今年は18年ぶりのリーグ優勝、38年ぶりの日本一に熱狂した阪神タイガースと我々タイガース党。忘れられない一年になりましたね。
昨年のドラフトで1位指名された森下翔太外野手も大活躍で、日本一に大きく貢献してくれました。今年のドラフトでも非常に評判高い青学大・下村海翔投手を1位指名で獲得出来ました。
そして、26日のスポニチには、早くも来年の阪神のドラフト方針が掲載されてました。

阪神の指名リスト最上位は、大学No.1投手の関西大・金村夢斗投手のようです。

《 阪神が来秋のドラフト1位候補に、関大の最速153キロ左腕・金丸夢斗投手(20)をリストアップしていることが25日、分かった。今秋の関西学生野球リーグ6登板で6勝、2完封を含む4完投を記録し、3年間通算で奪三振率11・73を誇る奪三振マシン。高校、大学の先輩である元阪神コーチの山口高志さんから受け継いだ「火の玉ストレート」が武器の本格派を、密着マークしていく。 
関大・金丸は来秋ドラフトの目玉だ。今秋は無双状態。2完封を含む4完投で防御率0・35を誇り、6戦全てで勝利投手になった。リーグ優勝に貢献し、自身2度目の最優秀選手賞も獲得。最速153キロの直球を軸にして、決め球のスプリットも一級品で、制球力も高い。松山市で行われた今月の大学日本代表合宿にも呼ばれた逸材だ。

阪神の球団関係者は「どの球団も1位候補に挙げる素材。プロの環境に入ればさらに力をつけそう。DeNAの東のようになれる可能性がある」と分析。同じ関西学生野球リーグの立命大出身で、今季最多勝と最高勝率のタイトルを獲得した左腕を引き合いに出して高評価をした。

阪神との縁を感じさせる経歴の持ち主でもある。関大で指導を受けた山口高志さんは、阪神の元投手コーチ。

山口さんから「火の玉ストレート」を受け継いで3年間で185回2/3を投げ、242奪三振をマークしている。9イニングあたりの奪三振率11・73を誇る驚異の奪三振マシンへと成長した。

18年ぶりのリーグ優勝と38年ぶりの日本一に輝いた猛虎では今季、伊藤将、大竹が2桁勝利。そこに来季がプロ2年目となる門別を入れた3人が、来季、先発ローテーション入りを期待されるサウスポーだ。投手王国を将来にわたって強固にするためには、さらなる左腕の獲得が不可欠。地元・関西で生まれ育った金の卵に熱視線を送り続ける。》

金丸は地元兵庫出身で関西一筋。元阪神コーチの山口高志さんの教え子と縁も十分過ぎる選手だけに、1位候補最有力に挙がるのは当然ですね。
金丸は将来、サムライジャパンのエースにと期待されてる大物左腕。地元の超逸材を取られる訳にはいきませんよね。

金丸と並んで来年の超目玉選手なのが、この明治大・宗山塁遊撃手。
10年に一人と言われる大型遊撃手にも、1位指名最有力に位置づけてる球団が。27日のスポニチから。

《 ソフトバンクが来秋ドラフト1位候補として明大主将の宗山塁内野手(20)をリストアップしていることが26日、分かった。アマ球界トップの遊撃手の呼び声高く、来年は「宗山ドラフト2024」とまで言われている。鉄壁の守備を評価し、シュアな打撃センスも好材料。走攻守で完成された即戦力内野手として密着マークを続ける。
宗山の宗山による宗山のためのドラフト。23年末時点でのドラフト戦線は、こんな呼び声が高い。走攻守すべてにおいて完成形に近い、即戦力の遊撃手にソフトバンクも熱視線を送り続けている。

「ショートの守りに関しては言うことはないです。素材とかいうレベルではなく、現時点で、もう坂本くん(巨人)タイプですかね。肩も良し、送球も良しで」。落ち着き放った守りの評価はまさに「超特A」。大型ではないが守備範囲の広さ、スケールの大きさを感じさせるという。

「天才」の異名をとり、「早大時代の鳥谷以上」とスカウトからの評判も極上。地元の広島だけではなく、複数球団が競合する可能性は高い。

ただ、ソフトバンクも不動の遊撃手であるゴールデングラブ賞5度の今宮も来季33歳になる。次世代を担うリーダーと見込み、ご縁が結ばれる運命の秋までマークを続ける。》

そして、28日のサンケイではヤクルトも1位指名最有力とのこと。

《 ヤクルトが、来秋のドラフト1位候補として明大・宗山塁内野手(20)をリストアップしていることが27日、分かった。東京六大学リーグ通算94安打を誇るシャープな打撃と、球団幹部が「ゴールデングラブ賞を取れる」と絶賛するプロ級の遊撃守備が大きな魅力。チームでは長岡秀樹内野手(22)が正遊撃手だが、宗山が加われば競争意識が高まり相乗効果が期待できる。2024年ドラフトの目玉とされる即戦力内野手を徹底マークする。
争奪戦必至の即戦力内野手に熱視線を送る。ヤクルトが、来秋のドラフト1位候補として明大・宗山をリストアップしていることが判明。球団幹部は守備力の高さを絶賛し、高く評価した。

「1位でなければ取れない。精悍(せいかん)な顔つきで、スター性もある。欠点がないけど、一番は守備のレベルが高い。すぐにプロでも1軍で使えるレベル。ゴールデングラブ賞を取れる」

リーグ5位に終わった今季は、チーム防御率3・66が12球団ワーストと投手力が課題として表れた。もちろん来季終了後のチーム事情を考慮した上での判断となるが、将来的にチームの中心となりうる逸材を徹底マークする。》

阪神としても、宗山のような大型遊撃手は是非とも欲しいですが、一軍には木浪と小幡がいて、二軍にも高寺と戸井の若手も。ドラフトでも高校生遊撃手の山田と百崎を指名しましたから、最優先ではないのかなと。
逆に今年は左腕投手は一人も獲得していないので、地元出身の超逸材を獲得して、投手王国を盤石にしておくのもいいのかもしれません。
まあ1年後のことですし、来年の阪神の状況次第でもありますよね。

もし、来年もレフトのポジションが定まってないなら、大学ジャパンの4番打者の青学大・西川史礁外野手の可能性もあるし、同じく大学屈指のスラッガーで近本不在時にはセンターも任せられる大商大・渡部聖弥外野手も。
あと、高校生に大物が出てくるなら、その選手を獲得に向かうのもアリですね。