私はキリギリスを自称しているので、爬虫類なんか大嫌いだー!!
しかし、また出ました。そう、ヤツです。 ううう・・・気持ち悪い・・・
以前ヤツが家に出没したのは、10月の末。まだシンガポールに来てまもなくのある深夜のことでございました。(興味のある方は、10月30日をご参照下さい・・・)
その時に、トロピカルリゾート地の現実を実感した私。バリのウブドのプライベートヴィラでバカンスとか、モルディブのビーチコテージでVacationとか・・・甘い夢は全て潰えたのであります。今までは憧れていたけど、もう絶対行かない!!だって、亜熱帯の気候の場所には、絶対いるじゃん!!!ヤモリ!!!
ええーん、こうと知ってたら極端な話、シンガポールに来なかったかもしれないー!!!
と、叫びたくなる程に、嫌です。マジで。野外に居るのは、そりゃしょうがないです。でも、家の中で同居するのは耐えられない!!!!
今回は、寝室でなく、バスルームに出没。ぞぞぞー
またもや、深夜のこと。奇しくも旧正月元旦の夜のことでありました。
何の気もなく、いつも通りにおトイレに座ったその時であります。便座の後方から、矢の様に飛び出す陰。もの凄いスピードで右前方にあるシンク下へ疾走!!最初はゴキブリかな?と思いました。ハウスメートのカモシカちゃんと違い、ゴキブリには全く痛痒を感じない私。かるーく退治しようとしたその瞬間!!!
シンク下の壁に張り付くヤモリ発見
ぎゃーーーー!!!!
出口ドアに背中を付けたまま固まる私・・・。シンクはドアの真正面。シンク下のヤツから目が離せません
しかし、良く見れば(見たくないのはヤマヤマですが・・・)、前回の巨大恐竜並のヤツとは違い、どうもまだベビーと言える程度の大きさです。(前回比3:1)
そうこう考えている内、一瞬目が虚ろになった瞬間、「あ!!居ない!!」
素早い動きのヤツ。見えなくなってしまいました。再びパニック!!!
え?どこどこ???きゃーーーーー!!!
だって、きゃつ等、吸盤があります。横でも縦でも斜めでも自由自在。もしかしたら背後の壁に登って、後ろからパックリやられちゃうかもしれないじゃん!!!(妄想)
(上下左右の壁・床をパニくりつつ音速で見回す私)
もちろんヤツの姿など見たくありません。しかし、「居る」と分かっているのに「見えなく」なるのはもっと嫌!!!だって、居るんだもん。だって、居なくなるわけじゃないもん。いつ、どこから現れるか分からない恐怖・・・・
背に腹は変えられない!!そこでそろーっとバスルームのドアを開け、リビングの床から強力ゴキブリスプレーを掴み、(ゴキブリが鬼門のハウスメートが家中の何処でゴキに遭遇しても良い様に、いたる所にスプレーを配置している)
シューーーーー!!!!シンク下にまき散らしました。
ぼとっっっ・・・
シンクの影の壁に張り付いていたヤツ、床に落ち、さらに壁を這い上がろうと苦闘します。
ドンドン!!ドンドン!!!ドンドン!!!起きてーーーー!!!
またもや、ヤモリパニックになったキリギリスに、休日の深夜に起こされる可哀想なハウスメートのカモシカちゃん
しかも、アメリカからはるばる遊びに来ていたお友達様も一緒に起こされる始末・・・。
んが、その天使のお友達様が、床でもがき苦しむヤモをペーパータオルを使い、(何と素手で!!)持ち上げ、野外に放逐して下さったのでした。(ありがとう!!!天使さま!!!)
そして、翌朝、阿鼻叫喚のパニック劇をものともせず、マレーシアのリゾートにバカンスに向かったお二人。
カモシカちゃん!!会社の方は任せて、楽しんで来てね!!ヤモを退治してくれさえすれば、もう1週間でも2週間でも、何日だってカバーしまーすマジで。
それにしても、あのヤモ。ちびっ子だった・・・。ゴキ用スプレーなんかかけてごめんね・・・
私だってさ、殺したいわけじゃないの。でもでも、同居は出来ないの。解って!!!!
外に放逐された時にも動いていたので、生きている・・・かな? でも2度と家には入らないでね!!
それにしても、どこから侵入したのだろう、あのヤモ・・・
ゴキブリを極端に恐れるカモシカちゃんが、家中の隙間という隙間に目張りをしているし、ヤモ・ゴキ恐怖症の2人が住まう我が家は、亜熱帯だというのに窓は一切開けない約束の開かずの家・・・。
それなのに、どこから??!!
ううううーん。ヤモ、恐るべし。
ゴキブリやアリを殺虫剤で殺しても、さほどの罪悪感は無いのに、ヤモに殺虫剤をかけて殺しそうになるとやはり罪悪感が・・・。これってどういう心理なのかしらー?「ヤモリは家を守るから殺しちゃいかん」という言い伝えのせい?それともやっぱり4本足で、より哺乳類に近いから?(って、別に親近感は皆無ですけどぉぉ)
でも、あの足の吸盤・・・ ううう、ぞぞぞぉぉぉーーーー
気持ち悪い・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・