★沖原選手のトレードについて考える
27日の試合では延長10回西口の完全試合を打ち砕くライト前ヒットを放ち、29日の試合では1点差に迫るタイムリーを放ったりと、最近スポーツニュースで沖原選手が楽天で大活躍する姿をよく目にしますが、沖原-前田のトレードはほんとに良かったのでしょうか?
沖原-前田のトレードは、前田選手には申し訳ないけど両選手の実力や過去の成績からしても阪神が沖原を楽天に恵んであげたと捉えられても仕方ないですよね?
なぜなら、阪神が沖原と交換して戦力を補強をしたいならば、沖原は右打ちの内野手ですから、投手・捕手・外野手・左打ちの内野手と交換すべきでしょう。ところが、前田は右打ちの内野手です。では、沖原と違って長距離砲を獲得したのかと言えばそうでもなく、生涯成績が405試合に出場してたった打率198・2本塁打であり、打撃は期待できそうもないですね。実際、阪神は前田を代走や守備固めでたった3試合しか使っておらず、前田が欲しくて獲得したとは到底思えません。
こういったどうみても対等でないトレードをシーズン中にやって良いものなのでしょうか?沖原は阪神では出番がなくて楽天に行ってレギュラー獲ったんだから沖原にとって良かったじゃないかということをマスコミなんかは言いますが、そういう問題なんでしょうか?シーズン中なんだから例え自軍に選手が余ってたとしても、他リーグとはいえ選手をあげてしまうなんてことをしていいのでしょうか?
そもそも、阪神は選手余ってたんでしょうか?沖原を失った後せっきーが本塁突入の際に捕手に体当たりしてケガをしてしばらく戦線離脱しましたが、その時左投手対策として沖原をセカンドのスタメンで使う機会がありましたよね?現在沖原は打率328の大活躍ですが、その機会に沖原を使っていれば今一つ調子の上がってこないモンキーとせっきーを押しのけて今ごろはレギュラーに定着していたかもしれません!なんと勿体ない!!
楽天は29日現在借金51で最下位決定してますが、楽天があまりにも弱いので今季終了後に楽天に各チーム2人ずつ選手を分けてあげるアメリカで言うエクスパンション・ドラフトのようなものが行われたら、阪神はさらに2人選手を取られてしまうわけです!
とは言っても、元阪神の選手が活躍してるのを見ると嬉しいんだけどね。。。
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