国指定重要文化財の銅造十一面観音坐像や県指定有形文化財の梵鐘が有名な小松寺は、南房総でも紅葉が美しいところとしても有名です
カエデの大木などが見事に色づく時期は必見ですが伺った時期は2月でした
小松寺には七不思議が伝わっており
ある日、大きな山津波がおきて、鐘が押し流されてしまいました。山門の仁王尊が必死になって掴んだものの、自然の力に抗しきれず、片腕とともに川に流れ落ちてしまったのです。鐘は下流へと流れ流され、瀬戸川の深い土中に埋まってしまいました。
その後、大雨が降り川の水があふれると、瀬戸川の淵から『小松恋しや、じゃがらがん』と悲しそうな鐘の音が聞こえてきたということです
秋の訪問をお勧め致します
檀特山 小松寺 (だんとくざん こまつじ)
宗派 真言宗智山派
御本尊 薬師如来
仁王門 ・ 仁王像(金剛力士)
吽形 阿形
本堂
境内