映画感想 LIFE! | 京都遊び




少し前にDVDで見た映画ですが、内容が今の私にぴったりなので、ネタバレありまくりでアウトプットします。

(自己責任で読み進めてください)



まず、主人公の吹替えがナイナイ岡村隆史です。夫と見たのですが、洋画はいつも吹替えにします。この映画もそうしました。しかし、あまりにも変で字幕へ変えました。関西弁なのと単に力不足と、違和感しかありませんでした。残念。岡村隆史が悪い訳ではなく、人選が悪いです。
それでは、内容へ。
前半、意味不明な世界が繰り広げられます。この前半で夫が脱落しました。イライラしたそうです。しかし、私は意図があると思いたかったので、最後までみました。そして、意図はありました。
主人公ウォルターは雑誌LIFE社の写真のネガ管理の仕事をしています。その生活は地味で面白みのない毎日。女性とのマッチングサイトに登録すると、一人気になる女性が。同じ会社の女性です。冴えない彼は話しかけることも出来ず、妄想ばかり。(この妄想が現実と入り乱れ、夫が耐えられなくなったのです。)雑誌の売れ行きが良くないので、事業をネットに移すことになり、多く社員がリストラの対象に。そんな中、ウォルターは最終号の写真のネガをなくします。そのネガを探す冒険のお話です。ネガを送ったのは長年表紙を飾ったカメラマン ショーン。ショーンを探し、グリーンランド、アイスランド、アフガニスタン、ヒマラヤ山脈へ。やっと見つけたショーンは雪豹の絶好のシャッターチャンスを撮らずに目に焼き付けます。ウォルターは驚きます。そしてネガはお母さんがなぜか持ってて、最後の表紙を飾ります。それはウォルターが仕事をしている写真でした。ウォルターは冒険から帰ると、もう以前のような妄想はしなくなりました。私はここが一番言いたい事なのだと思いました。つまり、目の前の人を見ろ。現実はあなたの目の前にある。妄想では現実は変わらない。冒険しよう。そして、まじめに仕事をしよう。それは必ず誰かが見ている。そして人生を楽しもう。そんなメッセージが込められています。
「現実」は自分が作っています。それを変えたいなら、一歩踏み出す勇気を。
そんな映画でした!