ストリングのミニレビュー(蛍光オレンジ系) | nebosukeのブログ
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上のストリング画像(結び目などは購入した時のままの状態です)を見て、①~⑥までの品名がすぐに分かった方はかなりのマニアか業界人の方だと思います。正解は2枚目の画像に記載した通り、順番に、①SGソフトポリエステルストリング、②Kitty String(いわゆるKスト、太さはノーマル)、③YYFポリエステルストリング、④スピードストリング、⑤HamString、⑥Toxic Stringになります。

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未使用品の束の中から、適当に1本ずつ抜き出して長さをざっと測ってみたところ、以下の通りでした。
①97cm(94.5cm)、②121cm、③109cm(105.5cm)、④105cm(102cm)、⑤128cm(結び目からの長さ)、⑥127cm
(カッコ内の数値はフィンガーホールの結び目からの長さです。)
HamstringとToxic Stringの長さが際立っていますね。
また、SGソフトストリングは比較的短めなので、背の高い方は要注意です。
デフォルトの長さの違いが分かりやすいように、並べて撮影してみました。
ロットによって多少の差は当然あるかと思います。また、Kストは十分に引き延ばしてから使うようにラベルに記載されており、実際の使用時にはもう少し長くなりますのでその点ご注意下さい。

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感触としては、スピードストリングが最も滑らか(細めでシルキーな感触)で摩擦抵抗が少ないです。次にToxic Stringと言いたいところなのですが、こいつがくせもので、素材自体はハリがあって摩擦が少ない表面加工なのですが、ヨリ目が粗いため、でこぼこしており、滑りは良くありません。バインドコントロールも難しく、この感触、苦手な方は多いのではないかと思います。逆にHamStringはヨリ目がみっしりと細かすぎて、先端をほどいてヨーヨーに綺麗に取り付けるのが一苦労です。下の画像を見れば、その違いは一目瞭然です。

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折り返し側の先端の画像。

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YYF(若干細めな感じ)、Kスト、SGソフトストリング(若干太めな感じ)については、手触りは標準的な感じで、特に言うことはないですね。ヨーヨーを取り付ける際の先端のほどきやすさは、この6本の中ではYYFが一番良好で、スルスルスル・・・と非常にスムーズで気持ちいいです。

飛びはやはりスピードストリングとToxic Stringが抜きんでています(両者甲乙つけがたし)。

↓スピードストリングはこんな感じ


↓Toxic Stringはこんな感じ


「むずい」トリックは、それに適した道具に頼って「できる」という成功体験や構造の理解を深めてから、標準的な道具でもできるようにフィードバックしていく、というのが私の好みのやり方です(ヨーヨーに関してもすぐにフルメタルに手を出してしまった人間なもので・・・)。この方法のメリットは、まぐれでも何でも「とりあえず成功」するまでの時間を短縮できることですが、「最初はプラヨー」派の方が良く言われるように、効率的な(正しく美しい)動きが身につかず、変な癖が染みついてしまうというリスクは高いかもしれません。

HamStringは海外掲示板での評判や関連の動画を見て、期待して購入したものなのですが、飛びの良さはKストに毛が生えた程度で、正直、良さが私には良く分かりませんでした。この6本の中ではダントツで細かいヨリ目なので、高度なトリックでの滑りが良かったりするのかもしれません。50本で25ドルもする高級ストリングでしたが、残念ながら、私はまだ使いこなすレベルに達していないということなのだと思います(泣)。

ここまで読んでいただいた方、長文におつきあいいただきありがとうございました。きっとあなたも相当なスキモノですね。私は30代後半の所帯持ちで、別にガチの競技者を目指しているとか、コレクターというわけではないのですが、小物好き、かつ道具に頼りがちな性格もあり、手持ちのストリングとヨーヨーがどんどん増えてしまいました。ヨーヨーを始めて2年に満たないことを考えると、ちょっと買いすぎですかね・・・(小学生の息子のおみやげに近鉄百貨店でモンスターシェルを買ったときには、まさか自分がこんなにヨーヨーにはまることになるとは想像もしてませんでした。)でも、ストリングやヨーヨーは買えるときに買っておかないと、入手不可になってしまうことがあるので(Johnストリングスとか)、これからも、これは!と思ったものは、思い切って購入・備蓄することでしょう。福袋も大好きです。それでは皆さん良いお年を!