明日からクライマックスシリーズが始まりますが、二週間後に迫ったドラフト会議に向けても、大きな動きがありました。

動いたのは惜しくもセ・リーグ4位でCS出場を逃した広島カープ。今年のドラフトで明治大の宗山塁遊撃手を1位指名すると本日公表しました。ニッカンから。

《 広島が11日、マツダスタジアム内でスカウト会議を行い、明大・宗山塁内野手(4年)を1位指名することを公表した。田村恵スカウト部長は「純粋に今年の対象選手の中で評価した。決まっていることを隠すこともないですし、広島東洋カープとして誠意を見せる意味でも、この段階での公表となりました」と説明した。明大1年時から担当スカウトが追い続け、確かな能力と成長、今後の可能性も含め高く評価された。
宗山は地元三次市出身で広陵では18年夏、19年センバツに出場。明大に進学し、1年春からリーグ戦に出場。今春リーグまで通算75試合で98安打、打率3割3分4厘、8本塁打、48打点。今秋リーグでも5試合で打率3割3分3厘、2本塁打、7打点の好成績を残す。175センチ、78キロ。右投げ左打ち。

広島内野陣には、高い守備力と粘り強い打撃でショートのレギュラーを奪った矢野や侍ジャパンに選出された小園もいる。若い内野手が育っている中での1位指名に、田村スカウト部長は「その中に入っても遜色なくポジションを争える選手」と高評価する。
広島は22年に苫小牧中央の斉藤、昨年も青学大の常広を1位指名することを公表。斉藤は単独指名に成功し、常広は楽天との競合の末、契約交渉権を獲得した。今年も重複する可能性が高いが「そこは(くじを引く)新井監督に託したい」と田村スカウト。3年連続となる12球団最速の1位指名公表で、運命のドラフト会議当日を待つ。》


今シーズンの広島は、防御率2.62は首位と僅差のリーグ3位ながら、打率.238はリーガ最下位、得点数415点もリーグ5位。本塁打数52本は12球団ダントツ最下位でした。

また、レギュラー陣には坂倉、小園、矢野、秋山、野間と左打者が中心で、右は菊池のみ。末包が300打席立って打率.238 本塁打9打点37の成績を残しましたが、さらなる右の長距離砲が欲しいところです。

そのため、今年の広島のドラフト1位は、大学ジャパンの四番の青学大・西川か、同じく大学ジャパンの主軸で地元広陵高出身の大商大・渡部だと予想してました。

しかし、広島は大学No.1ショートの地元広陵高出身の明治大・宗山を1位指名と公言しました。
かなり意外な選択と思いましたが、地元のスター選手をチームの顔に育てる計画なんでしょう。

広島の公言は、西川や渡部を1位指名しようとしていたチームには朗報かもしれません。

これから一気にドラフト戦線が動き出すかもしれませんね。