妄想小説です




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カキ氷、


私は練乳イチゴ


雄輔はレモン




車に寄りかかって


空を見ながら


シャクシャク食べた。






『それ、おいしい・・?』


『ん?うめぇよ♪』






そういいながら


私の練乳イチゴ、


大切に残してた


練乳んとこジャクッと


とって、パクッと食べた。






『あ~~~~~!!!』


『うるっせぇ~・・・』


『練乳~!!』


『早く食べねぇお前がわりぃ♪』






すんごいショック・・・


見るからに


どんより凹んだ私に


自分の残った氷レモンを


バサッと入れた雄輔・・






『はりゃ、いらないの?』


『凹むな、練乳くれぇ~で・・・』


『あは・・・♪』






私の頭を


ポンポンッと叩いて


雄輔の口元がぼんやりと


明るく光った・・




大きく呼吸して


ふ~ッと吐いた


白い煙・・






『カキ氷食べた後にタバコって・・おいしい?』


『ん?マジ~ケド、口ん中あめぇんだもん。』


『それがいいのに・・。』






赤と黄色の


私のカキ氷


混ぜたらキレイな色になった・・・






『それ、うめぇ?』


『ん?うん♪イチゴのほうが残ってたから、イチゴの味が強いかな~』


『ふぅん・・。』


『食べる?』


『いらね。』






そっ、






大きくすくって


口に入れた


くいって持たれた顎。




上を向かされた瞬間


雄輔の唇・・


深く重なって


入り込んで来た舌が


氷を味わって離れた・・






『うん、まぁうめぇな。んでも、レモンはレモンで食いてぇな♪』






そう言って、


また、タバコを吸う・・






止まってる私を


ふと、見下ろして


意地悪な目が


私を笑う・・






『固まってんぞ?』


『・・・ち、違うもん。』


『なに?不意打ちでドキドキしちまった?』


『・・・・ばかぁ・・!』






背中向けて


口にかき込んだカキ氷


冷たくて


頭がキーンってなった・・






いたいよ・・


もぉ、


































『乗って待ってろ。』






そう言って、


カキ氷のごみを


捨てに行った雄輔。




助手席に座って


膝を抱えた・・






久々の


二人きり


でも、贅沢だね




賑やかな3人の声と


子供たちをあやす


お父さんな雄輔の声


聞けないと


なんだか淋しくなる・・






『何してるかなぁ・・・』






ガチャっと開いた


運転席のドア。


乗り込んできた雄輔が


私を見て言った。






『あいつらに、会いたくなったか?』


『何で分かるのぉ~』


『志保はいつも、顔に書いてあっからな♪』


『書いてないもん・・・』






ぶぅんっ






と、エンジンをかけて


走り出した車。


でも、行き先は家じゃない・・






『どこ行くの・・・?』


『ん?い~とこ♪』


『・・・え?!』


『あ、今、エ ロいこと考えたろ♪えっ ちだなぁ~志保は♪』






にやにやっと笑って


私を見た・・




ギュッと掴まれた手


指を絡めて


握られた・・






『か・・・考えてないもん!』






ドキドキドキ・・・






心臓がうるさい。


お父さんな雄輔とは


全然違う雄輔。




ケラケラ笑ながら


私の指輪を


クルクルまわして遊んでる・・






車は、走っていく・・


でも、外は真っ暗で


何にもみえなくて・・




それがまた、


ちょっとだけ


緊張して


ちょっとだけ


楽しかった・・。














































車は、どこかの駐車場に止まった・・






『ついた。』


『ついたの?』


『降りんぞ。』






そう言って、


運転席から消えた雄輔。


ドアを開けると


ふっと吹いた風・・・






『潮の匂い・・・』


『お、よくわかったな。ほら、来い。』


『うん・・』






手を掴んで


飛び降りて


雄輔の腕をギュッと掴んだ・・。




引っ付いた私の


頬を手の甲で優しく撫でると


引っ張って歩いてく・・・






『静か・・だね。』


『ここ、海水浴場じゃねぇしな。』


『そっか。何・・・するの?』


『さぁ?』






歩いていく雄輔。


ついてく私・・・




岩場を上がってって


私を引き上げる・・


結構高いトコまで上がってって


私に






『ん。ここ座れ。』






って、ポンポンって


大きな岩を叩いた・・。




ゆっくりと座ると


私の両サイドから


雄輔の足が伸びて・・


背中を優しく包まれた・・






波の音と


雄輔の息遣いだけ・・


時折、


雄輔が私のうなじに


キスをする音が聞こえる・・・






『な・・にするの・・?』






言いかけたとき、


目の前の海から


一筋の光が打ちあがった・・・














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これは~




続かなきゃですよね~






国際フォーラム2日目。






読んでくださって


ありがとうございます☆