クライマックスシリーズのファーストステージは広島が勝ち、ファイナルステージの相手は広島に決定しました。
CSに並行して、今年のドラフトまで10日となりました。毎年のことですが、阪神のドラフト候補に挙がっている選手を、私の勝手な評価を簡単にまとめておきます。

これまでのスカウトの動向を中心に阪神のドラフト候補選手をまとめてみました。あくまで阪神が獲得する前提ですから、他球団の評価なら変わってくることもあります。今日は投手を。

今年の阪神の投手陣は、12球団でもダントツに優秀な成績なので、緊急の補強ポイントはないですが、「抑え&セットアッパー候補」は出来れば獲得しておきたいところではあります。あと余裕があれば「スケールの大きい高校生投手」も。

私も動画くらいしか見てない選手も結構いるので、適当に受け取って下さい。

  1位入札候補
前田(左•大阪桐蔭) 細野(左•東洋大)  西舘勇(中央大) 常廣(青学大) 武内(左•國學院大)

今年のドラフト戦線は、佐々木(花巻東)が米国留学を決断したため“東都四天王”が中心のドラフトになると予想がされていて、阪神もそうなると思われます。

左腕が欲しい球団は細野と武内に行くと思われますが、阪神は先発も抑えも出来る西舘勇か常廣になりそうです。
高校生投手は前田が抜けた存在です。U18世界選手権ではエースとして大活躍、世界一へ導きました。


  外れ1位候補
東松(左•享栄) 下村(青学大) 草加(亜大) 西舘昂(専修大) 古謝(左•桐蔭横浜大) 岩井(名城大)

下村、草加、古謝は一本釣り出来るなら1位入札してもギリギリ納得出来る投手です。実際に一本釣りを狙ってる球団もあるでしょうし、外れに残れば争奪戦になります。下村は地元西宮の出身です。
西舘昂は未完ながらスケールの大きい大型投手。岩井は速球が魅力でリリーフなら即戦力。東松は高校生では前田に次ぐ投手です。


  2〜3位候補
坂井(滝川ニ) 日當(東海大菅生) 木村(霞ヶ浦) 村田(明治大) 尾崎(左•法政大) 上田(大商大) 高(左•大商大) 谷脇(立命館大) 松本(名城大) 富士(平成国際大) 大山(東日本国際大)

2位と3位の間にはオリックスだけなので一緒に予想します。
1位候補の中から残っている投手は出てくると思うので、その投手を獲得するのはいいですが、ここにリストアップした大学社会人よりは高校生投手に行って欲しいです。

坂井、日當、木村は150キロ前後の速球とフォークという武器があるスケールの大きな投手です。


  4位以下候補
早坂(幕張総合) 杉山(左•横浜) 福田(左•履正社) 河内(聖カタリナ) 黒木(左•神村学園)
滝田(左•星槎道都大)  蒔田(明治大) 真野(同志社大) 津田(大経大) 木村(九州共立大)
嘉陽(トヨタ) 竹田(三菱重工W) 松本(トヨタ) 石黒(JR西日本) 古屋敷(セガサミー) 高島(王子) 権田(TDK) 古田島(日本通運) 川船(日本通運) 清水(日本通運) 大谷(BC富山) 椎葉(四国徳島) 山田(四国愛媛)

4位以下はまとめて。ここは阪神のスカウトの視察情報がない投手も、私のオススメとして入れました。

ここに挙げた高校生5投手は、どれも将来性が高い投手なので、残っていたら獲得したいです。特にオススメは福田と河内。
ここでは社会人投手を推したいです。どの投手も特徴があって即戦力です。嘉陽は11月に28歳になり、本人もプロ入りの意志はないみたいですが、翻意させられるなら即戦力No.1投手です。
日本通運3投手と古屋敷は普通に150キロ超を投げ、抑え&セットアッパー候補になります。

独立リーグの大谷と椎葉は、荒削りながら150キロ中盤をガンガン投げる剛腕投手で、今年の掘り出し物になると予想してます。


他にも評判の投手はいるんですが、阪神スカウトの視察情報がないので割愛しました。

あと、見落としている投手がいれば御指摘ください。繰り返しますが、これは阪神が指名することが前提で、あくまで私の勝手な評価です。野手編は後日。

私の選定眼はもちろん、見た試合の好不調もありますので、その点は御容赦ください。補足や反論がありましたら、よろしくお願いします。