チャン・グンソクが極秘レコーディング
俳優チャン・グンソクは7月末、ソウル市江南区のスタジオで、極秘レコーディングをしていたことが分かった。ビッグ・ヒット・エンターテインメントが7日、明らかにした。
チャン・グンソクは作曲家パン・シヒョクとともに、7月に新曲をレコーディングしたという。この曲は世界各国で人気を呼んでいるエレクトロニック・サウンドを取り入れたダンスナンバーだそうだ。
チャン・グンソクはこれまでも各メディアでプロ並みのダンス・パフォーマンスや歌唱力を披露、歌手デビュー説までささやかれたが、この新曲で今後の方向性が見えてきそうだ。
また、10代のアイドルグループ結成のバックストーリーを描く新ドラマ『イケメンですね』(SBS)への出演が有力視されており、このところ音楽関連の話題が相次いでいる。
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今旬の男、キム・ナムギルの演技論
これ以上の説明は必要ない。ピダム役のキム・ナムギル(29)。視聴率40%台をマークしている大人気時代劇『善徳女王』(MBC)で、キム・ナムギルは今最もホットな男だ。
浅黒いメークにぼろぼろの身なりで突然登場したこの「秘密兵器」は、いつの間にか見る人々の脳裏に焼き付いてしまった。善悪を行ったり来たりしながらも、いたずらっ子のような無邪気さを忘れないピダム。そこには、変化していく人物を生き生きと演じる俳優キム・ナムギルがいる。
記者がそれほど期待せずに訪れた撮影現場で、一人歩き回っていたキム・ナムギルをつかまえたのは幸運だった。ちょうど「夕飯&休憩」を知らせる制作スタッフの叫び声が聞こえてきた。痛快だった。自分でも無意識に「ナムギルさん、初めまして」の代わりに、「ピダムさん、会いたかったです」という言葉が出た。浅黒いメーク、ぼろぼろの身なりでピダムそのものだったキム・ナムギルは白い歯を見せ、にっこり笑った。
自分に対するファンの思いを知ってか知らぬか、キム・ナムギルは感謝しながらも淡々としていた。「地方を回り、撮影ばかりしているので(人気を)実感できない」と話したが、慎重に続けた次の話からは、デビュー10年を迎えた俳優のしっかりした本音が垣間見えた。
2003年MBC公募タレント出身のキム・ナムギルは、1998年に『学校』(KBS第2)でドラマデビューした。
「以前だったら、とてもうれしくてあちこち飛び回っていたと思います。もちろん、こんないい経験は初めてですが、今まで心が鍛えられたというか…。高視聴率ドラマに出て、一気に流れに乗ることもあるでしょう。どっちにしろ、出なければ忘れられるものと決まっているじゃないですか」
キム・ナムギルもやはり初めからスターを夢見ていなかったと言えば、うそになる。一時イ・ハンという芸名で活動していた。イ・ハンは大変だった公募タレント生活、劇団生活などを経て、スター性より、演技に関して多くのことを考えたという。映画『モダンボーイ』で一緒に仕事をしたカン・ウソク監督のアドバイスで再び本名に戻したのも、「初心に戻ろう」という思いからだった。
「以前は浮かれないよう、無理やり押さえつけることがありましたが、最近は自然と心が落ち着きますね。むしろ熱い反響に対する重い責任感を感じます。プレッシャーも大きいし。期待に応えるため、自らむちを打っています」映画『美人図』の撮影時より10キロ以上体重が減り、身長184センチ、体重61キロのスラリとしたボディーをキープしているというキム・ナムギル。1日の睡眠時間が平均1-2時間しかなく、そろそろ高麗人参でも食べようかと悩んでいるという。
「ピダムが愛されているのは、キャラクターの力が大きいと思います。躍動的で洗練されていて。歴史には“ピダムの乱”として1行しか出てこないような人物なので、僕がどう演じるかによって、作られる人物じゃないですか。だからより魅力を感じました。その一方で、悩みましたし。無茶苦茶な上に、善良で邪悪で、天才的で…。多面性のあるピダムが拒絶反応を起こしやしないか、すごく心配しました」今はミシル(コ・ヒョンジョン)の息子という出生の秘密、自分の中の欲望を知り、さらに暗たんとしていく姿をどう演じるかがキム・ナムギルの新しい課題だ。「作品ごとに限界にぶつかり、次は楽にできるだろうと思うけれど、また限界にぶつかってしまいます」というキム・ナムギル。今は「ぼろぼろの服を着て、浮かれながら走り回るのを楽しんでいます」とのことだ。
もうすぐ30歳。キム・ナムギルは「蓄積された感情を表現するのは、若いころはできなかったこと。早く30歳になりたかったです」と笑った。今後フレッシュな金春秋(キム・チュンチュ)=新羅第29代王の太宗武烈王=役のユ・スンホが登場したらどうするのかと聞くと、「ピダムらしい」豪快な答えが返ってきた。「スンホはまだ幼いけど、僕は男じゃないです
か。ハハハ」
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オダギリジョー、極秘訪韓でソン・ヘギョと広告撮影
オダギリジョーが先月初め、韓国を極秘訪問し、ソン・ヘギョと広告撮影を行ったことが一歩遅れて分かった。
オダギリジョーは、「メゾン・ド・ヒミコ」でキネマ旬報の主演男優賞を受賞するなど、名実共に日本を代表する俳優であり、木村拓哉を抑え、韓国人が一番愛する日本人俳優1位に選らばれるほど、韓国でも彼の人気が高い。
「ハイカット」は先月初め、衣料ブランド広告撮影のため、極秘で訪韓したオダギリジョーの姿をカメラに収めた。オダギリジョーは、007作戦を彷彿させる徹底した保安の中、清潭洞のある街でソン・ヘギョと共に広告撮影を行った。
スタイルのいいボディーにほどよい筋肉、無造作なヘアスタイルや無心なまざなし、口元をなにげなく上げ、物悲しいように温かく笑ってくれる目つき…。女性の胸をときめかせるオダギリジョー特有の魅力は、相変わらずだったという。日差しが強かった夏の日の午後、帽子を目深にかぶったオダギリジョーの姿、眉間をしかめたりするような表情でレンズを覗く彼の姿は9月4日に発売される「ハイカット」12号に掲載される。



