娘はもうだいぶ大きいので、クラスの保護者の間のWhatsAppグループというのはないのですが、息子のほうは、ギムナジウムに入学した年という事ともあり、かなり「アクティブ」
 
本日も、「息子が明日は地理と数学の評定テストがあるって言っているんだけど、本当驚き」とパニックになったお母さんからのメッセージが入る。明日は、地理は評定テストだったけど、数学は評定の付かない学力テストだったと記憶しているのですが、なんのこっちゃ?と思ってると、ザァ----っとメッセージがやってくる。
 
えらいこっちゃ。
メッセージの数が!
 
ま、私も今でこそ落ち着いていられるけど、娘が一度この道を通ったからで、子供を初めて進学させたうちは大変だよなぁ…と思ったりするわけでございます。ギムナジウムって本当に学校も先生も、何だろう…大学受験のための予備校みたいだからなぁ。子供たちは10歳/11歳。日本の大手の中学受験用の学習塾だってもうちょっと子供や保護者にやさしくないか…と娘が入学したころはよく思ったし。
 
ざーーーっとメッセージが出まくった後、わかったことは、
今週は、
 
  • 明日が地理の評定テストで、数学は評定のかつかない学力テスト  ← 知ってたぞー
  • 木曜日が、ちょっと大事な評定の付く英語のテスト ← 知らんかったぞー ゲロー
 
ちなみに、息子がママに英語とテストがあることを教えなかった理由は、「僕英語、読み書き普通にできるし…。テスト、This is the penとか、This is a penとかだよ凝視 。何勉強するの?」
 
…うーん。言い方と態度がちょっと問題じゃね?もうちょっとソフトなタッチで回答しようよ。
 
 
ビーグルしっぽビーグルからだビーグルからだビーグルからだビーグルからだビーグルからだビーグルからだビーグルあたま

 

 

さてさて…

学校の仕組みや連絡先がわかりずらいという話。

 

ご存じの通り、息子はフィギュアスケートの「選手」をしている。

点数とかランキングとかいろいろあるよーく考えると地味にシビアの世界にいる。で、息子がそんな世界にいるので、とりあえず、息子の点数やランキングに引っかかるような試合は、息子が出ていなくても地味にチェックしている。ほかの選手のジャッチスコアとか。チェックしながら、おいらは性格が悪い?とか、なんでこんなことしているんだ私とか思ったりも時々するが、息子が頑張りたいわけなので、私も親としてレーダーを張っている。

 

息子は、技術的に結構いい線行っているのですが、練習量が同じカテゴリを滑走しているほかの選手よりも絶対数が少なかった。その心は、

 

10歳になるまでは、気合の入りすぎた練習量はさせない

(心にも体にもよくないから)

 

である。娘は、今シーズンから滑ってないですけど、スケートママ歴はそれなりに長くなってきたので…「親」として注意するところは注意せなあかん。コーチの話だけをうのみにしてダメ。ってことでございます。

 

幸い、今のコーチと私のアイデアは9割がた合致しているのでもめることはなかったわけですが、娘の過去のコーチとはいろいろあったのでチーン、いくら今のコーチと意見があっても、やっぱりね、自分の目で確かめて息子という「個人」を守っていかないといけないわですよ。私「親」ですから‥‥

 

ま、そういうわけで、かなり気を付けた練習量で練習させてました。

ただ、成長痛やオズグットの発病もありますが、10歳を超えて、これから11歳、成長期に入ろうとするタイミングの練習量はやっぱり大事で、ここで体のことを考えすぎると、今度、心のほうが折れちゃうんでね(ほかの子がどんどんうまくなるのに自分うまくならないとかね)。コーチと相談して練習量を増やすこととなりました。練習量を増やすといっても、コーチは400㎞程離れたところに住んいる週末だけ一緒にトレーニングなので、平日の練習をなんとかしないといけないという話でそれなりに奔走していたわけですが、やっと平日週三日分の練習を見てくれるコーチがきまりました。

 

ただ、フィギュアスケートというスポーツ…だけではなく、スケート関連のスポーツ全部、大きな問題があります。 「ちゃんと練習ができる/許可されている貸し切り時間が必ずしも、自分の生活に合う時間とは限らない」という事なのでございます。

 

 

・・・ちーん真顔

 

 

しかーし、ドイツはそういう点「だけ」は学校教育…助かるんですよ。

いろいろな規定があるのですが、「法律」でこういう条件だったら、学校の公欠がとれる…とか早退できる…とかいろいろあってです。

 

息子は週に3日学校運営の学童みたいなところに通っているのですが、早退や休みは学校教育の一環という事になっているので準学校教育の範囲に入るため、勝手にできないんですよ。普通は。 ただ、今回追加することになっている練習は「スポーツ」に関するちゃんとした、準教育水準のアポであり、練習に行ったとかも証明ができるため、「メイン」の授業を早退することは、大会(といっても、そこら辺の大会じゃなくて国際大会や州選手権、国の選手権)じゃないと早退できないけれどもね。でも、学童に関しては、練習早退が可能なのです。なんといっても、「準」教育なので。

 

だけど、この申請…小学校の時は、校長先生にすればよかったんですけど、ギムナジウム…校長先生にお願いにいったら、「僕がOKしたら、確かにOKになるんだけど、実は担当の教頭がいるからそっちにいって頂戴。」とのこと。

 

…が、子供達の学校、超マンモス校っていうのもあるんですが、複数の教頭先生(全部で8人)いて、校長先生、どの教頭が担当なのか明確に名前で教えてくれなかったんですよねー。

 

やーーめーーーてーーー。

 

さすがに、たらい回しにはならないんですが、息子に「学校の総務課言って、どの教頭が担当なのか聞いてこい」って何度言っても、「あ、聞くの忘れた」って帰ってくるし、担任先生にどの教頭が担当なのでしょうかとメールしたら…OGSの担当教頭?…わからないから調べてみるとメールが来たまま、単にの先生はコロナで2週間ダウン。

 

どーーしろと?

 

やっと本日、どの教頭が担当なのかわかり、申請できました。

もうね…マジ勘弁。

たらい回し…ではなかったけど、ともかく時間と体力が必要だった。

なんでこんなことで無駄な体力使うのだろう…ドイツ。

 

 

さー、シーズン開けたばかりですが、がんばるぞー。

 

 

 

 これはたらいではない。果汁を絞るやつ(Www