女子第35回 全国高校駅伝 | スポーツ観戦好きの駄文ブログ

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@JUNKYA1983

 師走の都大路を高校生ランナーが駆け抜ける全国

高校駅伝、今回も2023.12.24に現地へ応援に行って

きました。兵庫県からは須磨学園アベック出場、

女子は2年ぶり27回目、男子は3年ぶり8回目の出場。

兄の奥様の香川県からは女子は県大会枠で四国学院大

香川西が3年連続5回目、第35回記念四国大会枠で

高松工芸が3年ぶり6回目、男子は小豆島中央が8年

連続8回目の出場。

 

 朝御飯食べた西紀サービスエリアでは北陸地方の

ナンバーのトラックの上に雪がいっぱい積もっていたり

この駐車場でも凍っている箇所があったり。この先の

道中の国道372号でも路面が凍結してる所があると

思いゆっくり運転。

 

  京都市内でコインパーキングに停めて西京極運動公園

へ移動していると各出場校の応援の人達も大勢歩いて

いましたが、ある出場校の応援のおっちゃん達の内の

御一方が、運動公園から五条通に出てすぐのところ

ある交番で白バイの準備をされていた若い男性の

警察官の人と

おっちゃん「今日は大変やな!」

警察官の人「ありがとうございます!」

と会話をされてました。この大会は京都府警をはじめ

とする様々な人たちの協力で運営されています。

 

9:30頃に到着。快晴。

 

 一旦いつもの南側のビジョンの下のあたりに着席。

いずれもアベック出場の豊川(愛知)の応援団の子達が

和太鼓を力強く演奏していたり、バックスタンドでは

埼玉栄の子達がチアダンスや吹奏楽をしていたり、

反対側のスタンドでは男子の大阪代表の関大北陽の

チアダンス等各地応援盛り上がっていました。また

前回は見かけなかった近畿宮崎県人会の皆さんを

こちらのスタンドの第2コーナーから上の方で

見かけました。

 

 京都市バスを乗り継いで西大路通りへ行くため

バス停に向かって歩いた石畳のところの全国女子

駅伝歴代優勝チーム一覧、

第39回・・・。前年2020年の第38回の後から・・・。
私にとって初めての駅伝生応援が2014年の第32回
全国女子駅伝でしたが今年で丸10年。2023年春で
消防団を退団したので男子も女子も観に行こうと思えば
行けるのですが24年は女子のみ観に行こうと思います。
 
 全国高校駅伝歴代優勝チーム一覧。2014年の
男子第65回女子第26回大会以来、沿道での応援自粛
要請があった2020、21年を除き毎回観に来てます。
 
 大将軍(たいしょうぐん)のバス停で降りて

少し先に歩き

1区残り700m程の場所で待機。そして10:20

レーススタート!

 

 トラックですでに、去年は興譲館(岡山)で出場

しましたが今年大分東明に転校した奥本菜瑠海

選手が先頭に出る展開。その後ろに11年ぶりの

優勝を目指す立命館宇治(京都)の山本釉未(ゆうみ)

選手もつきます。西大路通でもこの2人の並走が続いて

いきますが、前回優勝の長野東の、前日に選手宣誓を

行った名和夏乃子選手、新潟明訓の藤本和叶選手も

後方で走ります。須磨学園の池野絵莉選手は16校

ほどの5位グループの中。

 

 残り1kmを切ると立命館宇治の山本選手がスパート

かけますが大分東明の奥本選手もつきます。

 

 そして・・・、

 

選手達が来た!

頑張れー!

( ;∀;)

 全力で泣きながら応援!( ;∀;)

 中国地区大会を制しての初出場の、壮大な
校名がX上でもトレンド入りした銀河学院(広島)の、
森安桃風選手(58)力走!ここ2枚の後方に写って
いますが、

須磨学園

頑張れー!

( ;∀;)

池野選手(28)力走!横の54番は南関東大会枠で、
女子チームは初出場の東海大相模(神奈川)。
 56番は東海地区大会を
制して初出場の豊田大谷(愛知)。
 近畿大会枠で初出場の東大阪大敬愛。
 北信越大会枠で初出場の帝京長岡(新潟)。

四学香川西

頑張れー!

( ;∀;)

去年も1区で応援した主将の
香川莉々選手力走!

 32番の益田東は島根県益田市の女子チームでは

初出場。同市からの都大路は1979(昭和54)年の

男子第30回の益田農林以来44年ぶり。1

 大曲(秋田)の1区の鈴木彩花選手は、10月のMGCで
優勝し2024年パリ夏季五輪のマラソンの代表に内定
した鈴木優花選手(第一生命グループ)の妹さん。
 18番の富山中部は富山商が31連覇中
だった富山県大会を制して初出場。

高松工芸

頑張れー!

( ;∀;)

松田ひな乃選手力走!

 

 区間賞争いは、残り400m程で奥本選手が

スパートをかける!山本選手をどんどん離して

いく…!そして区間賞!3位は前回アンカー5区で

応援した仙台育英(宮城)の細川あおい選手。

銀河学院の森安選手6位でタスキ渡し!

 

 須磨学園の池野選手は先頭から25秒差10位で

主将の関本遥選手へタスキ渡し!ずっと第2集団で

レースを進め、終盤突き放されはしましたが、1区の

1年生では最上位。「勢いをつける役割」を全うしました。

 

 2区の500m程で立命館宇治の大西桃花選手が先頭に

立ちますがその後ろから仙台育英のデイシー・ジェロ

ップ選手が迫ってきて1.6㎞過ぎで一気にトップに。

ジェロップ選手は前回も2区を走っていますがNHK総合

TVで解説の鯉川なつえさん曰く「去年も走ってますんで、

コース取りをかなり勉強した」そうです。

 

 そして1区区間賞の大分東明の奥本選手のインタ

ビュー。「いろいろあった」という最終学年で転校を

決意。島根県出身ですが弟さんの大分東明入学をきっ

かけに家族で大分県に移住しました。「親に大分まで

来てもらって、迷惑をかけた事もあったんですけど

…、」等、涙を流しながら語ってくれましたが私も

聴きながら涙( ;∀;)。ずっと並んで走っていた立命館

宇治の山本選手とはタスキ渡し後健闘を称え抱き合った

そうです。

 

 仙台育英のジェロップ選手が先頭で3区へタスキ渡し、

37秒差2位立命館宇治に続いて初出場銀河学院が3位で

タスキ渡し!「最初から攻める」と積極的に前を狙った

須磨学園の関本選手は区間3位の力走で6位まで順位を

上げ生田翠選手へタスキ渡し!

 

 仙台育英と2位立命館宇治の差は第3中継所で詰めた

と言ってもほぼ変わらず36秒差。銀河学院の健闘は

続き3位!須磨学園の生田選手は7位で種知里選手へ

タスキ渡し!その後ろ神村学園(鹿児島)が8位まで

上がってきました。今回もアンカーにカリバ・カロラ

イン選手が控えますがこの時点で先頭と1分18秒差。

 

 4区では仙台育英が独走は続きますが3位銀河学院、

4位長野東、5位大阪薫英女学院、6位神村学園、7位

筑紫女学園(北九州・福岡)、8位須磨学園はそれぞれ

僅差。2位立命館宇治は、3区芦田和佳選手4区佐藤ゆあ

選手連続区間賞で最終第4中継所で仙台育英とは30秒差

に詰めましたが神村学園の小倉陽菜選手3位に浮上、仙台

育英との差は1分20秒。

 

 須磨学園の種選手は8位でアンカーの黒田奈那選手へ

タスキ渡し!「力んでリズムを崩した」そうですが

最後はペースを上げて入賞圏内の8位で踏みとどまり

ました。

 

 第4中継所でのタスキ渡しが行われている頃に

競技場に戻ってきましたが、先頭の仙台育英の

橘山(きつやま)莉乃選手が1.8kmあたりを走って

いる所で

須磨学園の黒田選手がNHK総合の生中継を映す
ビジョンに出ると応援団の子達大盛り上がり!
前の7位筑紫女学園との差は8秒程。
 
 5区5.0㎞中間点を過ぎた西大路五条の交差点を
右に曲がる地点での仙台育英の橘山選手と立命館
宇治の池田悠音選手の差は35秒程に広がりましたが
神村学園のカロライン選手は44秒程と30秒以上詰めて
きました。前回は猛追及ばずでしたが、鯉川さんも
ギリギリと仰る残り2㎞での逆転はどうか。後方の4位
集団は銀河学院、長野東、大阪薫英女学院。3.1㎞
過ぎでカロライン選手2位に浮上。どんどん差が
詰まる…。8位須磨学園の後方から青森山田と豊田
大谷も迫ってきます。
 
 そして…、
 
橘山選手とカロライン選手が戻ってきた!

頑張れー!

( ;∀;)

スタンドの盛り上がりが例年以上!!橘山選手
逃げ切れるか?カロライン選手逆転できるか?の
どよめきもすごい…。
 
カロライン選手の猛追止まらない!私の
心拍数と呼吸もとんでもないことに。
 立命館宇治の池田選手。
 
 第4コーナーで並びそう・・・、そして最後の
直線に入るとカロライン選手外側から抜く!
 
そして、
 

神村学園、5年ぶり

2度目の優勝!

(≧▽≦)( ;∀;)

 

 おめでとう(≧▽≦)( ;∀;)!「トラックに
入ったら、私は強いから。」主将を務めるカロライン
選手のもとにはチームメイトが集まって喜びをわかち
合っていましたが橘山選手は倒れこんだ後、係員さん
達に付き添ってもらいながらトラックの外へ・・・。
 
 2023年、神村学園で日本語等を教えてくれて
実業団の日立に所属していたバイレ・シンシア先輩、
母国ケニアで療養中だったお母さんと、カロライン
選手にとって大切な人の悲報に相次いで見舞われ
ましたが、主将としての責任感も支えに、国内の
大会を欠場せずに戦ってきました。
 
 (手前から)長野東の窪田舞選手と大阪薫英女学院
の小田美月選手。この後立命館宇治の池田選手3位
でゴール。そしてこの写真の2選手による4位争い、
最後の直線で小田選手突き放し4位!
 
 銀河学院の細見芽生選手、
(手前から)筑紫女学園の佐々木玲奈選手、青森
山田のルーシー・ドゥータ選手、須磨学園の
黒田選手による6~9位争いが熾烈!

須磨学園

頑張れー!

( ;∀;)

 
 豊田大谷。
 世羅(広島)。
 (手前から)顔が切れてますが宇都宮文星女子
(栃木)、錦城学園(東京)、埼玉栄。
 白鵬女子(奥 神奈川)。
 学法石川(福島)。その後方で選手達が次々と
ゴールインしていますが須磨学園の黒田選手、残り
1km切ったところで青森山田のドゥータ選手に
抜かれて「この3年間を抜かれて終わるものか。
一生後悔する。」と駅伝に対する思いが沸騰し
最後の直線で一気に駆け抜け6位でゴール!応援団の
子達大大大盛り上がり!!!須磨学園女子チームの
連続入賞回数は25となりましたが、黒田選手、
「8番でもいいと思ってたけどまさか抜かせるとは。」
と涙が止まらなかったそうですが私も黒田選手の
激走に涙( ;∀;)。3区生田選手も「入賞で借りを
返せた。」
 
 初出場の銀河学院は惜しくも入賞ならずとはいえ、
広島県代表枠で全国2度優勝の世羅より上の9位、
途中3位争いを演じたり等、大健闘の大会と言えると
思います!チームは8人と少ないそうですが、
「(練習の)集団走では、みんなで最後まで走ろう、と
きついときでも励まし合った。チームワークでここ
まで来られたんじゃないかな。」と1区を走った森安
選手は感慨を込めました。豊田大谷も初出場で10位!
 
 大分東明。
 市立船橋(千葉)。
 新潟明訓。
 (手前から)西京(山口)、茨城キリスト教学園、
諫早(長崎)、東海大相模、豊川(愛知)。
 (手前から)山田(高知)、旭川龍谷(北海道)、小林(宮崎)。
 (手前から)興譲館(岡山)、和歌山北。
 浜松市立(静岡)。
 ルーテル学院(熊本)。
 花巻東(右 岩手)、北九州市立(福岡)。
 水城(北関東・茨城)。

智弁カレッジ

頑張れー!

( ;∀;)

 前回大会の男子大会の記事で紹介した、私の親戚の
おっちゃんのご友人のお孫さんは2023年度に3年生に
進級し男子チームの主将、今回も出場しました。
後ろの東大阪大敬愛が35位、智弁カレッジの嶌田咲希
選手は36位でのゴール!
 
 (手前から)山梨学院、比叡山(滋賀)。
 鯖江(福井)。
 美濃加茂(岐阜)。
 山形城北。

四学香川西

頑張れー!

( ;∀;)

大西由菜選手43位でのゴール!

 帝京長岡。
 佐賀清和。
 (手前から)鳥取城北、北山(沖縄)、
盛岡誠桜(東北・岩手)
 (手前から)北海道大会2位で
初出場の札幌創成、常磐(群馬)。 
 (手前から)益田東、千原台(南九州・熊本)。
 鈴鹿(三重)、
 「風鈴鹿山」と横断幕が。
 
 (手前から)富山中部、八幡浜(愛媛)。

高松工芸

頑張れー!

( ;∀;)

 主将の石谷亜由選手(手前)
56位でのゴール!奥は大曲。
 遊学館(石川)。全チーム最後まで
タスキがつながりました!\(^-^)/
 
 その後、誰かアンカー選手?がタオルに身を包んで
来た、と思ったら須磨学園のアンカー黒田選手と浜本
憲秀監督で、応援団の前に立ち、「声援があったから
こそ頑張れた」など感謝を口にしました。
 
 仙台育英のアンカーの橘山選手、トラックの外に出た
後、駆け付けたチームメイトに「よくやったよ」
声をかけられると涙がまたこぼれたそうですが、阪急の
西京極駅に向かいながらラジオで談話を聴いてた私は
我慢できなくなり、わかさスタジアム京都の外壁の陰で
ハンカチで目をおさえ号泣( ;∀;)。