一昨日12月7日のNHKFM「ラジオ深夜便」の案内役は、迎康子アンカーでした。

「にっぽんの歌こころの歌」の時間では、作曲家の岡千秋さんの作品が特集されていました。

岡千秋さんは、 岡山県和気郡日生町のご出身なんです。今は備前市になっていますが・・。

詳しくは、瀬戸内海上の離島、鴻島出身だそうです、なので学校に通うのに連絡船で通っていたそうです。その船では歌謡曲がよくかかっていて歌が好きになったそうです。

昭和45年、日吉ミミさんの「男と女のお話」が作曲家デビュー曲だそうです。


作家で綴る流行歌:岡千秋(作曲)作品集



昭和58年「浪花恋しぐれ」  唄:都 はるみ&岡千秋 作詞:たかたかし 作曲:岡千秋
https://youtu.be/Sj01aC5n0UU
♪芸のためなら 女房も泣かす それがどうした 文句があるか 雨の横丁 法善寺 浪花しぐれか 寄席囃子 今日も呼んでる 今日も呼んでる ど阿呆春団治 「そりゃわいはアホや 酒もあおるし 女も泣かす・・・♪


昭和58年「だんな様」   唄:三船和子  作詞:鳥井実  作曲:岡千秋
https://youtu.be/9q0iTofJUgg
♪つらい時ほど 心のなかで 苦労みせずに かくしていたい 私の大事な だんな様 あなたはいつでも 陽の当る 表通りを あるいて欲しい がまんしている 背中をみれば 男らしさに 涙が出ます 私の大事な だんな様 あなたの心が・・・♪


昭和59年「長良川艶歌」  唄:五木ひろし 作詞:石本美由起  作曲:岡千秋
https://youtu.be/NCNL8HOubuw
♪水にきらめく かがり火は 誰に想いを 燃やすやら あなた あなたやさしい 旅の人 逢うたひと夜の 情けを乗せて こころまかせの 鵜飼い舟 好きと言われた 嬉しさに 酔うて私は 燃えたのよ あなた あなたすがって みたい人・・・♪


昭和60年「演歌みち」   唄:松原のぶえ 作詞:吉岡治  作曲:岡千秋
https://youtu.be/yIdf4ig_JeM
♪爪先あがりの この坂を 誰が名づけた 浮世坂 風が背をおす 日もあれば 雨が胸つく 肩たたく しんどいネ そりゃましんどいけれど エンヤコラ このみち 演歌みち 人間生きてりゃ 誰にでも いつか身につく 垢もある 責めてくれるな・・・♪


昭和60年「波止場しぐれ」   唄:石川さゆり   作詞:吉岡治  作曲:岡千秋
この歌の歌詞の中に、小豆島の土庄港が出てきます。
https://youtu.be/Hg-pX4MtKZQ
♪波止場しぐれが 降る夜は 雨のむこうに 故郷が見える ここは瀬戸内 土庄港(とのしょうみなと) 一夜泊りの かさね着が いつかなじんだ ネオン町 肩に重たい 苦労なら 捨てていいのよ 拾ってあげる ここは瀬戸内 土庄港の・・・♪


昭和61年「美幌峠」   唄:美空ひばり   作詞:志賀貢  作曲:岡千秋
https://youtu.be/FC0_R_fSydw
♪あなた忘れる 旅だけど 霧が心を まよわせる なにも見えない 峠に立てば にくしみだけが 遠ざかる ああ さいはての 美幌峠に 霧が降る あすはサロマか 裏摩周 つらくなりそな しぐれ空 あれは和琴と 指さす人の どこか似ている・・・♪


平成元年「河内おとこ節」   唄:中村美律子  作詞:石本美由紀  作曲:岡千秋
https://youtu.be/8ODcuS8bUuc
♪河内生まれの 風来坊は 生きのいゝのが あゝ…売りもんや サテモ皆様 おそまつながら こゝが男の 舞台なら 太鼓叩いて 見栄を切る 喧嘩囃子の 河内ぶし 一に度胸や 二に人情や 後は腕づく あゝ…腕しだい サテモ・・・♪


平成19年「堀部安兵衛の妻」   唄:小桜舞子  作詞:木下龍太郎 作曲:岡千秋
この歌も歌手の名前も知りませんでした。
♪殿のご無念 晴らすため 明日は吉良へ お討入り その目を見れば 隠しても 判りますとも 夫婦なら 首尾(しゅび)を笑顔で 祈っても 別れがつらい 心では 「口は達者でも 父・弥平衛は老いたる身 老いの一徹・・・♪


昭和63年「包丁一代」   唄:岡 千秋  作詞:いではく 作曲:岡千秋
ご本人が歌った歌ですが、知りませんでした。
♪味の一文字 背中にしょって 包丁に賭けた 男意気 勝負は 浪速の ど真中 見て盗る 聞きを盗る 味さばき 包丁一代 みがく この腕 板修業 (セリフ)喰い道楽の この街で 生きてるんや 日本一の板前になったるわい!

こうしてみると、大ヒット曲も多いですね。