this is just the beginning

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東京で生まれ
早稲田付属の男子校で青春を送るが
若気の至りで卒業直前に留学を決断し渡米。
レコーディングを本格的に学びつつ
隙をみては世界を旅してみながら
UCLAに進学してビジネスを学んだ末
現在ウェブの力で世界を変えようと奮闘中。
そんなブログです。

Amebaでブログを始めよう!



アメリカの大学って3年次の編入ってのが結構盛んに行われてる。てかとりあえず名も無い短大に入ってから有名大学への編入目指すっていうのは渡米当初に英語力の低い留学生にとっては一種のセオリーみたいなとこも。

ぶっちゃけこっち来た当時は「もう学歴とかどーでもいーし」つって早稲田蹴って来たわけだったから。所謂そうゆう有名大学に興味もなかったし、そもそもアメリカでそんなん行けるとか思ってもなかったんだけど。カウンセラーから教授から友達から「お前意外と行けるんじゃね」とそそのかされ。まあでもここアメリカでなら勉強も将来に繋げられるのかもと受験を決意。

とは言ってもね。この編入試験には受験勉強てのが必要ない。基本的には短大での成績と自己PRエッセイでの審査。難しい問題を解けるようにならなきゃってよりはミスしないで成績キープしなきゃ。そんな毎日。

まあこんな機会一生に一度しかないし。外人としての今の自分がアメリカの「社会」でどれだけ評価されんのか。単純に興味があって力試しの意味でも色んな大学を受けてみた。

んで受かった有名どこ。

USC Marshall
NYU Stern
UCLA
UC Berkeley
Columbia

結果出る前は「んで全部受かったらどこ行くの?」みたいなこと結構聞かれたんだけど。今学期は本当目まぐるしいように色んなことが起きてたから。目の前のことでいっぱいいっぱいだった俺は「そんなん受かってから迷えばいい」と本当に何も考えてなかった。

んで結果が出てみればありがたいことにこの通り。正直この中の学校ならどこででも俺は大満足で。でもまあ選ばなきゃってことで贅沢な消去法。MarshallとSternは両方ともアメリカトップレベルのビジネススクールだけど。やっぱ無駄に学費が高い。Berkeleyはちょっと都心から離れた「隔離された伝統的な大学」なイメージがやたら強くて何か俺には合わなそう。と。結構直感で二択まで絞る。ん。こゆの大事。笑

んで残るはUCLAとColumbia。どっちも日本での知名度は大差ないと思うし、かたやLAのど真ん中、かたやNYのど真ん中、立地条件も申し分ない。

UCLAはずっと前から目標にしてた学校。LAに残れば今までのネットワークも使えるし、環境にも速く慣れるだろうから最初から全力で進める。時間にも余裕ができるだろうしなんたって俺はこの街が好きだ。

一方Columbiaは本当ダメ元で受けたドリームスクール。アメリカではIvy Leagueとその他の学校の知名度はやっぱりどこか壁一枚隔ててる。車も売ってNYで全く新しい環境とネットワークに飛び込むのも悪くない。てか純粋におもしろそう。

他にも学費、生活費、奨学金、出身者のネットワーク、クラスサイズ、移行単位…本当色んな比べどこがあって。もう一週間アホみたいに悩んだ。1000回くらい「どーしよ」つったんじゃねーの。教授、友達、現/元UCLA生、現/元Columbia生、MBA生、日本人、アメリカ人問わずにありとあらゆる人に意見を求めた。ある人はUCLAのが絶対いい。ある人はそんなん質問にもなってねえ…Columbiaに決まってる。意見は見事に真っ二つ。

ぶっちゃけどっちか落ちてくれてればどんなにラクだったか。選択肢があるということは必ずしも幸せではないと学んだ。笑

もうこれ以上迷ってもしょうがないと。最終的にスポンサーである両親とSkypeを通して二時間に渡る家族会議。ここで本当に決める覚悟。が。両親も別に「どっちでも」俺も別に「どっちでも」の平行線。両者のメリットデメリットも出つくしちゃったこのミーティング。

そんな中俺の口からポロッと出た一言。

俺「でもぶっちゃけ俺Ivyについてけるほどそーんな頭よくねーと思うんだよな。」
父「俺もそう思う!」
母「私もそう思う!」

親の本音ハモって出た。笑 ハッピーアイスクリーム!

まあでもそこは確かにそうで。Columbiaに受かったのは正直俺の学力と言うよりはその他のスコアがものを言ったとこは否定できない。

東京での起業。渡米の決断。レコーディング専攻という経歴。映画のサウンドトラックを通した反原発運動への参加。学生団体の会長。率いたグループリサーチで全州2位。1500人の生徒から全米トップ20に選ばれて勝ち取った奨学金。NPOの設立。

そーゆーのを詰めこんで書いたエッセイの「ストーリー」が評価されたのは親も認めてくれた。が。俺は昔から学力はそーんなにずば抜けてないのは彼らも知っていた。早稲田の30分面接一発自己推薦も。Columbiaの試験無エッセイ一発編入勝負も。「並な学力+その他で上乗せ」の公式で滑り込んできたのは明らか。俺がラッキーボーイだったのはなんとなく皆知ってた。笑

ちなみに。こういうこと言うとこっちで頑張ってる人に失礼かもだけど。もし俺が普通に都立高校行ってて。普通にセンター受けて大学受験したら。ぶっちゃけ俺はMARCHレベルだと思う。いやマジで。早慶とかヒャクパー無理だと思う。いやマジで。そんくらい日本人は頭いい。東大行ける人はハーバード行けると思う。俺の高校時代の同級生は皆UCLA行けると思う。英語ができるか、アメリカで生活できるか、日本でのポジションを捨てる勇気があるかは別の話だけど。そんくらい日本の学生にはポテンシャルがあるし。俺の学力は大したことないよって話。

きっと俺はこの先間違いなく学力で一番になることはない。この行動力で戦っていくんだろう。俺より頭のいいやつにも動けるやつにもいくらでも会ってきた。でもいつもやたら悔しくなるのは動けるやつに会ったとき。そこで一番にならなきゃ。それを磨ける場所に行かなきゃ。

要は大学がゴールじゃない。その先が本番。NYもIvy Leagueも…きっと俺はまだそこに行くべきじゃない。

長い長い受験戦争が終わって。大きなものを捨てたっていういい感じの覚悟とプレッシャーができた。この秋からUCLA生になりました。ここからまた上がる。新たなスタート。

Skypeを切る直前。親父の一言が向こう側から聞こえる。

「さーて。浮いた金でクラウンでも買うかー。」





というわけで。早速夏の予定を立て始めたんだけど。凄いことに気付いちゃいました。

この夏日本帰る時間二週間しかない。笑

6週間のセッションを今いる短大で1つ、UCLAでもう1つ取るともう残りが…俺の夏休みがねえっ!!!笑 このセッションも時間の節約って意味では何としても取りたいところ。んでまあ色々考えたんだけど。飛行機のチケットも高いし。この間2週間帰った時アル中でマジ死ぬかと思ったし。親も別に帰って来いとか言ってないし。こっちで引越もしなきゃだし。

多分やっぱこの夏帰るのやめました。笑

結構色んな人に「夏久々会おうぜー」とか「あわよくばサマソニ行きてー」とか調子のってたんですが。しょうがない。人生なんてこんなもん。笑 声かけた人…マジですいません。ほいでさ。ぶっちゃけこの冬も休み2週間程度しかないんだろーし。

次帰るのは来年の夏になりそうです。笑

まあなんか予定は未定なんで。どっかで「やっぱ帰る」とか言い出すかもだけど。基本多分そんな感じ。はあ…すいません…日本が恋しい…居酒屋に行きたい…お祭であんず飴が食べたい…。





さてあともいっこ。mixiやめた人とかやってない人に日記を公開せよとやたらブーブー言われるようになったのでアメブロを始めました。でもまあ基本的にはmixiに公開する全く同じものをコピペするつもりです。個人的にあの外部ブログへのリンクもあんま好きじゃないのでとりあえずこういう感じでやってこうかなと。

だからmixiやってる人は今まで通りこっちチェックして頂ければよろしいかと。多分その方が過去の日記も写真も動画もあるしコメントとかもしやすいから色々便利だろーしね。

まあ一応そんなんもあるよってことで。

http://ameblo.jp/yamatokaneko/





写真は久々にLAでの日々。
一枚目は信号待ちでのふとした瞬間。
二枚目はグリフィスパークからの夜景。
三枚目はついこの間行って来たキャンプ。
やっぱり俺はこの街が好きだ。



年末年始ニュージーランド行ってきました。まあ今回も家族旅行だったんだけどね。もう一昨年の夏にヨセミテ来た直後から両親は既に行く事を決めていたみたいで。旅好きとは言いつつもなんだかんだアメリカ以外の海外は初の俺。

てかね。ニュージーランド航空やべえよ。30分起きに水持ってまわってきてくれて。ビールだけと言わずワインまでタダでガバガバ持ってくきてくれて。スチュワーデス達はもう本当に天使のように見えたね。快適すぎて映画7本見たわ。途中隣に座ったおばちゃんに「何で日本人はクジラ捕るの!」とかなんかちょっと怒られたけどとりあえず謝って悪人も踊る大捜査線もSALTもばっちり見たわ。笑

てなわけで。真夏のクリスマスのNZ旅行記です。





24日 Los Angeles→Christchurch
フォト
知ってる人も多いかもだけどうちには俺の下に北斗(ホクト)と颯人(ハヤト)っていう弟が2人。空港でこいつらと一年振りに落ち合った時に早速大事件が。颯人が…俺より…でけえ…。ショックでそのまま夢のようだった機内へ引き返したくなるのをぐっとこらえレンタカーで街へ。クソガキが…誰が毎日泣きじゃくるてめえをおんぶして寝かしてやったと思ってんだ…見下しやがって…。クライストチャーチはその名の通り巨大な大聖堂を中心に広がる街。クリスマスイブなんだけどねこの日。巨大ツリーも照りつける太陽の下じゃ雰囲気は出ないもんなのね。笑 長時間のフライトで疲れた俺らは結局早々と宿につき乾杯。トランクの中の半分が免税店で買った梅酒とウィスキーで埋め尽くされてるのを見て改めてこの人達が俺の親だと確信。そして泥酔。



25日 Christchurch→Lake Tekapo→Mt Cook National Park
フォト
次の目的地へ向かい朝から西へ車を飛ばす。途中に寄ったテカポ湖ってのが凄くて。氷河が削った岩石が溶けてるかららしーんだけど湖全体が綺麗にエメラルド。青緑っていうのか…何か今まで見た事ない色。何て言うか目にぶーわってくる見てて飽きない色。でも飲む気にはなれん色。笑 午後にはニュージーランド最高峰マウントクックへ。氷河に覆われてる世界遺産の山なんだけど。スケールが半端ない。下を見るとさっきのエメラルドが見えなくなるまで広がってるし。上を見ると雲が凄い速さで山の頂をつき破って俺らの目の前までぐんぐん近づいてくる。カリフォルニアを空が広いと例えるならここは限りなく空に近い場所。



26-27日 Mt Cook National Park→Queenstown
フォト
ジェットスキー、スカイダイビング、スノーボードとハードコアなアクティビティが盛んなこの街クイーンズタウン。とりあえずの景気づけで激流でラフティングをしてずぶ濡れになった後なぜか流れでまたも橋から飛び降りることに。ニュージーランドはバンジージャンプ発祥の場所なんだってさ。雲行き怪しくなりーの雨降り出しーので本当にやんのかよーのみたいな空気だったんだけど。橋についてみるとDJが爆音でガンガン音楽流してて。何か皆恐怖なのか寒さなのか知らんけどガクガク震えながら無理にテンション上げてた。笑 一番面白かったのは北斗が飛んだ時体重の計算ミスでもう川に体半分くらいまでどっぷり浸かってたこと。これ地面だったらあいつ普通に死んでた。笑



28-1日 Queenstown→Milford Track→Queenstown
フォト
「世界で最も美しい」と称されるミルフォードトラックへ。丸5日かけて歩き通すトレッキングコースなんだけどね。この森…1日に50人しか中に入る事が許されない何とも神聖な場所。同じ森でもヨセミテのそれとはまた全然違くて。雨が多いからか苔がびっしりと木々を覆いつくしてる。倒れた木からも新しい命がガンガン生まれてきてて。まさにシシ神の森そのもの。

緑、石、鳥、花、川、魚、吊り橋、太陽、雲の中、雨、雲の上、雪、風、空…景色が1時間毎に目まぐるしく変化するこの場所は確かに素晴しく、厳しく、美しかった。雨が雫になって、地面に染み、溜まり、濾過されながら静かに流れを始め、集まるエネルギーは滝を成長させ、川の流れを強くしながら海に繋がる。出発前に「水なくなっても川でくめるから大丈夫」とか言われたけど。ミルフォードトラックに流れる水はそのまま飲料水として使えるほど澄んでるんだってさ。

1日50人しか入れないってのは逆に言うとコース内の宿も50人分しかないわけで。同じ日に入った50人は自然と5日間同じ日程で宿を移ることに。次の日には次の50人入って来るわけだからね。オーストラリアの大学生とか、この不景気でGoogle入社したばっかのアメリカ人とか、ゴールドマンサックス退社して会社起こして旦那雇ってるイギリスの美人社長とか、それこそニュージーランドで夏ガイドして冬旅しまくってるやついたりと…こんだけ人が集まると色んな人生あるもの。

毎日クタクタになって宿に着いて、手洗いで洗濯して、皆でビールを飲むんだけど。発電機は10時になると消えて強制消灯。なんつーか…ガンッっつって本当に消灯。笑 最初はぶーぶー言いつつも実はクッタクタの体。2日目には9時になると既にいびきをかき出すいう何とも健康的な生活。それでも大晦日は無礼講。皆で頑張って起きてカウントダウンで新年を祝う。うん。良い1年になりそうだ。



2日 Queenstown→Christchurch
フォト
出発点のクライストチャーチへ北上。観光客で賑わってたクイーンズタウンから一歩足を踏み出した途端に人がいない。新年だからか。羊はいるけど人がいねえ!!!レストランまで閉まってて朝マックの昼ケンタッキーっていう奇跡のアメリカンメニュー。く…せっかくアメリカ出たってのに…。クライストチャーチに戻り最後の晩餐&晩酌を済ませ爆睡するも束の間。成田行きのフライトは朝の5時発とかで夜中の3時には俺以外皆起きて車ごと宿を出る。置いてけぼりにされた俺は一人ベッドに戻りチェックアウトギリギリまでそこを動く事はなかった。



3日 Christchurch→Los Angeles
フォト
車が無くなってしまった為歩いて街へ繰り出す。夕方4時のフライトまで久しぶりの一人旅。歩いて。公園で寝て。歩いて。美術観行って。歩いて。フィッシュアンドチップス食って。歩いて。カフェで本読んで。歩いて。ベンチで出会ったバックパッカーと話して。2010年最後で2011年最初の旅はゆるりと終わる。





昔家族で富士山に登ったことがある。当時は颯人も小さくて高山病になって酸素ボンベ吸ってたり。北斗も俺もだりいだの疲れただのとぶーぶー言いつつ。父母は先頭と最後尾に着いて俺らは頂上を目指した。

あれから10年。今では子供の体力が親を超える。北斗が母の分の荷物を持ったり。颯人が無言でペースの落ちる父の傍に着いたり。うざったいだけだった弟達の成長に頼もしさを感じるとともに、時間の流れの寂しさを噛み締めた。

この間友達に言われた。1年に1回親に会うとして。親があと30年生きるとしたら俺はあともう30回しか親に会わない。俺の場合それ以下の可能性も充分にある。人一倍好き勝手やらせてもらってる分後悔をしない親孝行をしないとな。とりあえず親より先に死なないことを目標に海賊王を目指すことにするよ。



世界は広い。

ついこの間この国の自然をこれでもかって程満喫してきたとこだけど。外にはいくらでも新しいものが広がってる。まだまだ見てみたい。どこまでも貪欲に外に出たい。オッサンオバサンになって、仕事に一段落つけて、一人で旅をする人をたくさん見た。30年後40年後にあのエネルギーを持ててる人間になれますように。今のこの気持ちを忘れてないオッサンになれますように。



写真
http://photo.mixi.jp/view_album.pl?album_id=500000008741027&owner_id=1745571

ようやくテストが終わってニヤニヤが止まらない僕です。夏にアメリカ一周して「さー来学期も頑張るかー」つってたのがついこの間の様。そんな感じで一瞬で終わった今学期ですが、日記をほっとんど書いてないことに気付いたので、今日明日明後日と飲み狂う予定なので、今のうち何か書き記しとこうと思います。

まあPV撮影してみちゃったり、大学編入の手続にやたら手こずったり、べガスで酔っぱらって行方不明になって周りを困らせたりと…色々あった3ヶ月だったけども。その中でも一番為になったなーっていうちょっとまじめなお話。





こっちの大学にはPTKっていう一定以上の成績を持ってる生徒だけが入れるHonors Societyってのがあって。まあ簡単に言えば「この学校の頭いいヤツ集めちゃったよクラブ」的な。んでリサーチしてプレゼンしてコンペティションして募金してボランティアして世界平和でピースでハッピーでフーみたいな。最後の方嘘だけど。まあこーゆーのよくあるじゃんね。笑 アメリカ全国の学校にあるでっかい組織らしーんだけど。俺もついこの間まではそんなん存在すら知らなかったんだけど。友達に「後々編入で役に立つから入れるなら取りあえず入っとけ」と薦められ取りあえず加入。したら流れで3回目のミーティングくらいでPresident就任。うーん世の中本当何が起こるか分からないねー。

なんか一個前のPresidentは奨学金がっぽりもらって、国に表彰されてからのUCLA編入したよくできる子で。校長とか上の大人もご満悦だったらしーんだけど。今回俺じゃんね。何か日本人がそこのポジション取るとか初めてだったらしくて「大丈夫かよこいつ変な頭して」的なこのヒシヒシ伝わるプレッシャー。毎週のようにオフィスに呼び出され当たり前のようなアドバイスをたっぷり頂く日々。笑

まあでもやっぱミーティングをまとめんのは予想以上に大変で。まずどいつもこいつも喋る喋る。でゅあああ喋ってからに1時間経つと「大和!時間!巻いて!」みたいな。顔真っ赤にしてバトルした後にスイッチ切り替えて後に残さないこの潔さはやりやすいっちゃやりやすいけど。喋らそうと頑張ってたミーティングばっかだったから色んな意味で難しい。笑

でもこいつら半分は意味ない使えないことばっか喋ってんだけど。やっぱ俺には想像つかないようないいアイディアとかスキルもめっちゃ持ってて。何つーか…バックグラウンドが違うだけでこうも予想できないかね。変化球ばっかかね。それこそNASAのロボットかなんかの全国大会で優勝してるやいたり、プエルトリコやらロンドンやら色んなとこ留学してきたやついたり、「山登りてえ」しか言わないやついたり、変なメンバーばっかなんだけどさ。

俺今までも何度かリーダー的なポジションをやらせてもらったことはあったんだけど。それって別に俺にリーダー的素質があったとかじゃなくて。単にたまたまその中でたまたまその仕事ができたのが俺だったから自然となってたって感じでさ。「何か誰もやりたい人いないしあんたできんだからやってよ」パターン。俺もそーなるとそこに自分の理想が生まれるし、責任感にも追われるし、最短距離で行こうとして人に任すことができなくなって全部自分でやろうとする。人をまとめるってより結果をまとめるっていうか。所詮プレーヤーであってリーダーではないってか。バンドやってた時とかその典型だと思う。笑 これって形にはなるし結果もある程度まででる。でも短期のプロジェクトとかならまだしも長い目で見るとチームとしては成長できないよね。俺のリミットが全体のリミットになっちゃうし。俺ももたないし周りのモチベーションも上がらない。

でも今回こういう予想不可能なやつらに囲まれて。ついこの間まで俺自身がその真っただ中にいたであろうヒートアップしてるやり取りを傍観できてる自分がいて。何かこれをどう活かそうかわくわくしてる自分がいて。新しい楽しさみたいんが分かった気がする。ここに来て初めて自分でやるよりやらせてみたいって意識が持てるようになった気がする。

いつ黙らせていつ黙るかとか。自分のアイディアを出すべきか出さないべきかとか。出すなら今出すか後で出すかとか。止めるべきか失敗させるべきかとか。何か色々と新しいチョイスに追われるけど。納得いかないことも多いし我慢も相当するけど。チームを動かすのって面白い。

冬休み中もリサーチプロジェクトとかまだ詰めなきゃなんだけど。学校側は学業優先を主張してきて成績キープできないメンバーは容赦なく切り落としちゃうらしーんで。今回の期末で皆が生き残れることを切に願います。VPとか辞められたら本当めんどくさい。笑

予想外な展開だったけどこんなとこで意外に大きな収穫。色々見えたしこれを次に繋げます。

俺の将来の夢は本当の仲間を見つけてそいつらを変えてそいつらに変えてもらって世界を変えることです。要は海賊王になりたいってことです。





つーことで!来週の水曜には日本に着きます!

嘘です!と見せかけてニュージーランドで真夏のクリスマスしてきます!さ。シャワー浴びて飲んでこよ!

どーもお久しぶりでございますです!もいっちょリリース情報ですますハーイチャーバーブー!

過去に関わったShing02との作品がCDにナッチャッタヨ。13曲目“For The City”と15曲目の“Cruel World”にそれぞれ参加。日本からも買えるんで興味ある方は是非。

"For the Tyme Being Part 2"
http://wenod.com/fttb2/index.html

プロデューサー総勢18人だってさ。つかこの人は一体世界中に何人の友達がいるってんだ…俺の曲TOKiMONSTAとKool Keithに挟まれてるし。笑

詳細
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1607077732&owner_id=297801





話変わるけど。昨日Inceptionのスクリーニングにタダで行ける機会があったからもっかい見て来たんだ。それこそ1回目は真吾さんと見たんだけどね。あのストーリーに全くついてけなくて2時間映画見たあとにさらに2時間「え?あれはどーいう意味?じゃこれは何で?」みたいな会話をずーっとしてたっていう…今回見てようやっと色々すっごいスッキリした。笑

でもさ。何であれステージ2で無重力なのにステージ3では重力あんの?誰か見た人っ!教えてっ!

ちなみにこのイベント本当の目的はサウンドトラックを創ったHans Zimmerの話を聞きに行くこと。ラストサムライもダークナイトも手がけたいわゆる業界の重鎮。世の中には恐ろしい才能がうじゃうじゃいるもんだ。これで音楽の勉強したことねえっつーんだから腹立つね。見た目はジャバザハットみたいなオッサンなのに。もっとこうシャレオツないかしたオッサンを想像してたのに。おかげでまた物凄く音楽創りたくなっちゃったじゃねーかジャバッ!





LAも段々寒くなってきたけど。俺はどんなに厚着しても足下だけはビーサンが好きなんだ。ペタペタ歩いて裸足で車運転したいんだっ!最近は雨ばっかで履けねえじゃねえかあああっ!ですますバーブージャバサハッ!!!

あ。ねえ。うたばんって終わっちゃったの?

旅の日記がなかなか終わらずリリースされてから大分遅れてしまいましたが。笑

“虹の橋” by Shing02の制作に共同プロデューサー/ミキシングエンジニア/ギタリストとして参加させてもらいました。わーお。クレジットがいっぱい。笑 とにかく色々やらせてもらったんだ。

今度は日本語詩。Shing02の真骨頂ストーリー型ラップ。是非歌詞も読んでみて下さい。こっからフリーでmp3ダウンロードできます。

http://www.e22.com/niji

長崎国際映画フォーラムのショートフィルムオムニバス"MIND THE GAP"の主題歌として創られたこの作品。映像作品をベースにShing02が新しいストーリーを歌詞に綴り、歌詞をベースに2人で音を組み立てていきました。インスピレーションの連鎖が俺にとって全く新しい体験で。今までやったことない音楽の創り方だったから色々大変だったけど凄く面白かったし勉強になった。





“MIND THE GAP”も“虹の橋”も「差別」をテーマにした物語。

在日特権にブーブー言いつつKPOPアイドルにキャーキャー言ってたり。
ワールドカップで世界は一つだと信じたのに外国人犯罪が目の敵になってたり。
コービーもウィルスミスも誰もが認めるスーパースターなのに街で見るブラックは全員ギャングスタだと普通に信じ込んでたり。

そんな色々矛盾の多いゆるーい国日本ですが。俺自身アメリカでは外国人なわけで。それなりに壁を感じ、こっちのヤツらより多く学費を払い、旅の途中検問でパスポートをチェックされるだけでもカチンとしたりして。自由の国アメリカでこれなんだからね。やっぱ日本に住む外国人は本当に色々大変だと思うんだ。

「人を見る」って簡単なようでなかなか難しい。見かけも国籍も性別も年齢もまだまだ俺らを隔てるけど。ちょっと勇気を出せば世界は何倍にも広がる。根っから嫌なヤツなんてそうそういないから。笑





詳細
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1575361353&owner_id=297801

「虹の橋」
written by Shing02
co-produced and mixed by Yamato Kaneko

Shing02: piano, fender rhodes
Yamato Kaneko: guitar, additional programming
Eric Garland: drum elements
Sawami Shinohara: background vocals
Akira Matsui: portuguese vocals
Jade Petruccelli: cover model

つーわけで。明日から22日間全米ロードトリップ開始です。

興奮して寝れなくてこんな時間に…とかではなく。期末直後二日間は旅行の準備に追われ。昨日今日はほぼずーっと缶詰でスタジオにこもって制作。でも良いモノできたんで大満足。めっちゃエネルギー頂きました。

よーやくLAから飛び出せるよ。

一応パソコンは持ってくんだけど多分日記も写真も動画も後でまとめてドカンと出します。Twitterやれとか結構言われたけどそんなこざかしいまねはどうやらできなそうです。笑 さすがに一ヶ月は連絡途絶えられないんでメールも電話も繋がります。

ほいじゃ。おらちょっくらアメリカ一周してくるわー。

ワールドカップ結局一回も日本戦見ないで終わってた。はい。どーも。非国民な俺です。

えーっと。突然ですが。8月丸々暇な人いませんか?アラスカから帰ったばっかでなんなんだけど。アメリカ一周ロードトリップを計画中。あ。一周ね。横断じゃなくて。勢いでそのまま周ります。笑

これはもうアメリカに来た日からいつかやるって決めてました。だからまだ東海岸は行ったことないんです。とっといたんです。まあほら。男なら一度は夢見るでしょう。

でもね。人数が足りないんだ。車の旅だから人が多ければ多い程安いし運転時間も減って体力温存できるんだ。なのでこの夏一緒にバカやってくれる仲間を大募集。





<ルート>
大体こんな感じです。
Santa Monica
Grand Canyon
Monument Valley
Salt Lake City
Yellow Stone
Mt Rushmore
Chicago
Niagara Fall
New York City
Washington DC
Atlanta
New Orleans
Houston
Rocky Mt National Park
Las Vegas
Santa Monica

豪華目白押しアメリカオールスター8400マイルの旅。もう正直これ以上ないっしょアメリカ。笑



<日程>
8/3~8/25の22日間。はい。知ってます。ものっそいカツカツです。笑 普通アメリカ一周とかやる人は2ヶ月とかかけてゆっくりやります。でも僕らにはそんな時間もお金もないんでこれで。日程は仮なんで微調整は可能ですが基本これで。



<予算>
多く見積もって2000ドルまでで押さえられると思います。今回は一緒に行く友達が車出してくれるのでレンタカー代無し。旅行後のメンテナンス費(すんごい距離走るんで)をカバーするだけなのでここまで切り詰められました。正直ものっそい破格。

ただこれプラスで、日本からの参加者、もしくはアメリカ内LA外からの参加者はスタート地点のLAまでの飛行機代必要になります。特に日本から参加する場合はそれがちょっときついかも。



<人数>
元気一杯な運転できる男子2名募集です。今回ホント体力的にきつくなると思うので申し訳ないですけど女の子はゴメンなさい。ちなみに俺含め21の男2人確定済。

日本住んでて免許持ってるけどアメリカで運転なんか無理って人。全然いけます。アメリカの高速なんて速くて左なだけです。日本のが100倍運転むずいです。逆に俺は日本じゃ運転できません。笑 国際免許に書き換えて自信満々で来て下さい。書き換えは3000円あれば3分でできます。

アメリカ住んでて免許持ってないって人。あと1ヶ月で取りなさい。30ドルで取れます。笑

免許ないけどそれでもどうしても行きたいって人。お金他より多く払ってもらうことになると思いますが相談して下さい。





大体こんな感じ。でもホントにめっちゃ大体なんで。トラブルもルート変更も絶対あることを覚悟しといて下さい。笑

お金かかることなんで。ゆっくり考えてもらいたいのは山々なんですけど。時間もあんまないのも事実。はい。いつも通り無計画な俺です。すいません。

でももし今の時点で行けるかもって人はもう行くしかないんじゃね?多分この先の人生ここまでの大冒険はまあ無いでしょ。

バイトしかやることない大学生。
内定決まってフリーダムな脱就活生。
就活来年に持ち越し決定ではっちゃけちゃった現就活生。
日本に帰ってもどーせやることないなーって迷ってる留学生。

立て。

もうね。正直誰でもいんだ。こんだけ長い間同じ空間にいれば誰が来ようと喧嘩はどっかであるだろうし。最後には一生の友達になってるだろうし。

ちょっとでも興味ある人はメッセージ下さい。質問して下さい。詳細送ります。





さーて。楽しそうな夏になりそーじゃ。

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ヒッチハイク成功数…3回
目撃したグリズリーベア…2頭
到達最高緯度…71°N
寒さのせいでぶっ壊れた愛用カメラ…1台
明日来てくれるかな?いいともー!



はい。北極に行って参りました。アメリカ大陸縦断は制覇済みだがよく考えてみればもうちょっと上にまだアメリカあるじゃん。てことでカナダを通り越してアメリカ49番目の州アラスカ上陸。実はこれまで色んなとこ旅してきたにも関わらず飛行機を使っての旅行はアメリカ来て初めて。何だかとても贅沢な気分でした。速く着きすぎて何故かとってもあまやかされてる気がしました。笑



1日目(Los Angeles→Anchorage)

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ファイナルが終わった反動からか。早起きしなきゃいけないのは分かりつつも前夜祭としてものっすごい飲んでしまい遅刻ギリギリで空港に到着。アラスカの入口アンカレッジへひとっ飛び。二日酔いのままゾンビの様に街を彷徨い早速サーモンを食らう。でもやっぱり頭痛は取れず少し早いがホステルに帰って休むことに。到着すると何故か俺のベッドに既に寝てる猫が一匹。シャワー浴びた後も、シーツしく為にどかしても、夜になって暗くなっても決して離れることはなく仕方なく一緒に寝ることに。この度最初にできた友達は人間じゃありませんでした。



2日目(Anchorage→Barrow)

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アンカレッジはアラスカ最大の街だがここでは何をやるにも金がかかる。サーモンフィッシングとかラフティングとかクルーズとか。無理。高い。貧乏学生は一体何をすればいーんだとホステルの親父に尋ねると近くに結構有名なコースタルトレイルがあるとの情報。11マイルの冒険へ。途中スコットランド人のパレードに巻き込まれるも何とか空港まで歩いて到着。テンション上がりつつアメリカ大陸最北端の街バローへ飛ぶ。北極圏内に位置するこの街は飛行機のみでしか行くことができない完全に閉ざされた街。お約束通りこんなちっちゃな街でもしっかり迷子になり一人とっても心細くなる。でも夏の間の白夜のおかげで太陽は決して沈まない。当たり前だけど明るいうちに何とか宿に到着。本当に夜中でも暗くならなかった。



3日目(Barrow→Fairbanks)

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とりあえずアメリカ大陸最北端のポイントを目指すことに。ホテルの親父に聞くと「歩いて行く人は見たことないね」とタクシーを薦められる。でも今日時間あるしな。他にやることもお金もないしな。やっぱり歩くことに。笑 バローは寒すぎる為緑が存在せず街全体のイメージは灰色。外を歩いていても人は余り見かけずまるでゴーストタウン。北極行くっつーのに相変わらずバックパック一個で来た俺は完全に防寒不足。余りの寒さの為北極の地で立ちションも二度程済まし(だってトイレないんだもん)凍えながら歩くこと3時間。段々と道が狭くなり、海に浮かぶ流氷が両脇から近づいてきて、到達した最北端。色も無く、音も無く、周りに命の気配も無い。不思議な場所だった。帰る途中奇跡的に1台の車が止まった。ヒッチハイク成功。聞くと今はハワイの州立大学に行ってる学生らしい。やっぱ寒いの嫌だったんだな。笑 空港へ戻りフェアバンクスへ飛ぶ。



4日目(Fairbanks)

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前日の極寒の中での冒険のせいで何故か左足がパンパンに腫れてる。「いいからテーピングだあ!!!」ってゴリみたいに言ってみても綾子さんは近くにいない。切ない。歩けないけど何かここのホステルはチャリをタダで貸してくれるらしいのでダウンタウンまでサイクリング…ここまで来て…またチャリ…。たまたま見つけたステーキハウスに入りめっちゃ北でめっちゃ南スタイルなステーキをかぶりついているとオッサンに話しかけられビールを御馳走してもらうことに。昼間っから完璧に酔っぱらった俺は昨日の疲労も重なりもう完璧におねむ。天気も良く暖かかったので近くの公園に行き草原で昼寝することに。目が覚めると二時間経過。近くの子供に写真を撮られていた。きっとFacebookに「アジアのホームレス」とかタイトルでアップされるんだろう。



5日目(Fairbanks→Denali)

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アラスカ鉄道に乗りこの旅一番の楽しみのデナリ国立公園を目指し南下。究極の自然を求めて、この公園には物凄い数の年寄観光客と、同じくらいの数の強者サバイバー達が集まる。この公園の素晴しいルール。「整備されたトレイルはアリ。でもそっから外れて森の中に入って行くのも全然アリ。」立派なトレッキングシューズを履いたヤツらに紛れ、高校生の時に新宿のABCマートで買ったナイキのエアフォースなんちゃらで果敢に挑戦。底ツルツルで完敗。笑 夜ホステルで一人のおばあちゃんに会った。金は持ってるはずなのに俺らと同じ安宿を使って未だ一人で旅をし続けてるんだそーな。おじいちゃんは死んじゃったのかな。それでも目をキラキラさせて新しいことに挑戦し続けるこんな人生かっこいいと思った。 



6日目(Denali)

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公園内の一般車両の進入は禁止されているんだけど、バスだけが通れる一本道が草原の中へ中へとひたすらに続いている。この日は朝からバスに乗り込み奥地ワンダーレイクを目指すことに。ホステルを出る時また昨日のおばあちゃんにあった。「ワンダーレイクは蚊がたくさんでるから。これ使ってきなさい。」と虫除けスプレーをくれた。朝からほっこり。バスの中での道中は多分本当にラッキーだったんだろう。グリズリーベア、キツネ、オオカミ、ムース、ドールシープ…ありとあらゆる野生の動物達に遭遇。そして時間が経つに連れ雲も晴れそびえ立つ北米最高峰マッキンリー。余りにも高いこの山は自ら雲の形を変えて天気を作ってしまう為中々ここまで立派な姿は拝めないらしい。大体公園に来る20%の人しか見ることはできないんだそーな。実は天気予報降水確率50%だったのにね。すっげラッキ。



7日目(Denali)

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ホステルで一人の中国人と出会う。最初は普通に英語で話してたんだけど実は日本語ペラペラだった彼。中国生まれ、日本の小学校、アメリカの中高からYale出て、楽天就職する為に日本に戻るとか。どんだけ輝かしいんだお前のステータス。笑 世界中を旅してきた彼の話は本当に面白くてすっかり意気投合。2人で近くを流れるSavage Riverまでヒッチハイクで向かうことに。映画Into The Wildで主人公の運命を変えたこの川。来ちゃったよ。自分で。帰り道実はこの相棒の彼がタメで誕生日が俺と同じ9月4日だったことが判明。全く同じ年の同じ日に日本と中国で産まれた2人の男がアラスカの地で出会うって…どういう確率だよ。東京での再会を約束して別れる。



8日目(Denali→Anchorage→Los Angeles)

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この日は一気にものっそい移動。まずはデナリからアンカレッジまでもいっちょアラスカ鉄道で8時間の旅。電車内にバーがあってね。よくないねあれ。もう21歳になった俺は歯止めが聞かないよ。やることないから知らないオッサンオバサンと飲む飲む。笑 酔っぱらないながら戻ってきたアンカレッジ空港だけどまたも3時間待ち。あ…えーっと…飲みました。笑 夜中の12時にアラスカを出て6時間のフライト。爆睡してたらあっという間にLA到着。





それにしてもよく歩いた旅だったな。しっかり整備されたトレイル、道無き森の中、ツルツルの氷の上、ズボズボはまる雪の中、車がガンガン通りすぎてくコンクリートの車道脇、たまに線路の上…。普段の運動不足がたたって足もボロボロだしスニーカーはドロドロで傷だらけ。つか帰ったら足めっちゃくっせーの。笑 

んで有難いことに今回も本当色んな種類の人間に出会えた。
朝っぱらからパソコンでW杯中継見て大騒ぎし出すスペイン人。
レイカーズのゲームで完璧にぶち上がってるバーのオッサン達。
マッキンリーに登るんだつって近くのレストランで金を貯めながら夢見る挑戦者。
マッキンリーを制覇してきたつって嬉しそうに武勇伝を語る登山家達。
80歳になってダブルデートしにきたっつうジジババ仲良し4人組。
人生ってさ。本当に何をやりたいのか見極めるのってやっぱ大変だけど。やりたいことならいくらでもあるよな。

実は色々あって決めたこのアラスカ旅行。でもそのさっき言った映画Into The Wildを見たのも多分大きな理由の一つ。主人公が死ぬ間際に一人アラスカの地で書き記す言葉。

"Happiness only real when shared"
"幸福が現実となるのはそれを誰かと分かち合った時"

一人旅をするのは一人になりたいからじゃない。一人ででも飛び出したいから。旅先で出会うバックパッカー達が繋がれるのはただ単に暇だからじゃない。皆自分の経験を分かち合いたくてしょうがないから。ヤツらは一人でいる時間が長いからこそ、その強さも弱さも知っている。最初は黙って窓の外を見ながら考え事をしてる振りをしてる大荷物の若者達が"so…where are you from?"と口を開け始める。すんげえ景色とか、あり得ない挑戦とか、珍しい食べ物とかよりも、そーやって分かる人との繋がりの意味ってのが実は一人旅の一番の醍醐味なんじゃないのかな。だから俺もこーやって旅を終わってでも長々と一字一句書き記すんだろうな。きっと。

明日からまた学校。充電は完了です。

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もう春休みだよー。サンディエゴチャリで行ってからもう1年だよー。早いわー。てわけで今年も何をしよっか色々考えてたんだけど。気づいたら予定はいっぱいで。気づいたら終わってました。

山に登り、橋から飛び降り、音に囲まれ、砂漠で寝た、豪華大冒険三本立て。





冒険其の一 「Touch the "A"」


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俺の住んでるところはAzusaって言って。まずそっからして意味分からん名前なんだけど。笑 学校に行く途中いつも見える山にすんげーでっかく「A」って書いてあるのが見えるんだ。正式な名前は分からないけど皆はそれをAzusa山って呼ぶ。少年達は夢を抱く。「ああ。あんな高い所に上ってあのAに触りたい。そしてあれをこっそりBに変えてやりたい。」でも地図をいくら探しても道はのっていない。自然と色んな噂が飛び交う。

あの周りはフェンスで囲まれていて入ることすらできない。
実は警察が見張ってる。
触ると高圧電流が流れる。

でもあれに触ればクラスの人気者になれるぞ。21歳にして小学生から変わっていない動機で友人2人と決行。

意外とあっさり入口発見。そして意外とあっさり頂上到達。何だこの山。余裕じゃん。とか思ってたら問題は頂上からAまでちょっと下るとこ。道がない。あるのは前に通ったチャレンジャーが残してくれたであろう細っいロープ。つーか紐。上のヤツがこけると3人まとめてずり落ちる。

途中で勢い余って「ファイトーーーーー」って言ったけど誰も「いっぱーーーーーつ」って言ってくれなかった。そうか。リポビタンDはアメリカじゃ売ってねんだ。こんな所で今更カルチャーショック。

靴もケツもドロドロになりながらそれでも何とか到着したA。うーん。ちゃっちー。実はしょっぺータープでできてました。ブルーシートの白い版みたいな。
皆で「ええええええええええ」(ダブルミーニング)って叫んで帰りましたとさ。

後日友達から電話。
友「お前虫さされ大丈夫?」
俺「いや。全然。」
友「俺さされまくってボッコボコなんだけど。」

うーん。Aの呪いですね。多分。でも日本人には効かないみたいです。でも挑戦したい少年達はムヒ持ってった方がいーよ。念のため。





冒険其の二 「Bridge to Nowhere」


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「バンジージャンプって一生に一度はやってみたいよねー。」
「ああ。何かね。できるらしーよ。Azusaで。笑」

そんな会話から始まったバンジー作戦。大口叩いてたくせにいざ前日になるとドキドキして中々眠れない。集合時間は8時。朝の。そう。ただじゃ飛ばしてくれないんです。高いとこから飛ぶ為には高いとこに登らなきゃなんです。

こっちのが全っ然過酷だったわ。途中ですんごい勢いで川流れてて。川流れてんのに橋ないのね。足もう太ももくらいまでビショビショになりながら歩いて渡らなきゃってのがもう6回くらいあって。一緒に行った犬もちっちゃい子供ももう死んでたよ。笑

そんなこんなでガクガクブルブルしながら歩くこと二時間。着きました。橋。飛んできました。真下に流れる川に向かって。

足プルップルしてた。若干涙滲んでた。正直ちょっとちびった。

落下時間がものっそい長く感じて。ああこのまま死ぬんだーとか思ったらでゅああああああって逆方向に跳ね返って。いやもう。うん。いいや。笑

またちょっと強くなった。気がした。

さすがにスカイダイビングはAzusaでできませんよーに。





冒険其の三 「Coachella Valley Music and Arts Festival」


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カリフォルニア最大級のミュージックフェス。行っちゃったよ。3日間ぶっ通しで。いつもお世話になってるWalmartで30ドルのテント買って。クーラーボックス一杯にビール詰め込んで。

砂漠のど真ん中の会場だから。昼は激熱だけど夜はめっちゃ寒い。ベロベロになって布団にくるまって。朝はものっそい熱さで汗だくで目が覚めて。とりあえず食い物ないからダラダラと飯食い行って。昼過ぎテントに帰ってきてとりあえず乾杯。3時頃にようやく会場入りするんだけど熱すぎて動く気がせず。放水してくれる野外クラブでビッショビショになりながら暴れる。空気涼しくなってくるとアクトが熱くなってきて。もうここらへんで最高潮。この時点で一緒にいた友達とは大体はぐれて自然と一人フェスになってくるんだけど。たまたま隣になったやつとはいつでも新しい友達になれる。Coachellaは暗くなってからが本当に楽しい。

基本的にほら。ほとんどのヤツがハイになってるから。笑 本当に変なヤツばっかで。雄叫び上げながら全速力で走ってるやついたり。いきなり抱きつかれたり。どつかれたり。なんか向こうから来たから一緒に遊んでた女の子に実は彼氏がいたらしく。ものっそい勢いで追っかけられたり。携帯一回なくしてめっちゃ落ちてたんだけど拾ってくれてたいい人いたり。いーややばかったねー。

Passion Pitではオーディエンス跳ねまくって地面揺れるし
Imogen Heapのアイディアはマジ底を尽きない
Hot Chipの盛り上がりも光と一緒になって感動したし
Museは映像も演奏も完璧で完成度が本当高い
Jonsiの声とメロディーセンスはマジで涙出そうなった
Mutemathの暴れっぷりは今まで見た中で最高
Infected Mushroomではもうぐちゃぐちゃになって踊り狂い
Thom YorkeとFleaがフネフネしながらアイコンタクトしてるの見ると鳥肌ブワってなった。





あーあ。春休み終わっちゃったよ。
あーあ。最近平日は基本3時間睡眠。
あーあ。でも昼寝二時間。笑
あーあ。洗濯して掃除機かけて車洗わなきゃ。






今日は珍しく明日に迫った宿題もなくやたら平和な日曜日なので。下らない話を。おい。待て。読めよ。戻るな。





俺は日本にいた頃からメールを返すのがやたら遅い。あ。パソコンのメールは返します。1日1回風呂上がりに。これでも遅いって言われるんだけどね。笑 

まあでもパソコンはこんくらいでいーとして。携帯のメールで遅いのは周りの人をものっそいイライラさせるようで。こうね。来るじゃん。見るじゃん。見るんだよ。ちゃんと読むんだけど。ポケットしまっちゃうのねー。どーしてかねー。笑 なんかある程度貯めてから後でまとめて「どっこいしょ」って座って集中して返すっていう。本当携帯してる意味があんまない。あのとうもろこし食う時に指でクイってやりながら実を貯めて「芋虫」とか「おっしゃ11連」とか言って後でブババババって食べるのと同じ感じ。これ分かる?



それとこーゆー日記見てもらっても分かると思うんだけど。俺は絵文字とか顔文字が使えない。もうめんどくさくて。あの絵文字ゾーンに行く2ボタン分が遠い。そんでもってそこ行って使いたい絵文字が見つからなかった日にはもう…。キーーーってなる。笑 だから文面の俺の感情表現は「!」「?」「笑」「…」を全力で駆使して行われてるっていう。

てかさ。皆携帯の向こう側で言ってもそんなに感情豊かじゃないっしょ。ドコモのあの真っ赤なビックリマークとかさ。そーんなにビックリしてないっしょ?笑 あれ血管小ちゃいの2、3本多分切れてるで。あとあのauの「フッ」って口片方クイっとあげる動く顔の絵文字。あんな顔実際目の前でされたら蹴り飛ばしてしまいそうで怖い。しまいにはあのヒヨコの絵文字とかね。なんかもうお手上げです。もう多分僕が悪かったです。



んで極めつけに。俺は親しいヤツにはとっても口が悪い。「散れ」とか「消えてなくなれ」とか「地獄へ堕ちろ」とか「ビッグバンアターック」とかサラッと言ってしまいます。

これね。普通に会話してて言う分ならまだいんだ。いやダメなんだろうけど。まあいんだ。まだ顔笑ってるからさ。でもメールで言うとたまにすんごい怒られる。「お前それ絵文字無しは残酷すぎるぞ」と。



まあだからまとめると。全然メール返って来なくて。やっと返って来たと思ったら絵文字なしで

「うっせ。」

とかだったりすんだよね。つか俺うざあっ!笑 このメールのせいで俺は一体いくつの友達を失い、一体いくつの恋が散っていったのだろう。皆本当はもっと俺いいやつなんだぞ。ただ不器用なだけなんだ。うん。そうなんだ。





んでまあこれ全部日本の携帯の話じゃん。こっちの携帯でもまあメールみたいんができるのよね。何が嬉しいって絵文字っていう文化が最初っからない。神様本当にありがとう。皆メール白黒ー。目チカチカしなーい。いえーい。

でもね。やっぱこう若者のカルチャーみたいんは生まれてくるのね。皆色んな言葉を暗号の様に手当たり次第に略すんだ。

「oh my god」が「omg」とか。
「just kidding」が「jk」とか。
「are you ok?」が「r u ok?」とか。
「before」が「b4」とか。
「great」が「gr8」とか。

最期の二つとか数字に直さなきゃだし逆に大変だろ。JKは問答無用で女子高生だろ。

俺はこれがどうしてもギャル文字っぽく感じてしまい。恥ずかしくて使えない。日本人がチョベリバって略すのと何が違うんだと。笑 

はあ。こんな愚痴をこんな長々と。歳かな。





そんなこんなで春学期始まりました。相変わらずコーヒ漬けで切り抜けてます。

この間朝寝ぼけながら歯を磨いてたら真っ白なふさっふさなでっけー犬が目の前をのっそーと通って行きました。とうとう天国から何かが迎えに来たのかと思いました。マジで。

写真はその犬。下はうちの犬。あーちょーかわいー。