プロ野球のチケットは、ヤクルト・DeNA・ロッテ・ソフトバンクが価格変動制ですね。

資本主義社会においては、需要と供給で価格が決まるのは当然の摂理、なので人気のある試合では金額が高騰するのはやむを得ないでしょう。

 

ただ、それを差し引いても、ヤクルト対阪神の神宮球場三塁側(阪神側)の内野指定席で、最も安いB2指定席が大人1人11500円は、さすがに高すぎやしないだろうか?

 

金額がどうやって決まっているのは非公開なので謎であるが、「スワチケ」の画面上の表示では、開催日ごとに、価格が安いほうから、

「スーパーバリュー」「バリュー」「スタンダード」「プレミア」の4種類の価格が設定されていて、土日の阪神戦は最も高額な「プレミア」となっていて、そしてほとんど売り切れてる状況なので、おそらく価格変動も加わり、写真2枚目のB2指定席11500円になったのであろう・・・「バリュー」だからと言って安いわけではなく、写真3枚目のとおり大人1人7400円。

 

 

まあこの値段でも三塁側はほぼ満席だから、ヤクルト球団の商売的には大成功なんだろけど、阪神球団は一塁側アルプススタンド指定席が最も高い日の設定でも3300円、同じプロ野球で同程度の席で8200円も差があるのも何だかなぁ・・・と思っちゃいますね。

 

これだと神宮球場にはおカネのある人しかプロ野球観戦に行けないですね・・・

TVで見るのとは全く違う球場観戦、2003年8月に甲子園で1表2点失った直後の1裏に金本が打った3ランで逆転しそのまま勝利した試合、あの金本のホームランをライトスタンドで見ていて感動したのは22年経った今でも覚えてますが、そういう現地でしかできない感動体験を、高額のチケット代を払える特定の一部の人だけに限ってしまうと、野球ファンのすそ野が広がらないと思うんですが・・・そんな目に見えない将来の事よりも今の売上や今の利益が大事という考え方もあるかもね・・・