原題「FIRST MAN」見てきました
人類で初めに月面に降り立った、ニール・アームストロングに焦点を当てたドキュメンタリー映画ですね
同じアポロ計画を題材にした「アポロ13」っていうのがあったけど、この映画はかなり方向性が違う
「アポロ13」はアポロ計画の凄さとか、月に向かうがトラブルのために引き返すことになったという、映画的な見せ方をしてた(だったはず)
でも、「ファーストマン」はニール・アームストロングという個人に焦点を当てて、彼がどのように飛行士に選ばれ、訓練し、その間に家族とどのように過ごしてきたのかの日常を切り取ったような映画です
なので、はっきりいって序盤、終盤近くまでは退屈かもれないな
実際、自分もそんな感じだった
でも、彼の目線でストーリーが進んで行くうちに追体験をさせられているように感じてくる
多分、撮り方のせいかもね
ニールの主観やアップが多用され、第3者視点(俯瞰視点)が少ないように思えた
ジェミニ計画でのテスト時の宇宙での作業時も、アポロ11号で飛び立つ際も船外からの映像はほとんどなく、船内のニールの姿、船の窓からの外の映像ばっかり
だから、余計にその場にいるような感覚になるんだろうね
正直、これまでニール・アームストロングのことはほとんど知らなかった
アポロ計画も11号が最初に月に行って、そのあと何回か行って、13号がトラブルで行けずに戻ってきたことくらい
その前段階のジェミニ計画があったことは初めて知った
まぁ、1960年台のことだからね
月に降り立ったときに月面に星条旗を立てるシーンが無いことで、トランプ大統領がこの映画は見ない!と言ってるらしいw
めっちゃ真面目で寡黙なニールを追体験しに、ぜひ劇場へ!