★ 夜の海 7
妄想小説です*********『ゆうすけだって、忘れられなくって、私使おうとしたでしょ?』何も言わずにただ、私の事怖い顔して見下ろしてる・・。そんなことされたって私関係ない。『だったら、何で私の事離したくないなって言ったの・・・?』『あれは、・・・・わりかったって・・・』『そんなこと、聞きたいんじゃない。』『忘れてぇって思ったよ。さきとならなんて、馬鹿なこと考えた!これで満足か?』『だったら』手を伸ばしてわざと、触れるか触れないかギリギリのところで首筋に手を滑らせていく・・・・触れそうで、触れないギリギリ・・・ゆうすけの足に足を絡ませて見上げる・・『挑発してんの・・?』『乗らないんでしょ・・・?』『俺だって、男だけど・・。』そう言って私の首筋に顔を埋めた・・・。『結局・・・・やるんじゃん・・・。』『やりてんだろ・・・?』今までの顔と違う・・。全然違う優しさなんてかけらもない。淡々とした。そう、作業みたい・・・・でもいいんだ・・・ねぇ、今私抱きながら誰のこと考えてます?ほら、終わったらさ早く、かえんなよ・・・タバコ吸ってるゆうすけが見えた。けだるい体をゆっくり起こしてベッドの下で座ってるゆうすけに手を伸ばした・・。『どうかした・・・?』『何でもね・・。』吸ってるタバコに手を伸ばして取り上げると、傍にあった空き缶にぎゅぎゅって入れて消してやった。『すみません、うちは禁煙なんですケド・・♪』『あ・・癖、わりぃ。』『誰んちと、間違えてんの?』振り返ったゆうすけは私を見上げて鼻をピンッと突いた。『うっせ・・!』『んふふ~♪』『あ~・・・、何だ・・・』『ん?』『また、くっから・・。』へ・・・?『あの、海?』『あ~・・・・海ね。』いかん、不覚にもドキドキしてしまった・・。ゆうすけは、立ち上がると私をゆっくり寝かせた。頬に手を当ててフワッと笑う・・・。『何・・・?』ゆっくりと重なった唇。離れがたいって言うみたいにゆっくり離れた唇。『私、好きになっちゃった?』『アホ。・・・・なぁ、幸せってなんだろうな・・?』『何それ。』『俺に抱かれて、幸せだった?』『んな分けないでしょ。あんなの・・・。』『だべな~』頭を、ガシガシってかいて私を、もっかい見下ろした。バカだねわたしたち。傷舐め合って近付いて馬鹿なことして傷広げてって・・・挑発したのは私か。『ごめんね、挑発しちゃって。』『乗ったのも、俺だし?』『んじゃ、お互い様ってことで♪』バイバイって手ぇ振って帰って行ったゆうすけ。ドアがパタンって閉まった瞬間。けだるい体をベッドに落とした・・・。ばっかみたい・・・涙が出てくる・・。何でよ、何で・・・・?最っ低の大バカヤロ~なのにこんなとき顔が浮かぶの・・・?『会いたいよ・・・。』ねぇ、ゆうすけも一緒・・?続く