「嫌だ嫌だ」
「何が嫌だ?」
「独りぼっちが嫌いなの」
「そうか 君は…」
見つめた先に見えてたんだ
一人 頭抱える君
見えたと同時に気づいてたんだ
此処には君しか居ないんだ
触れられない距離感で
確かに存在を感じる
今の君から見えるのは
見えないままの僕だって
アシッドなジャズが聴こえる
僕の頭の中だけで
君の頭に響いてる
僕の言葉が聞こえない
ああ 難しく考えてたんだ
僕以外の君のこと
誰も居ないから 見てたんだ
君には見えない僕だけが
たった今からの風景が
鮮やかな色に染まっても
確かに此処に居てくれるなら
君から目を逸らさないから
見付けたままで
見えないままで
手を繋ごうと
手を伸ばしても
君は僕に触れられないからさ
独りぼっちなのだろう
ただ独りの君を
独り占めしてる悪い僕