●カリスマ美容師への挑戦？「爽やかで天使な髪型にしてください！」☆銀座「Aio-n」体験記（３）

こにゃにゃちわっ

　姫オーラ

よーこりんですっ。

「名古屋巻き」の開祖であり、
数多くのモデルや女優さまたちのスタイリングを手がけている
カリスマ美容師・土屋雅之王子のサロン、

銀座「Aio-n」体験記、つづきですっ

過去記事：
●カリスマ美容師・土屋雅之王子のサロン、
　　銀座「Aio-n」に行ってきました～！☆

●髪のトラウマを解放するカット！
☆土屋王子の人気サロン銀座「Aio-n」体験記（２）

望みのヘアスタイルが実現できない時
自分の髪質を否定してしまった記憶は
トラウマとして髪の毛に蓄積される。

だから、カットは、そのトラウマを
浄化する行為だと、土屋王子は語ります。

「僕は、お客様の頭蓋骨の形と
　毛穴の向きを見て、
　そのお客様がほんとうに似合う髪型と
　それに見合った毛量に調整していきます。

　一目お会いした時にはもう、
　僕には見えているんですね。

　だから、どんな長さでも、
　その人に似合うスタイルにできる。
　つまり、僕のカットは骨格矯正なんです」

それは、あたかも、仏師が
１本の樹から仏像を掘り出す作業に
似ているのだそう

美容師として、技術があるのは当たり前のこと。

でも、ひとりひとりの持つ輝きを
引き出すカットがしたいという
ミッションが満足できる技術に
巡り会えなかった王子は

ロンドンやNYにも渡って探求し、
そしてついに、

自分で産み出すしかない

という結論に至ります。

ですので、今の王子のスタイルが確立したのは
ここ１０年のことだそうです。

「ふうむ、王子は求道家なのね。
　じゃあ、単純なこと聞きたいんですけど、
　どうして美容師になられたんですか？」

「それはですね、学校の勉強が
　自分の人生にどう役立つのかわからなかったんです。

　それで、授業中に素直に先生に質問したら
　”土屋、あとでちょっと職員室に来い

”と。

　僕ね、わくわく

して行ったんですよ。
　わーい、教えてもらえるんだって。
　そしたらば……」

「怒られるわけですわよね（爆）」

「そう、”授業の妨害するな

”って（笑）。
　それで、学校の勉強が
　すっかりイヤになってしまいまして
　じゃあ、手に職つけて
　早く社会に出たいなって探して
　美容師だなと。発端は単純なんです。

　当時、田舎でしたので、
　美容室ってすごく敷居が高くて
　ましてや、そこは女性の世界だと思っていた。

　でも、外から覗いてみると、
　男性の美容室さんも働いていて
　みんなオシャレで楽しそうなわけです」

「キラキラして

見えたんですのね（爆）」

「そうなんですよ～～、
　自分が行きたい世界はこれだ

って。

　でも、父は、建築関係の仕事をしていて
　マッチョな人間でしたので、ものすごく怒られまして……」

「そんなナヨナヨした
　オトコオンナみたいな仕事に憧れるような男に
　育てた覚えはなーーい

　みたいな……」

「そうなんです（笑）。
　しかも、同じ仕事に就いてくれること
　夢みてたみたいでして……」

「あららら～＾＾；
　でも、今はこうやって、ご自分の世界を確立されて
　良かったですわよね～

」

「まあ、僕が勉強の意義を質問した時に
　もっと納得できる答えを
　先生が教えてくれていたなら
　違う道に進んでいたのかもしれませんが～＾＾；」

そんな王子のサロンは、
カラーリストやメイクアップアーティストなどなどの
スタッフの方々も、
自分の道を求道なさっている方々が
結集しているそう。

「じゃあ、そろそろ本題のカットにいきましょうか（笑）
　まずね、お客様にはいつも２つの質問をします。

　目を閉じてゆっくり呼吸をしてみて……

　今の気分、なりたい自分のイメージを
　感じたままに言ってみてください」

「ん～～、そうねえ、ふわふわした……
　天使かしらん