【映画感想】ソロモンの偽証 | 京都遊び
なんの予備知識もなく観る映画ほど
怖いものはないと知った
しんごです




日曜日の午後
主人がDVDを借りてきて


何も言わず再生しだしたので
なんとなく私も横から観てました


それはこちら ソロモンの偽証 
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前編・事件   後編・裁判
原作は宮部みゆきの同名小説です


題名は最初に出たのでわかりましたが
ストーリーは全く知らず


衝撃的なシーンからはじまり
あれよあれよと引き込まれました


ただ描写がグロいので
幸せ好きな私には苦手な映像


嘘・真実・裁判


というキーワードとともに
話は進みます


ネタバレありと共に私の感想を
私自身の体験と合わせて書きます


閲覧注意)
テーマがテーマだけにヘビーです
気持ちのいい内容ではないです


はじまりは
中2の同級生の転落死


自殺か他殺か
原因はイジメか…


ここからは私自身の話


自分の中学時代を振り返ると
危うい精神状態にいたと
つくづく思います


その頃岡田有希子の自殺があり
後追いがニュースになっていました


あの屋上へ行こうかと
目の前のマンションを見上げ
友達と話した記憶もあります


どちらかが少しでも本気を出せば
と思うとゾッとします


クラス替えと共に変わる友達
そのたびに居場所がない不安


そんな中、1つ歳上の幼なじみは
いわゆる不良の道へ


その幼なじみが
道でカツアゲ行為をしているのを


私は何も言わずに通り過ぎました


カツアゲしていたのは
幼なじみじゃなかったのか⁈
私は何も言わないのか⁈


映画に出てくる
口先だけの偽善者という言葉


まさに私は学級委員でカッコつけて
口先だけの偽善者でした


この映画のように


裁判こそ開かれれば
私が裁かれたであろう


最後に印象的なセリフがあります


自分の罪は
自分で背負っていくしかないんだよ
いつか乗り越えるために


あの時犯した罪を
果たして私は乗り越えることが
できたのだろうか…


最後に主人公の女の子


繊細で難しい役なのに
素晴らしい演技でした