本日、11月3日は、日本国憲法が施行された日。


「大山崎町・9条の会」主催の「守ろう平和憲法・リレートーク」に参加し、議員団を代表して、

5分ほどの演説をした。

大体こんな感じ。




思い起こせば、3年少し前の「政権交代」の直前は、派遣などの非正規雇用が広がり、働いても年収250万円以下といったワーキングプアが蔓延、働く権利が守られていない状況や、「姥捨て山」といわれた後期高齢者医療制度の導入、生活保護の老齢や母子加算の撤廃など、憲法25条に謳われている「生存権」を破壊する政治が自民・公明政権により続けられる中で、国民の怒りが広がりました。

そんな政治を変えて欲しいという願いから、政権が民主党に交代しました。


それから、3年。

民主党は、公約を次々に反故にし、国民の願いを踏みにじり、自民党と変わらない政治を行っています。

公約していなかった、いや、やらないと言っていた「消費税増税」を行うことを国会の外で自民・公明と談合し、法案を通してしまいました。

3年前からの、厳しい暮らしの状況はなんら変わらず、それへの対応もないままに増税をすれば、国民の暮らしはますます厳しく、くらしも、経済も壊されてしまいます。

また、同時に、社会保障の財源は消費税で行うとされており、これは、憲法25条に定められた、生存権保障を国の責任で行うことを放棄するというとんでもない内容になっています。


このようなひどい政治を民主党政権が行う中で、国民の中には、自民も民主もダメという気分が広がっており、そこに、第三局として、「維新の会」や「石原新党」が台頭してきています。

しかし、維新の会の橋下氏は9条を変えるといっています。石原前都知事は、改憲ではなく、憲法を破棄すると言っています。それは、手続きとして改憲には時間がかかるから、「破棄」なら、一方的に行うことができる。と言うのです。これまで、都知事として行政を担ってきた人が言うことかと、ほんとうにびっくりします。

良識ある国民のみなさんが、まさか、このような危険な人物を支持するとは思えませんが、何しろ今のマスコミは、こうした勢力を「第三局」として、もてはやすものですから、大変危惧しています。


だからこそ、今、全国各地で、そして大山崎町で、地道に平和憲法を守る活動を続けておられる「9条の会」の皆さんの活動がほんとうに大事になってきています。住民の皆さんに、真実を伝えるために頑張ってほしいと思います。


今、政局が大変不安定であり、いつ、解散総選挙になるかと言われています。

日本共産党は今度の総選挙で、いま9の議席を倍に増やしたいと頑張っています。

戦前・戦中を通して、天皇制に反対し国民主権を求めてきた日本共産党が延びてこそ、平和憲法を守ることができます。侵略戦争に一貫して反対してきた日本共産党はこれからも、みなさんのくらしを守るため、国でもここ大山崎町でもがんばります。いっしょにがんばりましょう。





昨日、半日時間があったのに、だらだらとしており、また、地方自治と憲法をテーマにした演説にしようと思ったため、本まで読もうとしていたのに・・・・。先輩議員との電話でまったく違う方向になり、昨夜は、内容が定まらず、結局は今朝、少しの時間で、頭の中で組み立て、箇条書きにしてしゃべるという結果に・・・。

司会をされていた「9条の会」のGさんは「よかったよ」っていってくれたけど、自分としては言葉尻などあいまいになり、不満足。