2010年交流戦は、9日時点でパリーグ71勝・セリーグ47勝で4引き分けと、パリーグが圧倒。さらに、8日の試合では、広島・横浜・ヤクルトがいずれも2ケタ失点で負けたりして、「セリーグは弱い」とか言われていて、その理由は「パリーグにはまーくんやダルや涌井といったエース級がいるから」とか最もらしいことを解説者が言ってたりしますが、はっきり言って全然違います!!
 
弱いのは、「セリーグ全体」ではなく、「セリーグ下位3球団」(=広島・横浜・ヤクルト)である!
 
もちろん数字上の根拠はあります。
 
①交流戦前のセリーグ3強VSセリーグ3弱:41勝20敗1分(勝率672
 
②交流戦中のパリーグ6球団VSセリーグ3弱:40勝17敗3分(勝率702
 
ほらね。
 
①と②はほぼ同等。すなわち、セリーグ3弱は、それ以外の9球団に対して10回やって3回勝てるかどうかというくらいの勝率しかないということ。
 
 
ということで、今年の交流戦でパリーグが上位独占しているのは、「パリーグにはまーくんやダルや涌井といったエース級がいるから」ではなく、「セリーグの下位3球団が弱すぎるから」ですよ!