ドラフトから一夜明け、阪神の岡田彰布監督が、1位指名した中央大学の森下翔太選手と初対面。1年目からのレギュラー獲得へ期待を口にしました。
岡田監督は「右の外野手で大きいのを打てる。守備、走力もAランク。最初から一軍の戦力として、外野の一角に一年目からレギュラーポジションを取る。そういう気持ちでやってもらえれば可能性は充分にある」と大きな期待を寄せました。

森下もそれに応え「スタメンを勝ち取って、クリーンアップを打つっていう覚悟はできている」た岡田監督に力強く宣言しました。

改めて、阪神が昨日のドラフトで交渉権を獲得した選手のプロフィールと指名直後の喜びの声を簡単に紹介します。


 《1位 》
森下 翔太 外野手 182cm 88kg
右投右打 東海大相模高-中央大
圧倒的な飛距離を誇るスラッガー。高校時代は3年春のセンバツに、3番中堅で出場してベスト4。大学では1年春から全試合に出場してベストナイン、昨春は開幕戦で2打席連発をマークした。
「新人王が最初の目標です。いずれは(ヤクルトの)村上選手が達成した三冠王を取りたいです。球界を代表するバッターになって、もう一度、日の丸を背負ってプレーしたいという思いもあります」


 《2位 》
門別 啓人 手 182cm 82kg
左投左打 東海大札幌高
恵まれた体格から最速149キロのストレートとスライダー、落ちる球で勝負する左腕。昨夏の南北海道大会では20.1回を投げ、34奪三振をマークするなど高い奪三振能力を持つ。
「本当に野球を始めた頃からずっと追いかけていた場所だったので、本当に呼ばれて率直にうれしいです。日本を代表するような絶対的な投手になりたい」


 《3位 》
井坪 陽生 外野手 177cm 86kg
右投右打 関東第一高
高校通算32本塁打のパワーと50メートル6秒のスピードを兼ね備えた外野手。3年春に都大会を制覇し、関東大会準優勝に貢献。夏は城東高に敗れるも8強に進んだ。
「今はまだまだ1軍のレベルについていけない。いち早く1軍のレベルに対応できるようになりたい。トリプルスリーを目指してやりたい」