秋田県にかほ市象潟にある
【獅子ヶ鼻湿原】へ
この一帯は平成13年に、長~い名前の天然記念物に指定されました。
その長~~い名称は
天然記念物「鳥海山獅子ヶ鼻湿原植物群落及び新山溶岩流末端崖と湧水群」指定地域
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180730/00/tigerstakashi/96/e2/j/o1080060714238051205.jpg?caw=800)
いざ、出発♪
ブナの原生林は
板が敷かれた木道を歩くので、高齢者も子供も大丈夫です。
板と板の間が1㎝くらい隙間があるので
ピンヒールの靴は止めておいた方が良いと思います
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180730/00/tigerstakashi/1d/92/j/o0607108014238051218.jpg?caw=800)
西洋のロウソク立てを思わせる姿の
「燭台ブナ」
別名「ニンフ(森の妖精)の腰掛」
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180730/00/tigerstakashi/69/55/j/o1080060714238051238.jpg?caw=800)
そして
樹齢300年、幹周り7.62m、森の巨人
「あがりこ大王」に謁見
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180730/00/tigerstakashi/2c/33/j/o0607108014238051267.jpg?caw=800)
「あがりこ女王」に謁見
あがりこ女王の近くには
「鳥海マリモ」
鳥海山からの湧き水なので
一年中水温7℃、pH4.4~4.6の酸性である為
世界的にも稀産種の苔が生息しています。
ハンデルソロイゴケとヒラウロコゴケか絡まりあってボール状になったもの(実際は球状ではなく鏡餅を厚くしたような形が多いそうです)
「ハンデルソロイゴケ」が生息しているのは
アジアでは、此処と八ヶ岳(少量)の2ヶ所のみ。世界でも地中海沿岸の一部のみ。
「ヒラウロコゴケ」が生息しているのは、日本では此処のみ。世界でもアラスカとカナダでしか見つかっていないそうです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180730/00/tigerstakashi/02/80/j/o0607108014238051310.jpg?caw=800)
鳥海山の湧き水の勢いも冷たさも最高です
15秒動画
リュックの中には、来るときローソンで買った
紅鮭おにぎりが1個
紅鮭も熊の大好物か?
ブナの実+紅鮭+水と熊の大好物が3つ揃った危険な状態となったので先を急ぎます。
熊は臭覚が良いので、山の中での飲食は御法度です。
途中、セミの夫婦が子孫繁栄の為に頑張っていました。勝手に撮ってゴメンね!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180730/00/tigerstakashi/ef/6b/j/o0955108014238051335.jpg?caw=800)
湿原を一周して駐車場へ戻るまで、約二時間
良い運動になりました。
日本海沿岸東北自動車道、象潟ICから車で15分とアクセスも良いので、是非、夏休み中は家族連れでお越し下さい。
獅子ヶ鼻湿原から5.8km離れた
「鳥海山元滝」へ車で移動此処もとても涼しく気持ち良かったです。
鳥海山元滝の25秒動画です