熱いヤツもイイのです | とらやは今夜も呑むのです

熱いヤツもイイのです

本日のネタも、5月の頃の出来事なのであります。
「最近、ダンナは新しいお店の開拓に目が向いてるじゃない?」
「1年以上、サボっていたツケがまわってキタ感じなのです」
「自由が丘って、お店の移り変わりが激しいもんね」
「そう言えば、面白いお店の情報をゲットしたのです」
「こういう情報収集は諜報機関並みだよね・・」
「お嫌いなら、今夜、拙が独りでイって参りますが?」
「行かないとは言ってません!」

これが、とらやの出勤前の会話でありました。イイじゃありませんか。
朝っぱらから、酒場の話題。呑兵衛と嫁の会話に相応しいのです。
そんなワケで、とらや夫婦は話題お店へと出掛けたのでありました。
自由が丘『ナンリ亭』さんであります。
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「この「サカバ」に只ならぬモノを感じるのであります」
「待って!「るろ剣」「飛天御剣流」は禁止ネタにするからね!」
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「おろろ~~~~」
「ダメだって言ってるでしょ! めんどくさいんだから!」
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カウンターに陣取れました。愛する赤星で乾杯とは上出来じゃありませんか。
ナンだカンだ言っても、とらや夫婦はツイているのであります。
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お通しを2種類、選ばさせていただきました。まずは枝豆でイクのであります。
ビールに枝豆。ド定番の王様ですが、ハズレの無い呑み始めは重要なのです。
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冷奴には少々早い時期でした。厚揚げがお通しとは嬉しいじゃありませんか。
生醤油ではなく、お出汁でいただくのです。このセンスに惹かれるのです。
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こうなるとお酒をいただかなくては、イケないじゃありませんか。
大振りの酒器に注いでいただきましょう。酒器の色味も嬉しいのです。
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とらや夫婦が選んだこの夜の2本であります。じっくりといただくのです。
どちらもイケるお酒じゃありませんか。料理と引き合うのであります。
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ポテサラなのであります。マッシュではなく千切りなのであります。
しかし、確かにポテサラなのであります。ご店主、只者ではあられませんな。
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鳥わさにアボカドが加えられ、さらに美味しく変化されているのであります。
「こんな仮説さえ立てられなかった自分に腹が立つのです」
「固定観念って、恐ろしいよね・・」
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「魚料理も美味しいじゃありませんか」
「お酒がすすむ美味しさだよね~」
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さて、〆の逸品の為にお酒を変えるといたしましょう。
やっぱり、アイツらにはシュワシュワなお酒を合わせたいのです。
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ご店主のこだわり、このお店の看板メニュー「たこ焼き」であります。
しかも「博多風たこ焼き」なのです。とらや夫婦は初体験なのであります。
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こちらは塩でいただくのであります。パクッとイキたいじゃありませんか。
しかし、「強烈に熱いので、ひと口はキケン」とのことであります。
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外はカリカリ、中はドロドロに熱いのです。生地にお出汁が効いてイイのです。
涙目になりながら、たこ焼きをチビチビと齧る。これも愉しいじゃありませんか。
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ソース味でもいただきましょう。見た目はお馴染みの姿なのであります。
しかし、こちらも博多風の「たこ焼き」強烈に熱く、美味しいのです。
いわゆる「たこ焼き」をパクリと食べられなかったのは初めてなのです。
イイのです。美味しくても、パクれないのも一興、面白いじゃありませんか。

美味しかったでありますよ! ごちそう様であります!

「アタシは間違いなくネコ舌だから、食べるのが大変だった~」
「拙はネコ舌ではナイ自信があったのですが、完敗でありました」
「たこ焼きに泣かされたのは初めてだったよ」
「でも、美味しかったから、これでイイのであります」
とらや夫婦は「博多風たこ焼き」にすっかり魅了されたのでありました。