クライマックスシリーズのファイナルステージは、我等が阪神タイガースが、甲子園で広島カープ相手に3連勝で、日本シリーズ進出を決めました。

今年の阪神のチームの充実度や、ホーム甲子園での圧倒的な強さから、自信はありましたが、やはり緊張はしましたし、勝てて良かったですね。

パ・リーグはオリックスが3連覇。日本シリーズは“関西ダービー”になり、関西は大いに盛り上がってますが、我々阪神ファンは一丸となって、日本シリーズでも力を合わせて応援していきましょう!

さて、日本シリーズの前に今年のドラフトがありますが、4日後に迫ってきました。毎年のことですが、まとめとして阪神の指名候補として名前が挙がっている選手の中から、私個人の理想ドラフトを実現可能な範囲で結論を出してみました。

今年の阪神は圧倒的な投手力を誇り、課題だった得点力不足も解消してリーグトップ。攻守噛み合って見事に18年ぶりの優勝を成し遂げました。

緊急の補強ポイントはないですが、敢えて足りない所を挙げると「抑え候補」「次期正捕手」「次世代の一三塁の大砲」「レフトのスラッガー」の4つ。

これは現有戦力との兼ね合いもありますが「レフトのスラッガー」は小野寺、井上、前川、野口らに外国人も含めて、若手を競わせる方針のようですね。

「次期正捕手」についても岡田監督は、大学日本代表の進藤や有馬ではなく、報徳・堀らの高校生捕手を獲得したいと話していました。

私的理想ドラフトなんですが、球団のこういう方針は一応は考慮した私的ドラフトにしました。

異論反論、同意や捕捉がありましたら、お待ちしています。また、皆さんの理想ドラフト指名も聞かせていただければ有り難いです。それでは、私の希望リストをどうぞ。


  1位指名
 細野 晴希(投・東洋大)
当初のドラフト1位は花巻東・佐々木か広陵・真鍋を考えてましたが、佐々木は米国留学、真鍋は今夏は大不振だったので、層の厚い大学生投手に行くのは已む無しです。

“東都四天王”の常廣、細野、西舘勇、武内の誰かを獲得出来れば、今年のドラフトはそれだけで成功です。中でも私は細野を推します。
細野は158キロの剛速球が魅力の大型左腕。それでもやや制球難のところもあり、即戦力投手が欲しい球団は避けると思われるので、まさに狙い目。細野のためにも、左腕育成の上手い阪神に来るべきだと思います。尊敬する先輩の村上もいますからね。

「抑え候補」を最優先するなら西舘勇陽が最適任です。細野と西舘への動向を見て、ギリギリに決めることになりそうです。
広島が1位指名を公言してる常廣は、先発ローテが欲しい球団が競合覚悟で殺到し、今年の一番人気が予想されるので、避けるのが賢明でしょう。


  外れ1位指名
 前田 悠伍(投・大阪桐蔭)
外れても、残っている即戦力投手から指名すると予想されてますが、私なら大阪桐蔭の前田で行きます。

青学大・下村や亜大・草加や桐蔭横浜大・古謝は、四天王とも遜色ない実力者なので指名に行くのは納得出来ますが、前田が数年で上を行くと思います。オリックスの宮城のように。
前田にとっても、伊藤将司や大竹というお手本から学べることが多い阪神が一番良いはずです。

そして、ほぼ期待薄ですが、数年に一人クラスの大砲の真鍋を獲得して、次世代のクリーンアップとして育てたい望みもまだあります。
189cmの超大型野手の真鍋は、佐藤輝明タイプとよく言われますが、阪神が獲得して、同じように育成するのが一番だと思います。

また、明治大・上田希かENEOS・度会を獲得して、空いてるレフトをノイジーや井上らと競わせてもいいですね。


  2位指名
 進藤 勇也(捕・上武大)
 堀  柊那 (捕・報徳学園)
一軍捕手に梅野と坂本がにいて、榮枝や藤田、中川も控えてるから上位で捕手は必要ない、と思われる方も多いと思いますが、進藤と堀は肩も含めた守備力の高さは、近年でもダントツトップ。どちらかは必ず獲得したい逸材です。

3年時から大学日本代表の正捕手を務める進藤が、今年大不振だった梅野の後継者に相応しいと思い、評論家各氏も阪神にオススメしてますが、岡田監督は高校生捕手がいいみたいです。

お膝元の報徳の堀は、守備力なら昨年の松尾(DeNA)や一昨年の松川(ロッテ)のドラ1位捕手より断然上です。打撃も松川とは遜色ないレベルです。

あと、関西大の有馬も近江高の時からマークしてる捕手です。インサイドワークに長けた守備力の高い坂本タイプの捕手なので、スカウトが評価してるなら、有馬でもいいです。


  3位指名
 森田 大翔(三・履正社)
 明瀬 諒介(一・鹿児島城西)
 横山 聖哉(遊・上田西)
ファームを見ると、一•三塁を守れる大砲候補の選手が皆無なので、大山と佐藤輝が元気なうちに育成しておきたい部門です。

森田も明瀬も大阪出身の阪神ファンのようなので、どちらかは獲得したいです。指標では森田の方がタイガース向きかな。

大型ショートと期待される横山が残っていたら、指名する可能性は十分あります。高寺と少年野球時代から一緒のチームで、憧れの選手なので、縁はあります。

高校生投手の坂井(滝川ニ)や日當(東海大菅生)らスケールの大きい投手も欲しいのですが、一•三塁の大砲が枯渇してるので、難しいところです。真鍋が取れていたら、狙いたいところです。


  4〜5位指名
 椎葉 剛 (投・四国徳島)
 大谷 輝龍(投・BC富山)
 古田島 成龍(投・日本通運)
ここはまだ荒削りながら、抑え候補になり得る投手を並べてみました。いずれもリリーフなら150キロ中盤を出せるパワーピッチャーです。

椎葉は最速159キロを出した今年の最速投手。徐々に評判になってきてるので、3位まで繰り上げても欲しいです。阪神ファンなので尚更。

最速158キロの大谷がいる富山サンダーバーズの監督は元阪神の野原祐也で、投手コーチも元阪神の西村憲と阪神と縁の深い投手。阪神二軍との交流試合でも156キロを記録してます。
富山には松原快という最速156キロスリークォーター投手も面白い投手です。

日本通運には、川船、清水、平元(左)と好投手が揃っていて、いずれも欲しい投手ですが、リリーフ向きなのは150キロ中盤をコンスタントに出す古田島だと思います。
(左から古田島、川船、清水)

また、トヨタ・松本健吾投手、三菱重工W・竹田、セガサミー・古屋敷、名城大・松本凌人、平成国際大・富士らが残っていたら、指名してもいいですね。


  6〜7位指名
 谷脇 弘起(投・立命館大)
 高島 泰都(投・王子)
 村田 怜音(一・皇学館大)
 井上 絢登(外・四国徳島)

谷脇は立命館大の絶対的エースですが、調査書が阪神しか届いてないようなので、下位で十分取れそうです。
高島は明治大準硬式出身の変わり種で、彼も阪神しか熱心ではないようです。独特のキレのある面白い投手です。
ロマン大砲なら村田と井上。両者とも「伊勢のラオウ」「独立のギータ」の異名がついたスラッガーです。村田が残っていたら取りたいですね。
日本新薬の若林と大阪ガスの三井も、広島の末包のプチブレイクで、指名があるかもしれない社会人屈指のスラッガーです。
(大阪ガス•三井)

あと、北條と山本のニ遊間の選手を自由契約にしたので、ヤマハ・相羽、三菱重工E・津田、日本新薬・武田の指名は何処かであるかもしれません。


去年のドラフトが高校生を中心とした指名だったので、今年のドラフトは連覇のために、足りない部分を徹底的に補強するドラフトするのもアリかもしれません。
 1位 細野 投 東洋大
 2位 進藤 捕 上武大
 3位 椎葉 投 徳島イン
 4位 大谷 投 富山サン
 5位 津田 遊 三菱重工E
 6位 村田 一 皇学館大
みたいな。これなら即戦力指名に見えて、将来性も十分見込める指名でもあります。

岡田監督も自分で選んだ選手なら、さすがに使ってくれるでしょうから。

皆さんの理想ドラフトはいかがでしょうか?よろしければお聞かせください。ある程度は実現可能ならば、ご自由にどうぞ。1~3位指名くらいでも構いません。