2月1日は、
愛犬ミミの命日です。
ミミが旅立ってから1年目の今日、
やっと申し込むことが出来ました。
シニア犬を飼っている飼い主さんへお伝えできればと、ブログの新規ページを開くも、胸が苦しくなって、毎回真っ白なまま閉じてしまいます。
桜朋ブログを読者登録して下さった方の中に、シニア犬について知りたくて、登録して下さった方がいらっしゃるかと思います。なかなか書けずに、すみませんでした。
今でも、朝起きると今も隣でフンフン鼻息荒く、ご飯をおねだりしているミミがいる気がします。
と、純粋に思います。笑
あいたい
あいたい
と、毎分毎秒思っていますが、不思議なことに、旅立った日から、ミミの「いるよアピール」は継続中です。
雲になったり、光になたったり、
足音がしたり、声がしたりと、忙しそう。笑
下の写真は、深夜2時過ぎのミミです。
耳元へ来て、「ゴハン!」
「ゴハン!ちょうだいなっ」と、
ワンワン吠えています。
写真だと、純粋にゴハンを欲している元気なミミですが、実際には、”すでにゴハンは食べているんです。”
どういう事かというと、
シニア犬には、人間と同じく、
”認知症”があります。
ミミのゴハンは、毎日、
朝6時、夕方5時、の2食です。
(別途おやつw)
15才になった頃からは、
特に寝る時間が長くなりました。
2~3時間眠ったあとには、
「ワンワン(ゴハンの時間だよね?)」
と吠えるようになりました。
(しっぽフリフリ付)
最初のうちは、「ミミ、ゴハンはさっき食べたでしょう?」程度のやりとりでしたが、日を増すごとに「どうしたんだろう?」「もしかして食べたこと忘れちゃってるのかな?」と心持が変わってきました。
結果、シニア犬には、人間と同じく、
”認知症”があるといいう事を知りました。
介護というと大げさに聞こえるかもしれませんが、ワンちゃんの世界にも”介護”があるのです。
ミミの場合は15才の時、はじめて”てんかん発作”を起こしてから少しづつ。
夜泣きというよりも、とにかく「ゴハンちょうだい吠え」なのですが(笑)
しっかりとゴハンを食べ終え、満腹になると、うとうとしたままコテン!と寝ちゃいます。
深夜0時を回ると、2~3時間毎に目が覚めます。”ゴハンちょうだい吠え”が繰り返されます。
ミミ自身が完全に寝不足になります。
同時にゴハンを食べたくて必死なため
相当な体力を消耗します。
よって、
”昼夜逆転生活”がはじまります。
見ていて、なんとかしたい。
なんとかしてあげたい。と思うも、
まず1番に大事なことは、
”現実を受け入れること”でした。
●1日のゴハン摂取量は変えず、小分けにして回数を増やす。
●キャベルのみじん切りや、キュウリ(本人の好きな&安全な野菜)
を細かく切ってゴハンのかさを増す。深夜どうしても眠れないとき、ミミの場合はキュウリの出番が1番多かったです。シャキシャキ美味しそうに食べてました。その笑顔が嬉しかったなぁ。
●牛乳を数滴ずつあげたり(満腹だと錯覚させるため)、リンゴを小さくしてあげたり。
●早朝5時~6時の間に朝食を済ませると、やっとこしばらく熟睡します。
※上記は、あくまでミミの場合の経験談です。
ゴハンを食べた事は忘れても、
「まだ」、「よし!」など、しつけた事はしっかりと守ります。笑
お察しの通り、ミミと同期して私も寝不足になります。笑
寝不足が続き、お互いの体力が限界に達するとこうなります。
カーペットは足の緩衝材として必須になります。
これはシニア犬ならではの理由があります。
・リウマチ
・肉球変形
・歩行機能の低下
カーペットがところどころ抜けているのは...
これも列記としたシニア犬ならではの理由なのですが(笑)
これに関しては、ミミの許可を取ってから追記します。笑
東京マラソンが終わったら、
少しづつUPさせていただきます。
●ワンワン走り回っていたミミが、階段を下りるのを躊躇した日。
●ジャンプして風船をわっていたミミが、ジャンプできず風船を眺めた日。
●何の問題もない少々の段差が上がれなくなった日。
●そしてその段差が見えなくなって、転んだミミを目の当たりにした日。
●てんかん、発作
●誤嚥性肺炎
●心臓肥大
●ケンネルコフ
●認知症、徘徊
●リウマチ
●そして、無償の愛 ♡
シニア犬になったミミのことは、
メモ一つなくても、鮮明にインプットされています。
2016年2月1日午前6時35分、ミミの旅立ち。
ミミが家族に残してくれた奇跡のような優しい時間。
2016年2月1日午後4時、
ミミの肉体が天国へと埋葬されました。
東京マラソンが終わったら、勉強開始します。
取得したら、次にペットシッターの資格を取ります。
飼い主さん不在時のワンちゃん&ネコちゃん、お任せください。
と、いつか胸を張って言えるように。
キーホルダーになっちゃったけど、
ミミと過ごした日々が、
どなたかのお役に立てますように。
最後まで読んでくださり、
ありがとうございました。