大山崎町は、昭和42年(1967年)11月3日に、町制をしきました。

本来なら昨日が45歳の誕生日ですが、本日、町制45周年の「自治記念式典」が開催されました。


役場1階ロビーに椅子を並べ、町行政に関わる行政委員や現役議員、元議員、町長などが集まります。また、同時に町内各分野(商業や農業、福祉、教育など)で活躍し、町行政に貢献した人達に感謝状贈呈や功労者表彰が行われるので、その関連の商工会の方やボランティアさんなども参加されます。


今年は、町内唯一の無認可保育所を自宅で行っておられるTさんが感謝状を受けられました。

町の保育所では、満6ヶ月からしか入所できないし、0歳児の定員は、3保育所合わせても27人。

今のところ、町は、4月1日時点での待機児ゼロの方針ですすめていますが、年度の途中からとなると、定員がいっぱいで入所できないこともあります。そんな子どもたちを受け入れ、お母さんが働きに行けるよう応援してくださっている。もちろん保育料は取るわけだけど、子どもの数に応じて保育士を雇い、Tさんは、子どもらのために、毎日、おいしい昼食やおやつを作っている。決して儲かる仕事ではない。そんな仕事を、「子どもたちかわいいから」と40年近く続けておられる。私の友人も何人かこの保育所でお世話になってきている。

この町に、なくてはならない大切な所。町もそのことは認識しているので、補助金も出しており、まなべ民主町政のときに、増額もしている。

Tさん、改めて、今までありがとうございます。これからも頑張ってください!

Tさんの保育所の運営がしやすくなるよう、今後も町にはたらきかけていこうと思います。


そんな嬉しい今年の「記念式典」。

実は、私、主催者として、他の参列者と向かい合って前の席に町長や教育長と並んで座りました。

それは、11月1日より、「副議長」という大役を拝命しているから。

町主催の行事では、議会の代表として、議長が主催者として、あるいは来賓として、前に座ります。

副議長が前に出る行事は、あんまりありません。

今日は前に出ていたので、「君が代」斉唱時、起立しました。「日の丸・君が代」については、思うところがありますが、詳しくはまたの機会に述べるとして、どうにも気持ち悪いというか滑稽田と感じるのは、町長や来賓の方々が、あいさつを述べるため演壇に向かうとき、旗に向かって一生懸命おじぎをすること。



本日、11月3日は、日本国憲法が施行された日。


「大山崎町・9条の会」主催の「守ろう平和憲法・リレートーク」に参加し、議員団を代表して、

5分ほどの演説をした。

大体こんな感じ。




思い起こせば、3年少し前の「政権交代」の直前は、派遣などの非正規雇用が広がり、働いても年収250万円以下といったワーキングプアが蔓延、働く権利が守られていない状況や、「姥捨て山」といわれた後期高齢者医療制度の導入、生活保護の老齢や母子加算の撤廃など、憲法25条に謳われている「生存権」を破壊する政治が自民・公明政権により続けられる中で、国民の怒りが広がりました。

そんな政治を変えて欲しいという願いから、政権が民主党に交代しました。


それから、3年。

民主党は、公約を次々に反故にし、国民の願いを踏みにじり、自民党と変わらない政治を行っています。

公約していなかった、いや、やらないと言っていた「消費税増税」を行うことを国会の外で自民・公明と談合し、法案を通してしまいました。

3年前からの、厳しい暮らしの状況はなんら変わらず、それへの対応もないままに増税をすれば、国民の暮らしはますます厳しく、くらしも、経済も壊されてしまいます。

また、同時に、社会保障の財源は消費税で行うとされており、これは、憲法25条に定められた、生存権保障を国の責任で行うことを放棄するというとんでもない内容になっています。


このようなひどい政治を民主党政権が行う中で、国民の中には、自民も民主もダメという気分が広がっており、そこに、第三局として、「維新の会」や「石原新党」が台頭してきています。

しかし、維新の会の橋下氏は9条を変えるといっています。石原前都知事は、改憲ではなく、憲法を破棄すると言っています。それは、手続きとして改憲には時間がかかるから、「破棄」なら、一方的に行うことができる。と言うのです。これまで、都知事として行政を担ってきた人が言うことかと、ほんとうにびっくりします。

良識ある国民のみなさんが、まさか、このような危険な人物を支持するとは思えませんが、何しろ今のマスコミは、こうした勢力を「第三局」として、もてはやすものですから、大変危惧しています。


だからこそ、今、全国各地で、そして大山崎町で、地道に平和憲法を守る活動を続けておられる「9条の会」の皆さんの活動がほんとうに大事になってきています。住民の皆さんに、真実を伝えるために頑張ってほしいと思います。


今、政局が大変不安定であり、いつ、解散総選挙になるかと言われています。

日本共産党は今度の総選挙で、いま9の議席を倍に増やしたいと頑張っています。

戦前・戦中を通して、天皇制に反対し国民主権を求めてきた日本共産党が延びてこそ、平和憲法を守ることができます。侵略戦争に一貫して反対してきた日本共産党はこれからも、みなさんのくらしを守るため、国でもここ大山崎町でもがんばります。いっしょにがんばりましょう。





昨日、半日時間があったのに、だらだらとしており、また、地方自治と憲法をテーマにした演説にしようと思ったため、本まで読もうとしていたのに・・・・。先輩議員との電話でまったく違う方向になり、昨夜は、内容が定まらず、結局は今朝、少しの時間で、頭の中で組み立て、箇条書きにしてしゃべるという結果に・・・。

司会をされていた「9条の会」のGさんは「よかったよ」っていってくれたけど、自分としては言葉尻などあいまいになり、不満足。



このたび、ここに公式ブログを立ち上げようと思います。


地方の小さな町の議員がどんな活動をしているのか。


皆さんの一番身近な暮らしの場で、政治というものが、どのような役割を果たしているのか、お伝えできればと思います。


また、私は、日本共産党の議員ですので、日本共産党の政策についても、自分なりにわかりやすくお伝えできればいいな。と、思っています。


どこもでできるかわかりませんが、よろしくお願いいたします。