公開前も公開後も賛否...というより否が目立った実写版ヤマト。
先日のテレビ放映を録画しておいたので観てみました。
アニメ版ヤマト世代の我々にとって、
とにかくクレームの嵐のような作品だったことは間違いなかったです (-_-メ
本当に、画面を見ていて突っ込みどころ満載なんですが、
なにより残念、悔しかったのは、
この映画を観ていると「別の作品をイチイチ思い出す」こと。
ターミネーターで観たカメラアングル、
マトリックスで観た世界観、
エイリアンで観た宇宙生命体、
スターウォーズで観たカメラワーク、
アルマゲドンのような展開...ほんの一部を抜き出してもこの始末。
...不愉快さを通り越して、しまいにはどうでもよくなって呆れてしまった。
キムタクがどうの、山崎努がどうの、というものは無視しても...パクリはいけません。
(そう、きっぱりとパクリと書かざるを得ないのが悲しい)
もし、「真似ではない」とでもいうのなら、製作サイドは映画人として(映画ファンより遥かに)勉強不足、知識不足と言わざるを得ない。
製作中に何かの映画に似てしまいそうだとわかったなら、似ないようにつくるのがクリエイターとしての、最低限度のマナーではないだろうか。
監督の山崎貴は、いったいどういうつもりで映画を撮っているのだろう?
まあ、いろんな考え方があるのもわかるし、
オリジナルのヤマトとは違う作品だと、割り切って観ればそれでイイのかも。
...でも、正直とても残念だった。
キャストに不満もあるけれど、唯一、真田さんを演じた柳葉敏郎は許せるかな。
故青野武さんを思いっきり意識した演技。
やっぱり世代なんだろうね、ヤマトへの愛を感じました o(〃^▽^〃)o
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