先日行った穏やかな女川の町と海。


私は震災の一年後に宮城に移り住んだので、震災前の景色を知らない。


今年の3月で宮城に住んで丸7年。

沿岸部に行った時は、震災前はどんな暮らしがあったのだろうと想像する。

出会った人は愛おしそうにそこにあった暮らしを話してくれる。


失われた沢山の尊い命。

ふるさとでの幸せな暮らし。


家族やふるさとをなくした人たちの心に寄り添う歌を歌いたい。


果てしなく工事が続く沿岸部。

8年経って、それぞれの日々の生活を成り立たせないといけない踏ん張りどき。 


自分の命、どう生きるか。


そして人との出会い、支え合いがいかに大切な事なのかを改めて実感する。



私は宮城で歌う。生きる。