
見に行ったのは先週ですが、
ちょこっとレポ
監督はクリント・イーストウッド
実話を元にした作品で、
イラク戦線での一人のスナイパー<クリス・カイル>の物語
近年、リアルな戦争映画が多く
スケール感、空気、人間の生き方を
描いた良作が増えてきている。
アメリカンスナイパーもそんな映画のひとつだ
アカデミー賞も受賞してます。
作品賞は惜しくも逃しましたが音響編集賞受賞です
確かに戦場の音、その雰囲気はありました
ま、戦場を実際に体験もしたことないので想像の域は出ないけどね
雰囲気的には何年か前の「ハート・ロッカー」に近いかも
ハート・ロッカーでは戦場での爆弾処理班
アメリカンスナイパーでは狙撃手
どちらも、戦場の中では特異な存在
だからこそ、テーマにもしやすいのかもしれない
米軍史上最多の160人を射殺したひとりの優しい父親
パンフレットに書かれた言葉
映画ではそんな1人の男のほぼ一生が描かれています
幼少のころに父親に言われた言葉
(ネタバレになるので言葉は割愛)
その言葉は彼の中に強く残り、青年へ
そして軍へ入隊
軍へ入隊し、エリートの部隊シールズへ
訓練の中で天性の射撃の腕を見込まれ狙撃手へ
この狙撃手という立場
部隊の中では護衛役になる
フォワードのチームを離れた位置から見守り
敵をピンポイントで排除する
この「守る」という狙撃手独特の「攻撃」
これが子供の頃に彼の父親から言われた言葉の体現となる
この「守る」ための「攻撃」は祖国アメリカのためと強く認識し
戦場から戻っても、その感覚は戦場のまま
どこかで聞いたような気がするのだが、
スナイパーは戦場では唯一、
一人に対して意思をもって殺し、その人の最後を見届ける人間
だということ
相手を認識し、危険と判断、そして排除
このプレッシャーは重くのしかかり
精神に深く蝕んでいく
いわゆるPTSD(心的外傷後ストレス障害)ってやつ
いろんなところで問題になってます
この映画の一つのテーマでもある気がします
そして自分的に思ったのは「正義の居所」ってやつかも
主人公は祖国アメリカのため、アメリカに害を成す対象を排除する
敵からは悪魔とされ賞金をかけられる
祖国に戻れば愛する妻と子供の父親
戦場では子供にすら銃を向けなければならない状況とのオーバーラップ
正義の行使というものの表と裏の近さを感じる場面もあり、
考えさせられるところでもあった
最後、彼は軍を退役しPTSDからも立ち直る
その中で同じくPTSDに悩まされる退役軍人のサポートも行っており、
その最中に殺されてしまう
映画はここで終わり、エンドロールへ
エンドロールは無音です
いつもエンドロールでは映画の内容を改めて考えたりするのだけど、
さすがに無音びっくりでしたわ
これも演出であり、考える時間なのかもしれない
なんだかリアルアイムに考えさせられるものがある映画でした
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