山に登ってみた。 | もの思う葦のつぶやき

えー、祝日11日のはなしですが、県内加美町の薬莱山(やくらいざん)にいってきました。最近車でどこにも行ってなかったので、ドライブがてらほどほどに身体を動かそう。とおもって軽い気持ちで山頂を目指しましたがこれが地獄のはじまりでした。。。






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山の全貌を写真で撮りわすれたので上の写真はネットからお借りいたしました。その流麗な姿から別名「加美富士」ともいわれるそうです。




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登山道入り口の鳥居と入り口をくぐってからの道中の階段です、この階段がまるで登る人を考慮していない。ひとつひとつ高低差がかなりあるのですんげえ疲れます。バリアフリーの上級対義語があるならこれでしょうか、これが延々と続いていきます。ちなみに鳥居にたどり着くまですら、えげつない登り坂です。




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完全に山をなめきっていた装備の自分はぜーぜー言いながら登り続けました、水は一応買っていたのですが500ミリリットル1本のみでは到底たりない!汗の量が半端ないです。ちょうどこの500階段目くらいがいちばんきつかったです。足があがらないのです。なんでこんなことになったのか後悔しはじめていたころです。入り口あたりで吹いていたトトロの行進みたいなくちぶえもこのころには単なるえづきにかわり、酸っぱいものがこみあげていたのです。




それでいよいよもって山頂付近にたどり着き、草の根かきわけて心肺停止を恐れながら生まれたての牛状態で進んでいくと、なにやら怪しき物体が。。。






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ばあさんの地蔵!こんなところでご苦労様です。これから寒い時期がおとずれますがなんとか御凌ぎくださいませ。。。






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そんなこんなで山頂へなんとか無事たどりつきました。不気味ですがお堂みたいなもの(上中段)もあり登頂証明書みたいなものがもらえるとか書いていましたが酸素不足で頭痛がしたし、読むのめんどくさかったので無視しました。ここでコンビニおにぎりを食べましたが帰り道の水の残量が微妙でしたので、おにぎりのみを押し込みました。必殺つば。です。




でも山頂からの眺めはおもっていたよりすごかったです。加美町はもちろん大崎平野、遥かさきには加護坊山(大崎市田尻)までみわたせるのです。






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うおー、標高553Mを登りきったぞー。


このときばかりはハイテンションでしたが、まだ帰り道があるのです。




帰りみちは斜面がかなりの急勾配で階段もなく、しかも黒土が水分を含んでいるのと腐葉土ですべるすべる。 うおほ!うおほほほ!と叫びながら3回もマジですっ転んだ自分は前後に人がいなかったからいいようなもの、他人からみたらさぞ気持ち悪かったことでしょう。。。






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ほんとに下山途中でこういうのやめてくれませんか。鈴もないし空手の心得もないのです。






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で、なんとかかんとか下山できました。。。アスファルト、なつかしかったです。ジーパンは泥まみれで山頂で食べたおにぎりの米つぶが鼻腔にはいったままでしたので違和感と達成感とが半々でした。




かなり疲れました。おそるべし、あなどるなかれ薬莱山!体力自慢の方はぜひ!


ふもとには疲れた身体をいやす温泉施設やレストランもあり、自分は入浴後にわさびパスタというものを食べたのですがかなりうまかったですよ。


生きてるうちにまた登山する機会があって、体調と気分がよければまた来ます。。。