ホテルを避難所に。 | 意匠太郎☆デザイナーな日々

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閉館した赤プリを6/30までの期間、被災者の避難所として利用することになったそうです。

被災地の避難所というと、テレビで報道されるように体育館や、公民館の大部屋などが多いですね。
誰でも経験があると思いますが、体育館ってかなり寒いと思います。
いろいろなものを失って、疲れ果てている被災者にとって、雨露をしのげるとはいえ体育館は決して快適な避難所とはいえない場所だと思っていました。

やはり、宿泊施設として利用出来る場所が避難所には適しているでしょう。

現在休園中の東京ディズニーリゾートですが、その余波を受けて舞浜のホテル群も予約キャンセルが相次ぎ、空き室だらけだそうです。そこで、東京ベイ舞浜ホテルでは液状化現象等で被災している地元浦安の人たちへ向けて、ホテルの大浴場や、各部屋の浴室を開放(特別料金で利用)しているそうです。また、ヒルトン東京ベイでは通常宿泊料金の1/5の価格で被災者に部屋を貸したりしています。

岩手や福島で被災した皆さんの中には地元を離れたくない方も多いようですが、都内や関東圏でも空き室のあるUR賃貸住宅(旧公団住宅)などの施設に一時的にでも避難出来れば、体をいたわりながら避難生活をおくることが出来るかもしれません。

目的外使用にはなりますが、この緊急事態に対処するには柔軟な発想とスピードが求められます。
やはり、知恵を働かせることでモノゴトを解決出来るのは素晴らしいことだと思います。