現在、パドック修行中です。まず後ろ足+お尻から観察してます。競馬用語では「トモ」と言うそうです。
学生の頃、人の解剖学をやったことがあるので、馬の解剖学も大腿(大体)同じだと思います。
馬のお尻の筋肉の付き方は以下の図のようになります。
C、Dの筋肉が屈曲筋といって後ろ足を曲げる働きがあります。
Bの筋肉はひづめが地面を離れた後に後ろ脚を前に出す助けを行います。
Aの筋肉も後ろ足を前に引っ張る働きがあるのかな?(これは推測)
そして実際の馬の写真(下図)を見てみると、パドックで良い馬のお尻の見分け方は
1のライン(上図のCDの筋肉間の溝)
2のライン(上図のABの筋肉間の溝)が顕著に現れます。
3の部分は筋肉の盛り上がるところです。
非力な馬はここが盛り上がっていません。
脚力のある馬はここが良く発達してもりもり盛り上がっています。
臀筋と大腿二頭筋の部分ですね。
パドックだけで中山1,2,3Rを連続的中しました。それは未勝利戦はレベルが低く、筋肉の発達した馬と
全然発達していない馬が、はっきり分かるからです。
ところが午後のレースになると筋肉が発達している馬たちが大勢出てくるので、
パドックだけではなかなか当たらなくなりました。
パドック修行はなかなか難しいですが、よーく馬を見ていると少しずつ
分かってきたような気もする今日この頃です。もう少し研究してみます。
尻尾を時々振っている馬は、調子の良い場合が多いですね。
犬でも機嫌が良いと尻尾を振ります。
尻尾を振りすぎると集中力に欠けると本に書かれていましたが、
実際に観察していると、尻尾を振っている馬は元気が良く、好走していることが良くありました。