最近どうも目がかゆくてしょぼしょぼしたり、鼻水が流れ出たり、くしゃみが止まらなかったりする。
まるで花粉症のような症状である。
以前に同僚から聞いたことがあるが、
花粉症というのは治るとか治らないとかいう類のものではないらしい。
人はそれぞれ花粉に耐えうる器のようなものを持っており、
その容量を超えてしまうと、もうずっと花粉症で、あとは程度の問題なのだという。
そもそも花粉症なんて、昔は無かったではないか。
だから認めたくない自分がいて、
目をこすりながら、鼻をかみながら、マスクをしながら、
「最近、カゼひいちゃってさ～」
なんて言っている。
素直に認めれば、それに対する薬もあるので楽になるのかもしれないが、
それでもルルを飲んでいる自分がいる。
休日の一日、
東大２次試験の結果を校舎で確認した後で、
かねてより行きたかった街に向かった。
あまり自ら語らないが、
私は今の生徒たちと同じように高校を卒業した後、
八王子にある大学に進学した。
親元を離れての初めての一人暮らし。
今のようにケータイもインターネットもない時代。
私を待っていたのは、「孤独」だった。
その時同郷の親友に会うことが、どれだけ嬉しかったか。
イモが住んでいた街―
それが祖師ヶ谷大蔵である。
多摩センターから夜の小田急線を乗り継いで、
初めてこの街に下りたときの感覚を、忘れない。
今から２０年前の話である。
【祖師ヶ谷大蔵駅】
駅は高架になってました！！
【商店街】
当時とても明るかったビデオレンタル屋も今はなく。
この辺りには西友があったはず。
心なしか、街が寂しくなったような気がする…
見覚えのある道を歩いて、
あった！！！
【下宿先】
そう、確かここだったよね～。
６畳・風呂なしというのが当たり前な時代でした。
その後、駅の反対口へ。
あ、でもこちら側はとても賑やかい。
【そしがや温泉２１】
行ったねー,そしがや温泉。イモのお気に入りでした。
もちろん当時はまだ２０世紀です。
今日は商店街から小道に入った食堂で、肉じゃが定食を食べました。
【阿部食堂】
お客さんが皆でテレビの歌番組を見て盛り上がってる様子は、
何か昔と変わっていませんでした。
人情味あふれるこの街を、羨ましく思ったものです。
～かつて私が住んでいたコンフィーコーポです～
ひとつは国府高校剣道部である。
私自身が育ててもらった場所と、そこから巣立っていく後輩たちに、
感謝と激励の意を込めて。
そしてもうひとつは、立志塾―。
４年前に、お世話になった企業塾を離れた私たちはこの場に集まり、
夢と少しの不安を抱えながら、志を語った。
それはまさしく「立志式」であった。
その時の気持ちと皆を忘れないために。
今年もつかの間の帰郷。
でも何かぼんやりとしたまま、私は東京に戻ってきてしまった。
今、忙しさの中で少し先の見えていない自分がいる。
志望する大学に合格できず、悶々とする高校生の気持ちがよく分かる…。
昨日、立志塾のブログを見て、驚いた。
～クリックで拡大します～
あこがれの塚越先生が、褒めてくれたような喜び。
そしてそれは、
今までの私を支えてくれるあまりにも重く力強い言葉。
何度も読み返した。
照れくさいけれど、
塚越先生、改めてお誕生日おめでとうございます。
ええ、また久しぶりに飲みにいきましょうね～（笑）
今年の私の本当の「立志式」は、昨日だったのかもしれない。
そんな気がした。
従兄弟の秀ちゃんと上野で再会をした。
秀ちゃんは私の３つ年上、子どもの頃隣どうしに住んでいた時期もあって、
一人っ子の私にとっては「お兄ちゃん」のような存在であった。
しかし歳を重ねるとともになかなか会わなくなり、
この４年間を振り返っても、
前に会ったのは結婚式の時、その前は私が入院をしていた時…。
そんな秀ちゃんと、初めてふたりで酒を飲んだ。
そしてそれは意外な共通点の発見の場となった！！！
【その１】
タイガーマニアの皆さんは「最後の恋、初めての恋」という映画をご存知だろうか？
決して有名とはいえないこの作品の話で盛り上がった！！
私はかつてロケ地となった上海に行き、
秀ちゃんは１０度くらい観て、ストーリーの中で開発された車の名前（エタニティ）まで知っていた。
【その２】
私が びっくりドンキーでバイトをしていたのは以前のブログでも書いているが、
なんと秀ちゃんも私の少し前の期間に、ドンキー三ノ輪店でバイトをしていた！！
そして秀ちゃんの人生の転機となったともいえる当時の店長さんと、私も豊川インター店でお会いしていた！！！
【その３】
船乗りである秀ちゃんは、日本にいるときは夜にニュースを見ることが多いという。
そのニュース番組はもしかしたらと思ったら…
やっぱり！！！
「は～い、お父さんは４チャンネル（＝日テレ）だよ～」
いったい何なんだろう、この共通点は～！？？
「これは母方の『血』だね、そうとしか考えられない」
と言ってお互いに笑った。
秀ちゃん、また次に会えるときを楽しみにしています。
４月からの単身赴任も頑張って！！！
さすがにこの歳になると、落ち着いたものである。
それでもこんなおっさんに気遣ってくれる生徒がいて、
チョコを手にしたときに、
あぁ俺は彼らと同じ頃どうだったのだろうと考えて…
思い出した！！！
「私はもう、前と同じ気持ちでいることが出来ません」
俺はバレンタインデーの前日に手紙をもらい、ふられていた…。
妻と出会うずっとずっと前の話である。
長い目でみれば、それはそれできっと良かったのだと、
私は信じている。
見知らぬ電話番号からケータイにかかってくることって、あまりない。
かかってきたとしても、出ないことの方が多い。
２度目の電話が鳴ったのが、ちょうど仕事を終えた時だったこともあり、
思わず出てしまった。
びっくりした。
それは大学の剣道部で、私が４年の時に１年生だった後輩の女の子だった。
「先輩、実はいまある人と一緒なんですけど、変わりますね～」
相手が変わって、またびっくりした。
それは大学の地理学専修で、同じく私が４年の時に１年生だった（あれ？ ５年の時だっけ？？）後輩だった。
「うっしー先輩、昔稲沢の俺んちに泊っていったこと、覚えてますか？？」
最初はこのふたりの接点さえ分からなかった。
聞けば、仕事で知り合った彼らが飲んでいた時に、
たまたま共通の先輩である私の名前が挙がり、電話をしてくれたのだという。
なるほど、不思議な三角関係である。
もちろん覚えてるさ。
話をしながら、
あれから１０年以上経っている彼らや部活やゼミのことが、
まるで昨日のことのように頭に浮かんだ。
そういえば、なかなか大学時代を思い出すことってない。
たまには時間をとって、当時を振り返るもの悪くない。
また時間を合わせて、会いたいね。
～無茶苦茶な大学時代でした（苦笑）～
お気に入りの映画館で、
お気に入りの映画の第２章
を観た。
１章に比べると、派手さはないのかもしれないが、
私も内容を理解しきれてないとはいえ、鳥肌が経つようなゾクゾク感が常にあるし、
「ともだち」の謎の深いところに入っていっているようで、やはり面白かった～！！！
最終章は、８月末に公開という。
う～ん、早く観てすっきりしたい！！！（笑）
それにしても改めて思うのは、
歴史を考えるときに、何が事実なのかもいうことさえ、
本当のところは分からないんだろうな～ということ。
そういう意識をどこかに持って歴史には向き合わなければといけないのだと思う。
《おまけ》
小泉響子役の子は、ハマり役です（笑）
本当に、
本当に久しぶりに、名古屋・久屋大通を歩いた。
（矢場町へは時折行っていたが、久屋大通となると大学の時以来の気もする）
「久屋大通っていったら、何が思い浮かぶ？？」
行く前に、妻とそんな話をした。
ふたりの答えは、一緒だった。
「東急ハンズ！！！」
それにしても、今日何が一番驚いたかというと、
地下鉄名城線が、環状線になっていたことである。
近くて、でも意外に遠い街、
それが私にとっての名古屋なのである。
～テレビ塔です～
高３生の授業を全て終えた今日、
よく行く中国料理屋で独りで飲んだ。
正直言うと、やり終えたことにホッとした。
私自身も勉強をしながら、授業を行い続けた。
ふと、初めて塾講師として授業を行った日に、
サンヨネの近くにあった飲み屋でユージと飲んだことを思い出した。
あれから１２年が経っていた。
