしれません。
それから、老若男女が揃ったほうが上手くいく
というのも目から鱗でした。
体力は余りあるけれども経験不足の若者と、
身体にガタがきて介助が必要な一方、
諸問題に一発解答できる経験豊富な老人。
互いの得意・不得意分野を認め合うことで
敬意を持つことができるのではないかと思います。
銀之輔さんはノーストレスの生き方を求め、
成功していた事業をたたみ、エコビレッジの生活に。
どんな生き方を望むかは人それぞれですが
とても参考になるお話でした。